ファーストLP。スタンダードを軽々と60'sポップスに変えてみせる彼らの基本にして名作。大ヒット曲「Deep Purple」もいいけど、ムシ声にも似たエイプリルのキュート・ヴォイスがかわいいアップテンポ「One Dozen Roses」はじめ、実は小粋なツイスト系ダンス・ミュージック満載。シャーリー・エリスあたりのファンにも聴いて欲しいな。Bラス「I’ve Been Carrying A Torch For You So Long That I Burned A Great Big Hole In My Heart」は、確か最長曲名でギネスブックを狙った曲だったはず……。.
収録曲・データ
【曲目】Deep Purple / Paradise / Baby Weemus / True Love / It's Pretty Funny / Tears Of Sorrow // Sweet And Lovely / One Dozen Roses / (We'll Always Be) Together / Indian Love Call / Shine On Harvest Moon / I've Been Carrying A Torch For You So Long That I Burned A Great Big Hole In My Heart
One Dozen Roses.
I’ve Been Carrying A Torch For You So Long That I Burned A Great Big Hole In My Heart.
ゴードン・ジェンキンス(フランク・シナトラのアレンジャーとしても著名)総指揮による“ALBUMUSICAL”。アルバム一枚まるごとジェンキンスが書き下ろした新曲で、恋人達のストーリーが音楽で語られています。こういう世界観が失われてゆくことへの慕情が込められているような気がして、愛おしい一枚になっています。ふくよかにスイングする「To Be In Love」をどうぞ。.
収録曲・データ
【曲目】What It Was, Was Love / What You Say / A Secret Place / Where You Are / Yeah, But What If? / A Man / Boys And Girls // There Goes The Bride / To Be In Love / Which Way Is Yesterday? / We Had It All / The Room With The View Inside / Old Man
低音のハモりが魅力の男性ポップデュオ。60年代後半からアルバムをよく見かけます。きっとホテルのラウンジショーなどでぶりぶり言わせていたのでしょう。バカラックやローラ・ニーロなど本作は選曲もぐっとモダンになった一枚。「Blackbird」のカヴァーがあまりに素晴らしいです。まるでデュークエイセスかダークダックスが歌ってるみたいな「And When I Die」にもビックリ感動! 彼らのアルバムの中でも、これはあまり見かけませんね。.
収録曲・データ
【曲目】Honey Come Back / I’ll Never Fall In Love Again / Traces / Raindrops Keep Fallin’ On My Head / Can’t Help Falling In Love // Love Of The Common People / Coco / And When I Die / Midnight Cowboy / Blackbird
ブラジルのコーラス・グループから独立し、デュオとして自由で多彩な音楽を求めたテカ&リカルド。76年リリースのサードアルバムです(今回入荷は2002年のリイシュー)。ジャケットからも伝わるふたりの自由なスタンスは音楽にもそのまま反映されています。人気の高い4作目「Desafio De Viola」よりは落ち着いた内容ですが、そのしっとりとした味わいがまたいいのです。.
アメリカ・ポップヴォーカル界を長く生き抜いてきた夫妻が、歌で世界を一周。世界各国の言葉で世界各国の歌をうたいます。なんと日本代表は「知床旅情」! もちろん日本語で。オズモンズと共演したメロウ・ソウル「We Can Make It Together」から「Tirteza」へのエンディングの鮮やかさには圧倒されます。ドン・コスタ仕事! .
オヤジ風ながら絶妙に洒落たエンタメ風味が魅力の男性ヴォーカル・デュオ。低音のハモりっていうのが、クセになるわけでして。その中でパッと視界が開けるような爽快ボッサ・チューン「You And Only You」がオススメ。他の曲もアレンジがすごく良く出来ていて、にやにやしながら聴けてしまいます。こういう音を新しい耳で発掘してください!.