ランディ・クロフォードのセルフカヴァー版「Street Life」(クルセイダーズで彼女が歌ったダンスクラシック!)が映画のオープニングでした。バート・レイノルズが自ら監督した刑事アクション映画「シャーキーズ・マシーン」のサントラ。サラ・ヴォーンが歌うテーマ曲もいいし、チェット・ベイカーやジュリー・ロンドンをサントラに紛れ込ませるセンスもいい。.
Street Life.
Love Theme From Sharky’s Machine.
My Funny Valentine.アメリカのローカルミュージシャンたちをサポートする地元ラジオ局やコミュニティを中心に起きた「ホームグロウン」シリーズ。サンディエゴ、アリゾナ、そしてハワイへと飛び火していった連帯。その運動の拠点となったサンディエゴの1976年版。楽曲のレベルが高くて舌を巻きます。ダイアナ・、オンゼジロ&サラ・エック「Leucadia」なんて、どうして彼女たちがデビューできなかったのか不思議なくらい。地元で歌い続けることの尊さもここにはあるような気がします。.
Singing My Way To San Diego.
Leucadia.
Never Walk Away.ハワイアンと近似値の高い音楽で知られるタヒチのミュージシャン、オーギー・ゴーピル。ジャズの影響を強く受けた土俗的な部分と洗練された部分が混ざり合ったコーラス! 50年代にDeccaなどアメリカ本土のレーベルに録音を残していることで知られていますが、この私家版的な発掘音源はなんと30年代のもの! すでに、こんなににダイナミックな音源があったなんて!.
Vana Vana.
Manue.
Mokihana.折からのブームに乗って、キャノンボール・アダレイが若きセルジオ・メンデス率いるボサ・リオと制作したアルバム。カラフルで小気味よい演奏が魅力的。当時、ボッサで圧倒的な人気を博したスタン・ゲッツに比べてもアダレイのよくうたうサックスは引けを取っていません。オリジナルは1963年にRiversideからのリリース。セルメンのブレイクや、キアダレイが「Mercy, Mercy, Mercy」のヒットを飛ばしたことによるレーベル移行しての新装再発盤でした。.
Clouds.
Corcovado.
Groovy Samba.「Friends In Love」が一時AORファンの間ですごく人気でしたが、だったらこちらもぜひ。デヴィッド・フォスターを筆頭に、クリス・クリスチャン、ロビー・パットン、ブルース・ロバーツ、デヴィッド・ラスリーら西海岸AORシーンを代表するライター陣が佳曲を提供しています。ディオンヌのAORはどれもよいです。なんといっても、あの「It’s The Falling In Love」のディオンヌ版!.
Reaching For The Sky.
It’s The Falling In Love.
Easy Love.「Sexy Eyes」のディスコヒットによってその路線がひらけた彼ら。もともと持っていた憎めないキャラクターをメロウなセンスと合致させた名曲「Girls Can’t Get it」収録の1980年作。このジャケでハードな内容と勘違いされそうですが、泣けるメロウ連発。このアルバムがいちばんAOR、本当です。.
Girls Can’t Get it.
Body Talkin’.
That Didn’t Hurt Too Bad.バリー・ホワイトのアーリーワークスとしても知られる最高のノーザンソウルガールポップ! 黒人ガールシンガー、フェリス・テイラーはシングルのみを数枚リリースしていますが、この曲はシュープリームス(ダイアナ・ロス)そっくりでビックリ! でもメロディ、アレンジともに素敵なクリスマス&冬ソウルですよ。B面はインストで、これぞバリーのお仕事の原点といったテイストであります。.
It May Be Winter Outside.
Winter Again.60年代後半、すこしずつアーティストとしての自覚を芽生えさせてゆく直前のスティーヴィー。少年時代の魅力を持つ感じさせる最後期のシングルともいえるでしょうね。全米チャートでは最高9位。B面はアルバム未収録曲で、レイ・チャールズ・スタイルのソウルバラードです。モノラルミックス。.
Shoo-Be-Doo-Be, Doo-Da-Day.
Why Don’t You Lead Me To Love.国も人種も違うジャズ・ヴァイオリニスト4人が勢揃い! ぎろっと黒いグルーヴをたたえた音色が大変魅力的なスタッフ・スミスをリーダーに、大御所ステファン・グラッペリ、デンマーク出身のスヴェンド・アスムッセン、当時20代半ばのジャン・リュック・ポンティという興味深い顔ぶれ。バックを担当するのはケニー・ドリュー、ニルス・ヘニング・オルステッド・ペデルセンらのピアノトリオ。ヨーロッパでのライヴ・レコーディングで、メンバー同士のやりとりも生々しく感じ取れます。.
Summit Soul.
It Don’t Mean A Thing.
Pennies From Heaven.Capitolのプロモーション用サンプラーはジャケや編集に気が利いてるのが多いですが、これも面白いです。ラジオ番組の1分ほどのブレイク(隙間)にかけられるように所属アーティストの音源を1分台でエディットしてしまいました。全21曲を隙間で宣伝しようというレコードなのです。大胆なことしますね。.
