「Friends In Love」が一時AORファンの間ですごく人気でしたが、だったらこちらもぜひ。デヴィッド・フォスターを筆頭に、クリス・クリスチャン、ロビー・パットン、ブルース・ロバーツ、デヴィッド・ラスリーら西海岸AORシーンを代表するライター陣が佳曲を提供しています。ディオンヌのAORはどれもよいです。なんといっても、あの「It’s The Falling In Love」のディオンヌ版!.
【曲目】 “The Half Of It, Dearie” Blues / I Was Doing All Right / He Loves And She Loves / Love Is Sweeping The Country / Treat Me Rough // Love Is Here To Stay / Slap That Bass / Isn’t It A Pity? / Shall We Dance? / Love Walked In / You’ve Got What Gets Me
本名はローラ・イエーガー。ローラ・ニーロなどこの時代の女性シンガー・ソングライターに寄せた個性を押し出したというところでしょうか。デビュー作ではまだポピュラー色もあった彼女ですが、このセカンドでは歌も演奏もすっかりSSWモードで、とてもいいです。キャロル・キング、レスリー・ダンカンのカヴァーもナイス。「You Keep Me Hanging On」の解釈には驚きました。.
美しい…。彼女にとっては約10年振りのソロ・シンガーとしてのレコーディング(アルバムとしては14年ぶり!)はジャズ・ピアニスト、ボブ・フローレンスと二人だけのスタジオ・ライヴ。あのうるわしい声に衰えはなく、ますます表現力を増しています。「One Note Samba」から「A House Is Not A Home」に至る後半には特に圧倒されます。.
彼女のアルバムの中でも一、二を争うのではないかと思えるほど美しいポートレート。ジミー・ハスケルによるたおやかなストリングスをバックに、ロマンチックなナンバーを歌った1枚です。「The End Of The World」や「My Coloring Book」といったヒット曲がレパートリーに加わっているのもステキです。.
収録曲・データ
【曲目】In The Wee Small Hours Of The Morning / As Long As He Needs Me / Red Sails In The Sunset / Every Time I Meet You / The Second Time Around / That’s All // You Go To My Head / I Wanna Be Around / The End Of The World / No, Not Much / My Coloring Book / Autumn Nocturne
【曲目】Times Square / The Blue Millionaire / Falling From Grace / Morning Come // Ashes In My Hand / Running For Our Lives / Ireland / She's Got A Problem
「Pillow Talk」の大ヒットから4年後。次は“私の上に”ですか。甘茶ソウルの女伝導師にして、数々のレーベルを興した実業家(そのひとつがヒップホップの源流Sugar Hill)。もっとさかのぼればかしまし男女R&Bデュオのミッキー&シルヴィア。その時代の出世作「Love Is Strange」の70年代ヴァージョンも、ここでかましています。もこもこした音質が逆に愛おしさを誘う女帝盤。.
1962年に「Love Letters」をヒットさせた彼女(ジュリー・ロンドンで有名ですが、チャートに上がったのは彼女のほう)。その後もアルバムを重ね、ここでもソウルフルにスイングしたヴォーカルを聴かせます。ディオンヌ・ワーウィックもカヴァーした「You Can Have Him」がグルーヴィー・ゴスペル。.
スチュ・フィリップスの柔軟なオケをバックに、伸びやかに歌う女性シンガー。ふくよかさとクールなハスキーさが同居しています。ジャケの美女が彼女なら、さらにイメージアップ! 「Love’s A Snap」なんて曲を歌うくらいですから、リズムに対する感覚もいい。多彩なリズムを相手に絶妙なスイング感を披露してくれます。.
収録曲・データ
【曲目】Love’s A Snap / Easy Does It / The Nearness Of You / Something’s Gotta Give / Time After Time / The Very Thought Of You // I Like The Likes Of You / You, You Romeo / You’re My Thrill / Suddenly / Easy To Love / You’re The Greatest
ブロードウェイで役者修行をしていた彼女の元に舞い込んだ歌手デビュー話。相棒は若きバリー・マニロウ。ここからアンドリュース・シスターズ「Boogie Woogie Bugle Boy」(最高!踊れる!)が大ヒットするのですが、「Do You Wanna Dance」「Chapel Of Love」などのスタンダード解釈も斬新かつ魅力的。「Friends」ってなんていい曲なんだろう!.
【曲目】 It Never Was You / Dancing In the Dark / Music, Maestro, Please / A Woman's Love is Never Done / Rabbit at Top Speed / I Happen to Like New York // Summer Love / That Certain Feeling / I Had Myself A True Love / What Have You Done All Day? / Summertime / Nobody Else But Me
【曲目】’Deed I Do / Makin’ Whopee! / A Cottage For Sale / Clouds / Come Back To Me / Chasing Shadows // It’s Been A Long, Long Time / After You’ve Gone / Am I Blue / You Brought A New Kind Of Love To Me / Wrap Your Troubles In Dreams / East Of The Sun
知的でジャジイなセンスと、都会的なブルーアイドソウル感覚。そのふたつに加え、NYポップスの伝統を知るヴィニ・ポンシアのプロデュースワークが合致した70年代半ばの彼女の作品は、実は素晴らしい完成度。本作でもマイケル・フランクス「Monkey See, Monkey Do」カヴァーにコロリ。「There's More Where That Came From」は超名曲!.
1930年生まれの女優兼シンガー。甘やかなアルトヴォイスで、四季折々をしっとり歌った愛の歌のアルバムです。また、このアルバムの成功の一因はフランク・デヴォルの壮麗なオーケストレーション。音で景色を描き出し、歌う彼女をそれぞれの主人公にしてくれます。「It Might As Well Be Spring(春の如く)」など、季節を歌いこんだ曲って本当に良いものが多いですね。.
「Judy Roberts Band」や「Night In Brazil」といったAORジャズ傑作で知られる才女ジュディ・ロバーツが正統派なピアノトリオスタイルで臨んだアルバム。ちょいファンキーなブロッサム・ディアリーといった感じの歌と音がむしろ最高! スキャットもきめた「Afterthoughts」のアップテンポボサもいい! 大ベテラン、レイ・ブラウンがベース、若手のジェフ・ハミルトンがドラムス。.
収録曲・データ
【曲目】Soft Shoe / Late Late Show / I Know You Oh So Well / Afterthoughts / Slow Hot Wind / I Got It Bad And That Ain’t Good // Teach Me Tonight / I Could Have Loved You So / You’d Be So Nice To Come Home To / Watch What Happens / Crazy
リズム隊が凄い迫力ですね。ウッドベースがファンキーにうねる「Come Back To Me」がすごすぎて。重心の低いリズム隊のおかげで、「Willie And Laura Mae Jones」や「Spining Wheel」もバッチリ決まってます。タイトル曲はリリカルに揺れるメロウファンクで。「You're All I Need To Get By」もナイスカヴァーです! ソウルを本気でやるときのナンシー・ウィルソンはすごいです。.