ジョン・サイモンプロデュース。ポール・サイモンが提供した「Red Rubber Ball」「Cloudy」、セカンド・シングルとなった「Turn Down Day」など。ソフトロック調の美しいメロディに、ソフトサイケ的なアレンジが施された名盤です! ソフトロック再評価が90年代に日本で巻き起こった頃、入門編の一枚がこれでした。あらためて聴いて、みずみずしさは不変だと感服しましたよ。.
収録曲・データ
【曲目】Red Rubber Ball / Why Can't You Give Me What I Want / Baby, You're Free / Big, Little Woman / Cloudy / Cry // Turn-Down Day / There's A Fire In The Fireplace / Bony Moronie / How Can I Leave Her / Money To Burn
【曲目】(I Love You) For Sentimental Reasons / Someday (You'll Want Me To Want You) / (I'm Afraid) The Masquerade Is Over / You Know You Don't Want Me (So Why Don't You Leave Me Alone?) / Goody Goody / Nature Boy // To Each His Own / Quit While You're Ahead / I Wish You Love (Que Reste - T - Il De Nos Amours?) / Somebody Else Is Taking My Place / I Miss You So / Bye Bye Blackbird
イケイケのR&Bアイドル! DC5の後期のアルバム。ここでもやはりヤンチャでエッジの効いたR&Bナンバーを聴かせてくれますが、自分たちでSSW的な素晴らしい曲が書けるという側面を持っていることも、アルバムの成熟度をより高くしています。とにかくモッドに踊りたい人にはベースがベッコベコにうねる「It’ll Only Hurt For A Little While」を大スイセン! 音の粒立ちもたまりませんぜ! .
全米4位まで上昇したデビュー・ヒット「Expressway To Your Heart」に続けと、おなじくギャンブル&ハフの作曲かつ似たようなタイトル&曲調でリリースされたセカンド・シングル。リフにはサム&デイヴから拝借したようなフレーズもあったり、爆発音が効果的に使われてたり、若々しいアイデアが頼もしいです! B面はヴォーカルのリッチー・イングイの自作で、ちょっとライチャス風のブラウンアイドソウル!.
【曲目】Hi-Heel Sneakers / Mule Skinner Blues / Dos Cruces / Duelin’ Banjo / I Got A Woman / Manha de Carnaval // Walk Right In / Since I Met You Baby / Son de la Loma / Don’t Think Twice, It’s All Right / Flight Of The Bumble Bee / Chinita
ライヴ・アルバムを挟んで通算6作目。「遥かなる亜米利加」の邦題でリリースされました。まるでブライアン・ウィルソンに影響を受けたような「Critic’s Choice」でオープニング。初期の彼らにあったメッセージ性から、徐々にメロディアスなポップ性を押し出した方向にシフトしていく時期です。シングルヒットは「Feelin’ Stronger Every Day」と「Just You ‘n’ Me」でともにトップ10入りしています。.
シカゴのセカンド。ロゴの大写しジャケはここから始まります。ヒット曲「25 Or 6 To 4(長い夜)」のイメージが強いですが、楽曲、演奏ともに彼らが絶頂期に向かっていた時期で、他の曲もレベルが高い! ロバート・ラム、テリー・キャスがともにいい曲を書いてるんですよ。プログレッシヴなアレンジとキャロル・キングみたいなメロディが融合した、なんて言うと褒め過ぎですかね。.
アルバム・デビューは67年の強烈なライヴ盤「Live At The Pickwick」ですが、レコード・デビューはソング・ペドラーズ名義でシングルをリリースした64年までさかのぼります。その後、ペドラーズに改名し、Philipsに残した6枚のシングル(64〜67年)のAB面を集めたのが本作。シングルは基本的にすべてモノラルでのリリースだったため、ステレオ・ヴァージョンはこのオムニバスで初出。切れ味抜群のリアルなモッドR&B/ジャズ!.