What The World Needs Now Is Love.
Papa, Watcha Let Me Go To Town With You.
Watch What Happens.CASIOトルコ温泉、neco眠る、EMERALD FOURなどで活動してきたおじまさいりのソロ作。まさかのem recordsからのデビューです。レーベルコメントより→おじまさいりのソロプロジェクト《くまちゃんシール》のアルバム完成。透き通ったヴォイスが浮遊してぐるぐる回る無重力サウンドワールド、その真の魅力は奥に宿る胆力の強さ。Le MakeupとTakaoの全面サポートのもと、代表作ができました!.
狼の庭 (O kami no niwa).
CHINA珊都異知(Chaina-sandoicchi).
ラドナミン (Radonamin).エスキヴェル楽団のスチールギター奏者として重用されたことが現代では有名ですが、1940年代には自身のバンドを率いてラジオなどで活躍したリーダーでもありました。キングシスターズのルイーズと結婚したことで、彼女たちもちょくちょく客演。もちろんギターも随所で弾いてます。良質な放送録音盤です。.
A Drowsy Old Riff.
Everything Happens To Me.
Hindustan.トミー・ドーシーやネルソン・リドルのもとでギターを弾き、初期Capitolにカタログを残す職人ギタリストの異色のロック盤! 来たるべきニューリズムのロックンロールとストロールを盛り込んで、若い世代にも売り込もうという企画です。耳馴染みのあるメロディに男性コーラスがスキャットやリズム名を織り込んでいくというユニークなアレンジ。2拍4拍強めのアレンジで統一していて、聴き心地も踊り心地もよいです! かっこいいジャケの人気もあってレア!.
The Rock N’ Roll March.
Raunchy.
Strollin’ Home.熱く疾走するダイナマイト級ブラジリアングルーヴ「Jack Miraculous」を聴いて、足腰&胸が躍らない人はいないでしょう! カナダ出身の孤高のマルチプレイヤーのセカンド。熱気と清涼感が絶妙にクロスした初期の作品は格別。この浮遊感とファルセットボイスが最高! 厳しく突き詰められたサウンドには孤独が映ります。.
Jack Miraculous.
Felicia.
People Gotta Move.クインシー・ジョーンズとの共演でも知られるスウェーデンのバンドリーダーのジャズ作品。ベンクト・ハルベルク、アルネ・ドムネラスなどスウェディッシュ・ジャズの名ミュージシャンを揃えたビッグバンド編成です。アメリカのジャズスタンダードに交えて自作曲をいくつか交えた構成。格別に奇をてらったことをしているわけではないのですが、演奏には知的なクールさが濃厚。かといって緊張感でピリピリというほどではなく、参加ミュージシャンのプレイは伸びやか。これが北欧ジャズの気持ち良さなんでしょう。.
With A Little Bit Of Lock.
Frantic Blues.
Valley Stream Special.カジュアルでスタイリッシュなギターを50年代から弾き続けている名手。本作はハンク・ジョーンズをピアノに迎えてのシンプルなカルテット・アルバム。ボッサやビートルズを採り上げていても、あくまでジャズのスタンスを崩さずにいるところにこの人の美意識を見る気がします。慎ましやかでインティメイトな空気、乾いた質感も心地良くて。オリジナルの型抜き見開きジャケット。.
On A Clesr Day If You Can See Forever.
イパネマの娘.
My Favorite Things.タイトル曲でもある「野生のエルザ」のジャズヴァージョンが最高です。この曲ではホーンは参加せず、透明なアンサンブルが楽曲のスマートさを際立たせています。全体にソウルジャズ色が濃い(この人にしては)のも特徴。マイルス・デイヴィス「So What」のカヴァーは意表を突いてかっこいいです。.
Born Free.
So What.
A Time And A Place.チェックメイツ・リミテッドを名乗る直前、ソニー・チャールズのソロ名義でリリースされたシングルです。A面はフィル・スペクターのプロデュース、ペリー・ボトキン・ジュニアのアレンジ、ラリー・レヴィンがエンジニア。A&M期のスペクター・サウンドの方程式です。.
Black Pearl.
Lazy Susan.雰囲気や佇まいはまるでローラ・ニーロ。バッファロー・スプリングフィールドやビリー・ホリディのカヴァーを伸びやかに歌う彼女、実はローラの友達なんですね。私も彼女みたいになれたら、という願いが現れたということなのかも。自作は2曲で、あとはカヴァー中心ですが、JTの「Brighten Your Night With My Day」が出色。ジャズ色の濃いバックの音作りにもご注目を。 .
Brighten Your Night With My Day.
Illinois.
Temptation ‘Bout To Get Me.「西暦2525年」の大ヒットを持つフォークロックデュオの未来派宣言アルバム。当時際先鋭のモーグシンセが乱れ飛ぶプログレッシヴフォークロックです! リック・エヴァンスが書くドリーミーなアシッドテイストの曲がどれも最高にすばらしい出来です。16ビートの「In My House」、夢見がちな「She Never Sleeps Beside Me」など、目から鱗が落ちまくり!.
