SOLD OUT
ひとり多重録音によるポール・マッカートニー的ポップ最高傑作。フォロワーというより、瞬間的には勝っているかも。カート・ベッチャーとキース・オルセンがエンジニアをつとめ、彼の目指したジオラマ的な録音芸術に手を貸しています。これが彼のセカンドということですが、A&Mでのアルバムは60年代末の録音をまとめたコレクション的な作品なので、トータルコンセプトとしては、これが最初の作品と呼ぶべきでしょう。Dunhillでの三枚のソロはすべてオススメです。最近、本国での価格上昇中。.
Why My Face On The Floor.
Somebody Made For Me.
Live Till You Die.このルックスからは想像もつかない超大穴メロウ16ビート「Whachasign」収録。マイケル・オマーティアンが集めたジェイ・グレイドンをはじめとした豪華なAORミュージシャンの参加はこの曲のためだと言っても過言ではないでしょう。アルバム全体のムードは60年代ポップスへの愛情を70年代に体現したハッピーなグッドタイムアルバム。プロデュースのスティーヴ・バリのセンス爆発のA-1「Happy Days」も爽やかドゥーワップでおすすめ!.
Whachasign.
One Way Or The Other.
Happy Days.90年代以降に「Bad Girl Song」にやられた世代には説明は不要の、カナダの孤独でプログレッシヴなSSW。これは彼のファースト。後の作品とはやや趣の異なるポップなアレンジは、ライトハウスがバックを付けたから。その分、正直な若さが感じられる盤でもあります。このアプローチも興味深いし、サード「Consider The Heart」につながるのはこちらかも。初期トッド・ラングレン好きにも推薦です。.
Down On Words.
Tyrant.
Raymond Auston.盟友マイケル・ゲイトリーと共作した最高のメロウポップ! こんなに素晴らしいのに、Atlanticでは彼はアルバムを出せなかったんですよね。しかもヒットしたのは「ライオンは寝ている」と「ハッシャバイ」で2曲ともカヴァーだったという。彼の真価はこういう曲にこそあります。本当に最高!.
You Don’t Need A Gypsy.ファーストアルバムのオリジナル。のちにAristaから別ジャケで再発されますが、このBell盤は、まったく売れなかったため意外と見つかりません。ランバート、ヘンドリックス&ロスを完璧に再現した「Cloudburst」ベット・ミドラーでも知られる「Friends」(マーク・クリングマンとバジー・リンハートの共作)をはじめ、もちろん内容も素晴らしい! プロデュースはバリー自身と彼を発掘したロン・ダンテ。A面冒頭には2歳のバリーとおじいちゃんによる微笑ましいやりとりも入ってます。.
Friends.
Cloudburst.
One Of These Days.アルトマンの映画「ナッシュヴィル」で歌った自作曲「I’m Easy」のヒットがきっかけで歌手デビュー。正直言って俳優さんのレコードとは思えないほど、クオリティの高い逸品。アルバムタイトルは「忘れ物取扱所」の意味。それにひっかけて両面をLost SideとFound Sideで構成。それとも失意と希望とのダブルミーニング? 思わず胸をギュッと捕まれてしまいました。フリートウッズ「Mr.Blue」やビートルズ「Rain」のカヴァーもさりげなく素敵だし、Found Sideの3曲目「Love Of The Blues」のジャズっぷりにメロメロ。.
Mr.Blue.
Love Of The Blues.
Rain.こういうレコードをシティポップ名盤と呼びたいものです。自ら華麗に鍵盤を叩き、リリカルなポップスを紡ぎだすSSW。田中康夫著「たまらなくアーベイン」や金澤寿和著「AOR Light Mellow」などでも紹介されていたアイテムですが、あらためて聴くと70年代型シティボーイ・ポップスとしての完成度も高い作品と感じます。中でもB-4「Nickels And Dimes」はトッド・ラングレン風の傑作シティ・ポップ!.
Nickels And Dimes.
Make It Thru The Rain.
Music And Words.前作「孤独の世界」への高い評価を受けて、ついにやりたいことがアルバム1枚では収まりきれなくなってしまったLP2枚組のサード・アルバム。ジェームス・テイラー「Country Road」やレイ・チャールズ「I Got A Woman」を自分流の解釈でカヴァーしたり、時代をとらえるためにあれもこれもと取り込んでいた彼の姿は、ずばりスタイリッシュな“あがき”なのだと思います。だから今もなお人の心を打つのでしょう。チャーリー・カレロとの共作「She Gets Me Where I Live」は「赤心の歌」の世界に連なる名曲。.
Country Road.
She Gets Me Where I Live.
I Got A Woman.英国のSSW。ジェームス・テイラーがフィフス・アヴェニュー・バンドしたような……と都合のいいようなことを言ってますが、本当です。「If I Were You」が素晴らしい。カリブ・クエイ、ナイジェル・オルソンらエルトン・ジョンのバックバンド組を中心に、英国ロックの渋いところがサポートしています。当然、バラードもメロウ。「The Love You Put On Yesterday」にもメロメロです。.