【曲目】What Am I Doin' Hangin' Round / Hear That Whistle Blow / Broken Hearted People / Sittin' By The Side Of The Road / Yours For Life // People In Dallas Got Hair / Suitcase Life / Runaway Heart / Lovesick Blues / On A Honky Tonk Hardwood Floor
スウェーデンのミッチ・ライダーかエリック・バードンか!1962年にレコード・デビューして以来、エネルギッシュな歌唱を武器に、今日に至るまで活動を継続しているベテラン。男気ソウルを北欧の地で追求した愛すべき男、ジェリー・ウィリアムスの傑作アルバムです。シャーリー・エリスの「The Name Game」を男性シンガーがカヴァーしてるのは超めずらしいですし、オリジナルのグルーヴをさらにヒートアップされた最高アレンジ! ちょいと猫背気味にシャウトする彼のソウルにしびれてください! 名門Chessのインターナショナル部門からのリリースというのもレア!.
収録曲・データ
【曲目】Fa Fa Fa Fa / Come On Home / The Name Game / It Beats Me / Youve Got Your Troubles // Let's Spend The Night Together / He'll Have To Go / 1-2-3 / (I Feel Like I'm) On Top Of The World / Just A Lttle Bit Of You
アーリー・パワーポップとして語られることも少なくないバンドです。1970年代前半に2枚のアルバムを残して解散。こちらがセカンドになります。アルバム冒頭の「Smokin’ In The Mornin’」やパワーポップ的な「Tomorrow’s A New Day」を聴けば、彼らがマッチョなハードロックよりもスカッとした気分のロックを求めていたことがわかると思います。.
アレッシーの双子の兄弟が在籍していたグループのセカンドにしてラスト。なにしろ最高の70sポップ! アープ・シンセサイザーが颯爽とかけぬけるアコースティック青春ポップの傑作。「Blonde」のとろけるような甘さ、「Can't Live This Way」の疾走感、最高です。かつては”早すぎたネオアコ”と言っていましたが、さらに時代が一回りして、今はもっとしっくりします。最高!.
盲目のハンデを乗り越えて全米を熱狂させた若きホセ・フェリシアーノ。その名声を決定づけた大ヒット「Light My Fire」(ドアーズのカヴァー)を収録したアルバムで、最高全米2位。一年以上もチャートにとどまったメガヒット・アルバムとなりました。ヒスパニックとしての誇りを失わず、アメリカのヒット曲を独自の幽玄さとグルーヴで塗り替えてゆきます。「California Dreamin’」は「ワンス・アポン・アタイム・イン・ハリウッド」見た人には忘れられないはず。.
アヴェレージ・ホワイト・バンドやゴンザレスなどと並ぶブリティッシュ・ブルーアイドソウルの名グループのセカンドです。ただし、アメリカではこちらが先にリリースされました。ニール・ハバード、アラン・スペナー、メル・コリンズら、UK歴戦のセッションメンが組んだバンドですから、演奏力は最強。「Anytime」「Feeling This Way」ほか、しなやかなうねりの効いたファンキーでメロウな号泣ものの名曲が揃っています! 「I Can Understand It」も男泣きのファンキーソウル! 今さらながらの好盤。イケます。.
オルガンモッドR&B定番! NRBQファンにとっては必殺のビリー・スチュワート・カヴァー「Sitting In The Park」収録! スピナーズのカヴァー「Sweet Thing」も素敵。もち、モッドに踊れるナンバー多数収録! 「Music Talk」のブレイクは重たくてしびれるし、「It's Got The Whole World Shakin'」もオススメ。USでのセカンド・アルバム。.
サバービア傑作として評価の高い「And The Feelings Good」の前年にリリースされた充実の作品。アラン・トゥーサンがリー・ドーシーに書いた「Yes We Can Can」の力強いカヴァーや、メロウなフォーキー・チューン「Hey Look At The Sun」などメロウなフォーキー・チューンいい曲を揃えています。プロデュースはスティーヴ・クロッパーです。型抜きで窓から見える絵が変わる特殊ジャケット。.