彼らの5作目。ソフトロック・ファンに人気の高い名曲「Pretty World」収録です(余談ですがこの曲、大阪万博でのライヴ演奏も最高でした)。エドゥ・ロボやボサ・リオをA&Mに迎え入れた時期だけに、モダンなブラジル色も強く押し出されています。幻想的でスケールの大きな展開を見せるタイトル曲が、来る70年代を予感させてくれます。.
Pretty World.
Empty Faces.
The Dock Of The Bay.ハービー・ハンコックがプロデュースした「Identity」などを経て、本人プロデュースに回帰後の77年作。奥さんのフローラ・プリムの参加はもちろん、今回はジャコ・パストリアスや、トム・スコット、ラウル・ジ・ソーサら気鋭のプレーヤーをフィーチャリング。「The Road Is Hard」などズバリなブラジリアンフュージョンもあれば、サンバ名曲「I'm Fine How Are You?」も。トム・スコットのフルートとサックスがトラックの疾走感を引き立てています。.
The Road Is Hard.
I'm Fine How Are You?.
The Happy People.アイアートの公私にわたるパートナーとして渡米し、70年代にソロアーティストとして大きく飛躍した彼女。ジャコ・パストリアス、ジェイ・グレイドン、デヴィッド・フォスターなどまさにクロスオーバーな才能が彼女の仕事に馳せ参じています。AOR、ブラジリアン・フュージョン、サンバがごちゃまぜになって疾走。グルーヴィーなスキャット・チューン「Overture」がかっこいい!.
Everyday, Everynight.
Samba Michel.
Overture.69年の12月に発売。ブラジル'66で名義ではこれがラスト。次作からはブラジル’77になります。60年代の総仕上げとも言うべき本作の内容は充実のひとこと。最高に気持ちいいボッサに仕上げられた「Wichita Lineman」スピーディな展開がめちゃかっこいい「What The World Needs Now Is Love」など、全篇が洗練を極めています。.
Wichita Lineman.
What The World Needs Now Is Love.
Masquerade.フローラ・プリムの妹さん。姉が拠点とするLAに居を移したのは1977年。アメリカでも姉やアイアートらの協力を得ながら、ミシェル・コロンビエの作品に起用されるなど自分のキャリアを築きました。本作はセカンドアルバム。アイアート、ルイス・ボンファらの助力を特別にクレジットしています。姉譲りの歌声と自在な音楽性が素晴らしいです。チック・コリア「Spain」カヴァーも。.
Bebe.
Manha De Carnival.
Spain.ビリー・ヴォーンが演奏や内容に関与したわけではなく、アメリカにプレゼンしたブラジルのスモールコンボ、という作品のようです。セルメンのヒットで起きたブラジル音楽需要に応えたリリースともいえそう。サンバ、ショーロ、ボッサなど多種多様なブラジル音楽のエッセンスを、軽いタッチで旅情音楽化。シナトラ親子の大ヒット「Somethin' Stupid」を採り上げているのはリップサービスみたいなものかも。イージーリスニングというよりブラジル音楽の滋養高い作品です。.
Somethin' Stupid.
Walking Through Capetown.
Alicia.戦前ブラジルに咲いた大輪の花。彼女の歌声を聴けば、めちゃくちゃに華やかな気分になります。1930年代にブラジルで確固たる人気を築いた後、渡米して活躍した時期のラジオ録音を中心にした私家盤LPです。ジャケの作りは粗い感じですが、音質はかなり良いものが多いですし、彼女の生の表情がうかがえるやりとりや珍しいアレンジに録音が多数。.
South American Way.
I’m Cooking With Gas.
Medley.ブラジルのコーラス・グループから独立し、デュオとして自由で多彩な音楽を求めたテカ&リカルド。76年リリースのサードアルバムです(今回入荷は2002年のリイシュー)。ジャケットからも伝わるふたりの自由なスタンスは音楽にもそのまま反映されています。人気の高い4作目「Desafio De Viola」よりは落ち着いた内容ですが、そのしっとりとした味わいがまたいいのです。.
Saranda.
Pra Que Tanta Explicao.
Estrela Da Cancao.ネルソン・アマラルは、1913年サンパウロに生まれ、ボサノヴァ以前にアメリカにわたって活動していたシンガーでバンドリーダー。1950年代半ばに彼がレコーディングしたブラジル名曲集です。シンプルな編成のラテンコンボをバックに心地よい歌声を聴かせてくれます。いろんなジャケットやタイトルで何度か再発された盤で、こちらはおそらく擬似ステレオ加工盤。.
Brazil.
Currupaco.
Ba Tu Ca Da.