If I Were You.
The Love You Put On Yesterday.
The Invisible Man.ひ弱なファルセットで歌われるA-1「Your Heart Is My Heart」が最高なんですよ。ジェファーソン・エアプレインのドラマーだったジョーイ・コヴィントンが結成したバンドの唯一作。自分でリードヴォーカルも務めます。あの憎めない声は彼だったんです。混沌としてはいるけど、音楽愛と現代にも通じるナイーヴなマインドが刺さる! これは知られざる傑作なんです。.
Your Heart Is My Heart.
Miss Unaverse.
Hideout.繊細なポップス感覚を持ったNYのSSWのファースト。スプーナー・オールダムらの参加で南部サウンドの滋養を採り入れつつ、若さ故のセンシティヴな感性を曲ごとに輝かせた素晴らしい作品です。全編に漂う柔らかい日差しに包まれるようなソフトな感触がたまりません。壊れそうな「Loving You-Loving Me」の美しさには、思わず息が止まります。60年代サウンド感覚の残り香が、なんと愛おしいことか。.
Loving You-Loving Me.
My Sunshine.
New York City.全米No.1大ヒット「American Pie」直後の作品。ハイファイでの人気盤「Homeless Brother」に通じる人懐っこさに加え、こちらにはややひんやりとした空気も感じます。ニール・ラーセン、バジー・フェイトン、トニー・レヴィン、クリス・パーカーといったNYのセッションメンの名前がクレジットされていることを意外に感じるかもしれませんが、実はとても洗練されたアーティストなのですよ、彼は。.
Birthday Song.
If We Try.
Falling Through Time.60年代はザ・ハードとでピーター・フランプトンと同僚。SSW的資質とロック感覚をブレンドさせてソロデビューしました。やんちゃなポップさとナイーヴな感性が同居しているのが面白いですね。本人は根っからのミュージシャン体質なんでしょうね。アメリカでいえばニルス・ロフグレンやリック・デリンジャーみたいな存在感。これがセカンド。いい曲多いです!.
Suzie.
Beautiful Morning.
O Tarzan.ウィットに富んだポップスが好きな人を夢中にさせること間違いなし。NY産らしく、ひとくせもふたくせもあるシティポップの楽しみが詰まっています。抜群に渋いセカンド「On And Off Again」に人気が集中していますが、このファーストの知的かつノスタルジックなポップも最高なのですよ。ストリングス・アレンジはチャーリー・カレロ。.
I'm Waiting For A Wind.
Nightmare.
For Pete’s Sake (Julian Street).センチメンタルなファーストが人気のSSW。このセカンドでは前作と比べてサウンドがよりAOR寄りのサウンドになり、ダイナミックで爽快になリました。デヴィッド・ポメランツのポップさや、デイヴ・ルイスの70年代後期のソロが好きな人には悶絶必至の内容です。ジェフ・ポーカロ、エド・グリーンらAORファンの気を惹くメンツも参加した隠れた名盤なのです。ああ、夏メロウの「Lady I Love」を試聴に足しておきます。.
We Can Make It.
Fingertip Away.
Lady I Love.軽やかな土臭さと洗練されたポップセンスが絶妙にブレンド。アレッシーのような軽くて甘めの歌ものが好きな人にも、AOR前夜の黄昏アコースティックサウンドが好きな人にも◎。さりげないけれども、他に替えが効かないんです。アダルトなブリティッシュポップ。いいですよ。.
The Runaway.
Had To Fall In Love.
Every Little Teardrop.カナダのウィニペグを拠点に活動したSSW。前作「Long Distance Runner」もカナダ系のファンに人気ですね。こちらは2年後のセカンドで、相変わらず清涼感あるサウンドを聴かせてくれますが、1980年という時代を反映したシティ感覚もアップデート。ファーストより数段見つかりにくい作品でもあります。アメリカ人のAORアーティスト、デイン・ドナヒューと名前が似てますが、まったくの別人です。.
The Big One.
Bogart.
Some Old World.ピーター・フランプトンのライヴ盤が大ヒットしていた時期に非公式にリリースされたトッドの5曲入りEP。なのでタイトルはパロディ。こうした海賊的なライヴ盤が7インチ・サイズというのは珍しいパターン。この時期以降のライヴではほとんど演奏されていない珍しい「You Cried Wolf」なども収録しています。.
Sometimes I Don’t Know How To Feel.
Lord Chancellors Nightmare Song.
You Cried Wolf.本名はエリック・サンピエール。1967年リリースのセカンドから4年ぶりのセカンドにしてラストアルバム。カナダのフランス語圏で活動したため全曲仏語。しかし同時代の英米シンガー・ソングライターのフォーキーなグルーヴを反映した内容はとてもいいです。タイトル曲や「Lady Strap Of Fan」「Le Reste S’entremele」をぜひ。.
Lady Strap Of Fan.
Un Poete.
