【曲目】What's New / I've Got A Crush On You / Guess I'll Hang My Tears Out To Dry / Crazy He Calls Me / Someone To Watch Over Me / I Don't Stand A Ghost Of A Chance With You / What'll I Do / Lover Man (Oh Where Can You Be) / Goodbye
ここから「Chuck E.'s In Love(恋するチャック)」が大ヒット(全米4位)したファーストアルバム。みんな彼女に恋したんですよ。ラス・タイトルマン、レニー・ワロンカーの薫陶を受けデビューした彼女の永遠に色あせることのない1枚です。見とれてしまうジャケットです。.
収録曲・データ
【曲目】Chuck E.'s In Love / On Saturday Afternoons In 1963 / Night Train / Young Blood / Easy Money / The Last Chance Texaco // Danny's All-Star Joint / Coolsville / Weasel And The White Boys Cool / Company / After Hours
【曲目】Ash Grove / House Of The Rising Sun / Every Night / Sinner Man / Black Is The Color / I Love A Bonnie Lad / I Know Where I’m Goin’ // The Cuckoo / Riddle Song / Bonnie Wee Lassie / House Carpenter / Lady Isabel / Tell Old Bill / Two Brothers
カナダ、ケベック地方出身の美人女性シンガー。78年のリリースで、サウンドにエッジが効いてくる直前のしなやかなAORサウンドです。作曲陣にはマイケル・マクドナルド、ピーター・マッキャンら。ケン・ゴールド作の必殺ミディアムナンバー「You're The Song」はAORファン即死! 透明感のあるハイトーン・ヴォーカルもひんやりとして気持ちいいです。タイトルといい、写真といい、デヴィッド・ボウイへの想いもあったのかも。.
収録曲・データ
【曲目】You Saved Me / Night Time Flight / Just The Way You Are / Goodbye Yesterday's Heartaches / Losin' End // He's Sweet, He's Somebody / You're The Song / I Can't Live Without You / I'll Come Along / Stardust Lady
【曲目】Wait Like A Lady / And I Never Did / Get Along Handsome / Comfortable / This Isn't An Ordinary Love Song // Weddin' / I'm Letting Go / What If / Ollabelle And Slim / Rider
ブロードウェイ出身の女性シンガー。良きジャズマンとの共演に恵まれ、Prestigeレーベルに佳作を残しています。本作はオルガンのジョニー・ハモンド・スミス率いるクインテットで9曲。ゆったりラテングルーヴ「Vaya Con Dios」からいい感じです。バッキー・ピザレリのギターのワザが光る曲が1曲(「Games That Lovers Play」)という構成。ジャケットの色合い通りのウォームな感覚が漂う大人の女性ヴォーカルです。.
シングルではブリルビルディングの若いソングライターたちの作品を数多く採り上げているイーディ・ゴーメ(夫のスティーヴ・ローレンスもそう)。この曲もゴフィン&キングが提供したセンチメンタルな名曲。そのままキャロル・キングの声が聞こえてきそうじゃないですか? B面は人気アルバム「Blame It On The Bossa Nova」からのカット。音質音圧ともに申し分無し!.
ソングライター、シンガーとしてノリに乗っていた時代の彼女の代表作。ヒットしたのはバラードのタイトル曲ですが、このアルバムを現代的に評価させるのは珠玉のフリーソウル・チューンの数々。もともとスティーヴィー・ワンダーが70年代シュープリームスのために書いた「Bad Weather」が最高です。AORファンには「Shine Like You Should」も! プロデュースはレオン・ウェアで、彼女の黒っぽさを引き出しています。.
バカラックの「Knowing When To Leave」は彼女の声に合ってますねえ。この曲のカヴァーはいくつかありますが、これは個人的にベスト3に入ります。70年代の彼女にはソフトな名盤が多いので要注意です。B面ラストの「Yesterday I Was Young(帰りこぬ青春)」には思わず涙。「Nice People」では、ふんわり浮遊した気分に。柔らかくて包容力のあるアレンジは一曲を除きドン・コスタ。.
