「Baby It’s You」のヒットで知られるグループ、スミスから独立した美人シンガー。ブロンドの美貌とソウルフルなシャウトの共存がギャップでもあり魅力でもありました。エッジの効いたサウンドプロダクションでありながら、ランバート&ポッターのプロデュースでポップスとしての心地良さも兼ね備えています。彼らが提供した「If Only You Believe」や「Gonna Be Alright Now」はたまらない名曲ですし、カヴァーでも「You Really Got A Hold On Me」なんて最高に良い感じです。.
デレク&ザ・ドミノスのメンバーだった彼がダンヒルに残したスワンプ・ロックの名作です。事実上、ドミノスのサウンドの中核を成していた彼の魅力的な声が、全開になっています。また、豪毅なスワンプだけでなく、「A Game Called Life」のような、じわりとミスティックな作風でも、その才能の奥深さを感じさせてくれます。.
収録曲・データ
【曲目】Where There's A Will There's A Way / Song For Paula / A Game Called Life / Country Life / A Day Without Jesus // Back In My Life Again / The Scenery Has Slowly Changed / I'd Rather Live "The Straight Life" / The Dreams Of A Hobo / Back Home In England
1971年の全米4位の大ヒット「Don't Pull You Love Out(恋のかけひき)」で知られるトリオ。ソングライター・コンビのランバート&ポッターが目指した70年代型Dunhillサウンドの理想はおそらく彼らにあったと思います。目立つヒット曲がないためスルーされがちなセカンド・アルバムですが、タイトル曲をはじめ男のせつなさをグッドメロディに落とし込んだ最高のブルーアイドソウル・ナンバー多数です。「明日に架ける橋」と「君の友だち」のミックスカヴァーもいい!.