Le Reste S’entremele.NYのSSWチーム、キャッシュマン&ウエスト主宰のレーベルLifesongはフォーキーなプリAOR名盤の多い知る人ぞ知る好レーベル。天然カーリーヘアに髭面。でも、その顔には子供みたいな大きな瞳が覗くディーン・フリードマンは、生粋のニューヨーカー臭がぷんぷん漂う最高のSSW。セカンド・アルバム「Well Well Said The Rocking Chair」をハイファイでは長年プッシュしていますが、このファーストも捨てがたい。ジャズ風味豊かな「Funny Papers」そしてエレピが切ない「Humor Me」でノックアウト。.
Funny Papers.
Humor Me.
Ariel.クライヴ・デイヴィスに才能を見いだされたSSW、ビル・クエイトマンのデビュー作。このアルバムは英国録音で、後年のアルバムに比べ、かなりフォーキーでドリーミーな色合いが強い内容。ちょっとかすみがかかったようなハスキーヴォイスは、どことなくコリン・ブランストーンに似てるかも。カリブ・クエイ、レイ・クーパー、デニー・セイウェル、レスリー・ダンカンらが参加しています。.
My Music.
Only Love.
Too Many Mornings.珠玉のアルバム「Bags And Things」からのシングルカット。スティーヴ・バリのプロデュース、ジミー・ハスケルがストリングスアレンジ。作曲はもちろんランバート&ポッターのコンビ。自らダンヒル・サウンドのお手本を示したようないい曲。のちにライチャス・ブラザーズがとりあげてます。.
Dream On.ジャケはサイケっぽいですが、思いのほかポップにかわいらしくて、そして手の込んだ都会派の曲を書く人ですね。録音はナッシュヴィル。ということは、あの街での裏方ソングライターを目指していた青年なのかもしれません。1973年から77年にかけて書きためた作品を収録した、おそらく彼の唯一のアルバムです。フォ−キーで晴れやかなメロディに惹かれます。.
Previous Things.
Kathie’s Love Song.
High Time.トッド・ラングレンの2枚組ライヴ盤「Back To The Bars」発売にあたって制作されたプロモーション盤。A面にはアルバムから、ライヴのハイライトを(好選曲!)。注目はB面で、トッドと彼の親友であるパティ・スミス(!)による会話(パティがインタビュアーを務めるかたち)が片面全体にわたって収録されているのです!.
It Wouldn’t Have Made Any Difference.
I’m So Proud.
A Conversation With Todd Rundgren And Patti Smith.サードアルバム。住み慣れたニューヨークからLAに拠点を移していた時期に制作された作品です。前作「Piano Man」のヒットで成功の足がかりをつかんでいた時期ですが、まだスーパースターになるにはもう少し時間がかかります。バックはスタジオミュージシャンを中心とした手堅い演奏。ここからはヒット曲は生まれませんでしたが、若きビリーの気概はしっかり感じます。.
Streetlife Serenader.
Los Angelenos.
The Mexican Connection.「Silver Morning」期に録音されたシングルオンリーが、そうです、フランキー・ライモンのあの曲です。彩りのあるシャッフルビートにリアレンジされた最高のソフトロックです。こだわりの強いケニー・ランキン。のちに再びリミックスしてリリースし直されますが、今回入荷はオリジナルミックス。演奏が前に出たミックスになってます。.
Why Do Fools Fall In Love.キーボード3人の6人編成時代のユートピアのライヴ。ポップ世界ポップとプログレ的なハイテクニックが交差するサウンド。ファーストアルバムの勢いそのままの質の高い楽曲が収録されています。ムーヴのカヴァー「Do Ya」はここに収録。今もライヴでの大人気曲「Just One Victory」収録です。.
Just One Victory.
The Wheel.
Do Ya.デビュー作にして大傑作「Records Are Like Life」(1971年)など、知的で凝ったプロダクションで知られる個性派SSW。このアルバムはアリフ・マーディンのプロデュース。その成果は「I Wanna See You Dance」のようにソウルフルなディスコナンバーに表れます。一筋縄ではいかないポップ感覚ですが、メロディに対する美意識が高く、引き込まれます。.
All I Want Is You.
I Wanna See You Dance.
Rainbow.トニー・コジネクやブライアン・プロズローなどと並び称されるべきギミカルなポップセンスを持つSSW。彼のファースト「Records Are Like Life」に感動した人には是非オススメの、ひんやりとした知性が前面に出たアルバム。かわいらしいひねくれポップ「Keep The Light Burning」にイチコロなのです。「Sing」もナイス。過小評価はもったいない! .
Keep The Light Burning.
Sing .
King In Beggar’s Clothes.アイドル的な美貌を持った3人の男性ソングライターによるカラッとしたパワーポップ/シティ派グループ。コーラスはハーモニー・ポップ寄りと言ってよく、実際、そのサウンドは同時代のUK勢とも通じる良さがあります。「A Game Called We're In Love」なんかはクリス・レインボウやパイロットみたい。ストリングスアレンジはニック・デカロ。.
A Game Called We're In Love.
Magical Eyes.
Here I Go Again.