収録曲・データ
【曲目】Tonight I’ll Say A Prayer / You’ve Made Me So Very Happy / A Time For Us / Nice People / Quiet Soul / It Takes A Fool Like Me // Didn’t We / Time / Knowing When To Leave / Without You / Yesterday, When I Was Young
【曲目】Beginning To See The Light / I’ll Never Say Never Again / Get Happy / Why Did I Choose You / Just In Time // As Time Goes By / Where Is Love? / My Ship / Spring Will Be A Little Late This Year / Someone To Watch Over Me
アメリカで50年代末から約10年にわたって続いたソープオペラ(TVドラマ)「As The World Turns」でのおしゃまな主役としての役名が”ペニー”。当時のアメリカで彼女のことを知らない人はいなかったと言います。もともとミュージカル出身である彼女。歌の上手さは保証済み。Phraosというマイナーレーベルからの発売だったため、なかなか見かけません。ラブリーなバラードから、コケティッシュに弾むポップソングまで、晴れやかな魅力があります。.
【曲目】Rosemary's Baby / Amour (Giu' La Testa) (uit "Il tait Une Fois La Revolution") / Adagio Uit Concierto De Aranjuez / Singalong Junk / Chanson De Maxence (Uit De Film "Les Demoiselles De Rochefort") / Adagio Uit Concerto For Oboe And Strings // Poeme / Alone / Bachianas Brasileiras V / Sad Model / Prelude No. 2 / The Way We Were
【曲目】South Side High School Class Reunion / Steal Him Away / Be Bop Betty / Happies Day Of My Life // Like An Old Time Melody / I Got Love For You Ruby / You Can Do Magic
50年代から歌い続けてきた女性ジャズシンガー。LP時代末期のリリース作です。若きサックス奏者、ゴードン・ブリスカー率いるコンボとのレコーディング。余計な装飾をせず、彼女の歌のうまさをそのまま引き出します。「Zanzibar」「Without A Friend」などボッサフィーリングの曲が絶品。当時彼女は50代後半ですが、リズム感がまったく衰えてなくてすごいです。.
80年代以降の彼女のステージに欠かせない曲となっていた「To A Child ...」を収録した84年作。プロデュースも彼女自身(トッド・ラングレンが助力しています)。見落とされがちな一枚ですが、端正でソウルフルな歌声に変わりはありません。天才少女としてデビューし、結婚、出産などを経験してきた彼女の人生がじわりとにじんでいます。.
60年代半ばのポップムードと洗練性に富んだ傑作。ボブ・ドロウ、トミー・ウォルフ、サイ・コールマンをはじめジャズ界の“わかってる”作家陣の書き下ろし新曲を用意。スー・レイニーのImperial三部作にも通じるポップ感覚が素晴らしいです。ラストナンバー「Hold Your Head High」はランディ・ニューマンとジャッキー・デシャノンの共作曲。夏の日差しにくらっとした瞬間を思わすソフトボッサ「There Is No Right Way」もまぶしくて。.
収録曲・データ
【曲目】Wonderful Life / There Are Days When I Don’t Think Of You At All / There Is No Right Way / Goin ToCalifornia / Is It Over Bab? / I’ve Never Been Anythng // Sometime Ago / Nothing Like You / Here I Go Again / Mad At The World / This Life We’ve Led / Hold Your Head High
モデル出身の美女シンガー唯一のアルバム。魅惑的なポートレートのせいもあって、海外では高値の一枚。抑制されたオーケストラ、ヴィブラフォンの響きを活かした幽玄としたジャズ・コンボをバックに、さりげなく色気と憂いをしのばせた歌が彼女の魅力です。エキゾチックなタイトル曲はヘンリー・マンシーニ作の「Lujon」に歌詞を付けたもの。揺れる真夜中系ボッサ「Love Me」や「This Is New」も素敵。.
収録曲・データ
【曲目】Blue Prelude / The End Of The World / Good-Bye / Help A Good Girl Go Bad / A Slow Hot Wind / I Enjoy Being A Girl // Just You, Just Me / Willing And Eager / Love Me / This Is New / Nobody’s Heart / I Fall In Love Too Easily
もともとフォークシーン出身。ディープでブルージーな声質を活かしてジャズブルース的な方向に向かった作品。説得力のある歌声はジュディ・ヘンスキの同傾向のアルバムとも通じます。また、若きケニー・ランキンの書いた「In The Name Of Love」をいち早く採り上げています。黒いセーターを着たポートレーイトにうっとり。ケニー・バレル、ジョー・ニューマン、フィル・ウッズ、チャーリー・マリアーノ、ミルト・ヒントンら、NYのジャズメンがバックアップ。.