UKジャズシーンにあって、ハードバップ精神を貫いて道を切り開いた凄腕プレイヤー、タビー・ヘイズ。本国では「Tubbs」のタイトルでリリースされた本作が、アメリカで紹介された初リーダー作となりました。冒頭の「The Late One」からしぶきが飛び散るような快感怪演! コンボでもビッグバンドでも疾走します!.
今のように楽譜やパソコンの音楽ソフトがまったく充実していないこの時代、ヴェンチャーズのサウンドをコピーしたい若者たちにとって、これは聖典! その第四弾となるこのLPはベース篇。ヴェンチャーズ・サウンドを支えるボトムを担うベースにフォーカスした一枚です。練習レパートリーにJB「Papa’s Got A Brand New Bag」などのソウル・ナンバーがセレクトされていることにも注目です!(ベース聴いてるだけではとても地味なんですが!).
父のルーファス・トーマスも大人気だったソウル娘。このタイトルは、この前作がオーティス・レディングとのデュエットアルバム「King & Queen」だったから。まさかこの年の暮れにオーティスが亡くなってしまうことは予見していないと思います。ソロとしては3枚目。歌の上手さを活かしたソウルフルなバラードが並んでいますが、かっこいい「I Take It To My Baby」は人気曲。アルバムの幕開けこそバカラック「Any Day Now」に譲りましたが、ソングライターとしてのヘイズ&ポーターの実力が発揮された名曲多し。.
Odeレーベルでのラスト・アルバム。慣れ親しんだセクションのメンバーに再び演奏をまかせ、ジェームス・テイラーを筆頭に、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、J・D・サウザーらをゲストに迎えています。「Only Love Is Real」など「Tapestory」「Music」の頃のムードに戻ったような佳曲が多いですね。隠れた名作だと思います。.
オルガン奏者としても定評のあるJB。ヴォーカルものはKing、インストやJB一座のライヴなど企画ものはSmashと発売するレーベルを分けていた時期です。まさにハーデスト・ワーキングマンならでは! 「Papa's Got A Brand New Bag」「Out Of Sight」インスト版や「Sidewinder」「Song For My Father」など本格的なソウルジャズも!.
収録曲・データ
【曲目】Papa’s Got A Brand New Bag (Part1) / Papa’s Got A Brand New Bag (Part2) / Oh, Baby Don’t You Weep / Try Me / Sidewinder // Out Of Sight / Maybe The Last Time / Every Beat Of My Heart / Hold It / A Song For My Father (Part1) / A Song For My Father (Part2)
フレンチ・ホルン奏者としてジャズのフィールドで活躍したデヴィッド・アムラムの、ひねくれシティポップSSWアルバム。マーティン・マル的ユーモアとボブ・ドロウ的洒脱をケニー・ヴァンス風にまとめた! そんな奇跡があるのです。スイング「Little Momma」や、メロウに揺れながら物語を綴る「The Professor And The Panhandeler」は大穴!.
【曲目】South Of The Border / The Girl From Ipanema / Hello, Dolly! / I’ve Grown Accustomed To Her Face / Up Cherry Street / Mexican Shuffle // El Presidente / All My Loving / Angerito / Amor Y Dinero / Numero Cinco / Adios, Mi Corazon
【曲目】Little Jazz Bird / The Wine Of May / There’s A Lull In My Life / I’ll Only Miss Him When I Think Of Him / How Is Your Wife / Self Defence Waltz // Cliches / Spring In Manhattan / Songbird / Our Love Rolls On / When The End Comes
トッド・ラングレンの2枚組ライヴ盤「Back To The Bars」発売にあたって制作されたプロモーション盤。A面にはアルバムから、ライヴのハイライトを(好選曲!)。注目はB面で、トッドと彼の親友であるパティ・スミス(!)による会話(パティがインタビュアーを務めるかたち)が片面全体にわたって収録されているのです!.
It Wouldn’t Have Made Any Difference.
I’m So Proud.
A Conversation With Todd Rundgren And Patti Smith.
ジェイ・グレイドン・プロデュース。もちろんデヴィッド・フォスターも参加。隙もないほど完璧なAORサウンドが出来上がりました。ディオンヌとグレイドンの力量の高さに頭が下がります。一曲目「For You」から内容最高です。そう、このリフがグレイドンそのものなんですよねえ。ジョニー・マティスとの共演曲「Got You Where I Want You」もお見事です。.
美しい…。彼女にとっては約10年振りのソロ・シンガーとしてのレコーディング(アルバムとしては14年ぶり!)はジャズ・ピアニスト、ボブ・フローレンスと二人だけのスタジオ・ライヴ。あのうるわしい声に衰えはなく、ますます表現力を増しています。「One Note Samba」から「A House Is Not A Home」に至る後半には特に圧倒されます。.
