1971年の全米4位の大ヒット「Don't Pull You Love Out(恋のかけひき)」で知られるトリオ。ソングライター・コンビのランバート&ポッターが目指した70年代型Dunhillサウンドの理想はおそらく彼らにあったと思います。目立つヒット曲がないためスルーされがちなセカンド・アルバムですが、タイトル曲をはじめ男のせつなさをグッドメロディに落とし込んだ最高のブルーアイドソウル・ナンバー多数です。「明日に架ける橋」と「君の友だち」のミックスカヴァーもいい!.
1975年のセカンド・アルバムが全米でもヒットしたデュオですが、このファーストはあまり聴かれていない気がします。プロデュースはマイケル・オマーティアンとスティーヴ・バリ。後期Dunhiiプロダクションです。「When My Ship Comes In」はアコギのカッティングが気持ちいいファンキー・ロックで、「Love The One You’re With」と「Listen To The Music」を合わせたような曲。.
サード・アルバム。全米2位のヒット曲「Dedicated To The One I Love」を収録しているだけでなく、ジョン・フィリップスのソングライティングやアイデアが光る充実したグッドタイム/ソフトロック・アルバムです。ミッシェルのキュートなリードヴォーカルが聴ける「String Man」や、グルーヴィーな「Free Advice」など、とても充実している内容です。.
収録曲・データ
【曲目】Dedicated To The One I Love / My Girl / Creeque Alley / Sing For Your Suppeer / Twist And Shout / Free Advice // Look Through My Window / Boys & Girls Together / String Man / Frustration / Did You Ever Want To Cry / John's Music Box【Bass】Joe Osborn【Drums】Hal Blaine【Flute】【Saxophone】Jim Horn【Guitar】Eric Hord, John Phillips, P.F. Sloan【Keyboards】Larry Knechtel【Producer】Lou Adler
デビューは1959年。フリップ・スローン名義でした。その後スティーヴ・バリとのコンビでソングライターとして活動してきた彼が、ファンタスティック・バギーズを経て、ついにソロ・デビューを果たしたファースト・シングルです。ここからボブ・ディランに強く影響を受けた若くシリアスなフォークロックへ転身。青い情熱がシングルのミゾからほとばしり出るようです。「The Sins Of A Family」は、バリー・マクガイアのアルバム曲としても採用されました。.