During REM.
She Never Sleeps Beside Me.
The Candy Machine.ラウンジ・ギター/マンドリン奏者として名前を聞くディック・ディア。その人がこんなに洒落たポップ・アルバムを出していたとは。60年代アメリカの人気TVドラマのテーマ曲ばかりを集めて演奏した快調盤。「ナポレオン・ソロ」「ペリー・メイスン」「アダムス・ファミリー」…。アル・カイオラ、ディック・ハイマンら才人職人たちがサポート。ジャジーなアレンジが最高!.
The Man From Uncle.
Peyton Place.
The Addams Family.CCM界を代表する男性コーラスグループ。長い歴史を持つ彼らですが、本作で加入したラス・タフによってAOR的なサウンド作りとヴォーカルワークが可能となりました。クリス・クリスチャンのプロデュースもとても冴えています。A-3「Gotta Watch, Gotta Play」からA-5「There Will Never Be Any Peace」のメロウな展開には思わずうならされますよ。特にファルセット使いの後者はスウィートソウル風の趣も。このあとに続く作品のクオリティも高いのであまり語られない作品ですが、本作だってすごくハイレベル。.
There Will Never Be Any Peace.
More Each Day.
Gotta Watch, Gotta Pray.ハレクリシュナ系ディスコソウルの傑作。AORの隠れ名盤として知られるラーサ(Rasa)とも通じるプロダクションです。高揚感とメロウネスが同居したフィリー風の最高のダンスナンバー「Can't Find The Way」「I Believe In Thee」やタイトル曲など8曲を収録。全曲を書いているのはキーボード奏者、ホルヘ・バリオ。サルソウル・サウンドに通じる色気もあり。本作もAOR隠れ名盤です。.
Can't Find The Way.
Don’t Want That Illusion.
I Believe In Thee.1977年作品。快活なポップソングや繊細なバラードに持ち味のある人ですが、このアルバムはAOR路線(スーツできめてます)。全曲ドラムはジェフ・ポーカロ。メロウな16ビートやバラード、ドライヴ向けのダンサブルなナンバーなど、AORのツボを抑えた好内容! 彼の作品中、AORファンに一番人気なのはこのアルバムかと。.
Fool For Your Love.
I Want You Back.
Easy To Love.正式にはセカンドアルバムですが、一般的には、ここから彼の名は広く知られます。プロデューサーのトミー・リピューマの高い美意識のもと、クルセイダーズをバックに迎え、洗練されたサウンドを大きく前面に展開。AORという音楽にまつわるムード作りの礎にある重要作品です。エレピを中心としたファンキー&メロウなテイストが、70年代の分岐点の心に強く響いたのです。.
Nightmoves.
Monkey See - Monkey Do.
Popsicle Toes.1962年制作のアメリカ映画「荒野を歩け」サウンドトラック盤です。ルー・リードの曲がヒットするまで「Walk On The Wild Side」と言えばアメリカではこの映画のことでした。黒猫が悠然と闊歩するオープニングタイトルは、本当にもう最高。ジャズフィーリングを巧みに取り入れたスコアが最高にヒップ!.
Walk On The Wild Side.
Night Theme.
Walk On The Wild Side Jazz.いにしえのジャズの都カンザスシティで活動した女性ジャズシンガー。東洋系のピアニスト、マイク・ニンの率いるクインテット(レーベルも彼の主宰)を従えての颯爽とした歌いっぷり。「Twisted」やボブ・ドロウの「Better Than Anything」など、頭の回転の速い女性によく似合う歌がうまい。でも、親しみの持てる感じ。裏ジャケの写真からもそんな彼女の佇まいがわかります。.
Twisted.
You Gotta See K. C..
Better Than Anything.最強のザディコR&B! アコーディオンを巧みにあやつり、黒くグルーヴする酒場のロック&ブルースをルイジアナのバイユーで作り出してきた王者クリフトン・シェニエ! 彼が自前のバンドを従えてスイスのモントルー・ジャズフェスを熱狂させた77年のライヴを2枚組に収めたアルバムです。最高最高最高!.
No Salt In Your Snapbeans.
Here Little Girl.
Louisiana Two-Step.ピクチャースリーヴ付! ラスカルズのメンバーも若き日に在籍したロックンロール・ダンスバンド。一世を風靡した大ヒット「Peppermint Twist」の余勢を駆ってのナイス・シングルです。アイズレー・ブラザーズのヴァージョンもいいけど、こっちもガレージ的な勢いでかっこいい!.
Shout Part 1.
Shout Part 2.ロッド・マキューン主宰のStanyanレーベルに残した異色作。早口ヴォーカリーズをここでは封印。大人のセンチメンタリズムを歌います。ストリングスは深みだけでなく浮き世の儚さも表現。それも、彼の卓越したヴォーカルコントロールがあってのこと。大人ならではの孤独感の表現を求める方へ。ある意味、シンガーソングライター的な境地とも。.
L'il Darlin'.
We'll Be Together Again.
Once Upon A Summertime.