ABC時代のレイ・チャールズを見くびってはいけません。「我が心のジョージア」を朗々と歌っていたイメージが強すぎるかもしれませんが、彼の心の中のR&Bの炎は消えていないのです。この1964年のアルバムは、ライ・クーダーのカヴァーでも知られる「Smack Dub In The Middle」で幕開け。ベニー・カーター、ジョニー・パーカー、オリヴァー・ネルソンらがアレンジしたビッグバンドをバックにグルーヴしています。立派なソウル・アルバムです。.
全米23位のヒットを記録したタイトル曲「ブルーレディに紅いバラ」。高音域を活かしたテノールのボーイ・ヴォイスを武器に、人気を重ねていた時代の代表的なヒットです。ラスヴェガスで繰り返しショーを開きミスター・ラスヴェガスと呼ばれるシンガー。ショービズっぽいバックのサウンドも、彼の声とキャラクターと一緒になるとどこかポップ。60sっぽいナンバーB3「I'm Looking Over A Four Leaf Clover」も斬新なサウンドです。.
収録曲・データ
【曲目】Red Roses For A Blue Lady / So Long Lucy / Laura Lee / Heart / One More Memory / Don't Talk To Me // Laughing On The Outside / They'll Never Know / I'm Looking Over A Four Leaf Clover / Looking Through A Tear / I'll Be With You In Apple Blossom Time
シアリングの黄金時代を作るCapitolと契約して間もない時期のシアリング・クインテットの演奏です。イギリスから渡米してきたシアリングが組んだクインテットにはトゥーツ・シールマンス、アルマンド・ペラーザ、ウィリー・ボボが在籍。透明感のあるクールジャズにエキゾチックなリズムの味付けを施していました。どの曲も独特の美しさで彩られていますが、中でもトゥーツがハーモニカをのびのびと披露する「The Man I Love」は出色。60年代になるとジャケが美女写真に変わるんですが、このオリジナルのイラストも素晴らしい味わい。.
収録曲・データ
【曲目】Aytumn In New York / Strange / Yesterdays / Out Of This World / Goodnight, My Love // Moonray / Cuban Fantasy / Midnight In The Air / The Man I Love
【曲目】Walk Don’t Run / Old Folk / Days Of Wine And Roses / The Girl With The Flaxen Hair / My Foolish Heart // By Myself / I’m Old Fashioned / Sweet Lorraine / Choro Da Saudade / Dreamsville
【曲目】Hilo E / Hoonanea / Haole Hula / E Liliu E / Nani Wale Na Hala / Ula Noweo / Lovely Hula Hands / I Alii No Oe / Thus Pounds the Poi / Cockeyed Mayor of Kaunakakai / Kawika / Hanohano Hanalei // Song of the Islands, "Na Lei o Hawaii" / Dargie Hula / Moana Chimes / The Wedding Song, "Ke Kali New Au" / Farewell Song, "Aloha Oe"
イタリアから登場した俊英ピアニストと、アメリカからやってきた職人肌のピアニスト。1979年12月1日にボローニャでレコーディングしたデュオアルバムです。ふたりのピアノ以外の楽器は存在しないのに、とっても豊かで広がりのある世界観。リズム楽器がいないのに心が踊る「Bossa with Regards」収録!.
Columbia Special Productsでの60年代後半のリイシュー(オリジナルリリースは1964年)。
ソフィア・ローレンのTVスペシャル・サントラ!
米ABC-TV制作のスペシャル番組のためにわざわざ作られたサウンドトラック盤。今ではよくある女優が観光地を巡るというもので、いわば「いい旅夢気分」。ですが、その女優がソフィア・ローレンで、音楽がジョン・バリーだとは、なんとゴーカな! 彼女が歌う「Secrets Of Rome」もしっとりキュートです。このリイシュー盤はオリジナル(1964年リリース)とはまったく違うジャケですが、ソフィアではない女性をあしらったアートワークがかわいいのです!.
【曲目】You Can’t Sit Down / Money (That’s What I Want) / Louie, Louie / Do You Love Me / Big Boy Pete / Oo Poo Pah Doo // Sometimes / Gone / These Are Bad Times (For Me And My Baby) / Fever / Time Is On My Side / A Kiss To Remember You By
【曲目】Worry No More / Breakin My Heart / Delia / Buried Alive / Come To Realise / Infekshun // Seven Days / We All Get Old / F.U.C. Her / Lost And Lonely / Don't Worry