アールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻。高橋悠治と藤枝守のマックを用いたコンピューターシステムの共演。高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と、藤枝がMAXで操作した音響システムとFM音源が交錯。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉 「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」 は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示している。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はその<残してはいけなかったかもしれないもの>を記録した裏歴史資料である。 .
90年代の本邦サイバーオカルトとメディアアートの地下水脈で暗躍した音楽家、ヘンリー川原の異形な作品群を追った初のアーカイブ・リリース。企画から10余年の封印を解き、今ここにヘンリー川原を問う! 90年代前半におびただしい数の作品を発表した後、表舞台から姿を消したこのアウトサイダー作家を、メディアアートで活動を共にした沖啓介の寄稿と、その作品を果敢に送り出した八幡書店の社主かつ本邦オカルト界のフィクサー、武田崇元のインタビューを交えて検証する(作品解説は江村幸紀)。今のアート文脈から無きものとして存在を抹消されるのなら、われわれがその記録を残すのみだ(レーベル解説より)。3CD版です。DISC2とDISC3はCDのみのボーナス音源。.
アールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻。高橋悠治と藤枝守のマックを用いたコンピューターシステムの共演。高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と、藤枝がMAXで操作した音響システムとFM音源が交錯。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉 「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」 は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示している。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はその<残してはいけなかったかもしれないもの>を記録した裏歴史資料である。 .
アールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻。高橋悠治と藤枝守のマックを用いたコンピューターシステムの共演。高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と、藤枝がMAXで操作した音響システムとFM音源が交錯。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉 「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」 は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示している。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はその<残してはいけなかったかもしれないもの>を記録した裏歴史資料である。 .
タカオが長い月日をかけた待望のニューアルバムを携えて帰ってきた。『The End of the Brim』は、普遍的な聴きやすさを理想に掲げ、前作『Stealth』の抽象的エレメントから一転、具象的強度をもった曲、しなやかなリズム、メロディーの展開、洗練されたハーモニーに焦点を合わせている。タカオの未来を見据えたビジョンは、本作を他に類を見ないタイムレスな作品へと昇華させ、ポップミュージックの可能世界を示す。この不思議な「非絶対音楽」的アルバムを解読した柴崎祐二の解説も必読!.
ドカドカうるさい最高のガールポップ・バンド、Americoを率いる才女、大谷由美子のアナザー・かわいい姿! それがミス・ドーナツ! ラブリーでアノラックなグッドタイム・ポップをエスコートするのは男子3人のジェントルメン。4曲入りのアナログ7インチEPが入荷しました! タブ譜付ブックレットもナイス! 録音・ミックス・マスタリングは中村宗一郎!.
ミスター・ドーナツ.
恋のナイトアウト.
だめだよ.タカオが長い月日をかけた待望のニューアルバムを携えて帰ってきた。『The End of the Brim』は、普遍的な聴きやすさを理想に掲げ、前作『Stealth』の抽象的エレメントから一転、具象的強度をもった曲、しなやかなリズム、メロディーの展開、洗練されたハーモニーに焦点を合わせている。タカオの未来を見据えたビジョンは、本作を他に類を見ないタイムレスな作品へと昇華させ、ポップミュージックの可能世界を示す。この不思議な「非絶対音楽」的アルバムを解読した柴崎祐二の解説も必読!.
なつかしいのに新しい21世紀型ガールズ・ロックンロールを追求し続けるバンド、Americo(アメリコ)。もうすぐ始まる新学期に捧げたロックンロール・スカ! もともと2020年にコンピレーション用に提供していた曲をソノシート用に中村宗一郎マスタリングを施しました。片面ディスクです!.
アメリコの新学期 (It’s a new term).ヘンリー川原が90年代初期にプロデュースした希少な 《歌もの》 曲をヘンリー川原史上初の7インチでリリース。川原しか作れなかったこのサイバーオカルト電脳異国情緒ヴォーカル・チューンをTKと細野晴臣に捧げます。 川原が手がけた希少な(唯一の?)日本語ヴォーカル曲で、1993年にHMD (H Music Deperception) という名で発表された曲の未発表ヴァージョン!.
南風アルファ・ウェイヴ.神戸の西端、塩屋の街に立つ洋館「旧グッゲンハイム邸」を拠点に活動を続ける大人数ブラスバンド、三田村管打団?。彼らのライブでの大人気曲を新録して7インチ(イエローヴィニール)にカップリング。さらに小田晶房、輪島裕介、吉本秀純、安田謙一という彼と関西にゆかりの深い書き手のテキストやリーダー森本アリへのインタビューなどで丁寧に構成した本と合体。彼らの音楽を音と読み物両面で知る好企画なだけでなく、ローカルとクリエイティブの両方を刺激する作品です。塩屋の新出版社、和久田書房よりの発売。.
キネンジロー.
旅行.これはいったい何なんだ!?! ヘンリー川原、スリン・パークシリ、サイケアウツと並ぶエム重要アーカイブ・リリース。90年代から00年代初頭にかけ、竹村延和のChildisc等から作品を発表した大阪出身のクリエイター、Hyuの迷宮に秘められた驚異の作品群を解読するコンピレーション。本人による楽しく啓発的な解説も必読。装丁は虚木へずが担当。.
メイプルフィッシュは、60sポップスに魅了され、90年代の宮崎で4トラックのカセットMTRを使って音楽制作を行った本物のD.I.Y宅録の表現者。初のコンピレーションとなる本作『君がどんどん離れて行く』は、メイプルフィッシュが1995年に自主リリースしたファーストLP『Mariko』とセカンドLP『Dokitto Station!!』をA/B面に分けて選曲・構成。我々はここでウォール・オブ・サウンド、ジョー・ミーク、ギャラクシー500、森田童子、アシッドフォーク、サーフィン&ホットロッド、60年代サイケデリック・サウンドが同居したドリームポップ白昼夢世界を体験するだろう。.
ポストパンク期の大阪を代表するインディー・レーベル、ヴァニティ・レコードの第二弾として1978年に発表された『クリスタリゼイション』は、SAB(サブ)と呼ばれた当時若干19歳の天才音楽家が思い描いた壮大な音楽の叙事詩を、電子音楽機材を用いて磁気テープ上に「結晶化」したアルバムで、「ニューエイジ」の呼称・風俗が日本に広まる前に出現したプレ・ニューエイジ・ミュージックの名盤です。アートワークは思想家ロジェ・カイヨワの著作から着想を得ており、図版(土星)はまりのるうにい(松岡正剛夫人)が描いたもの。.
通称『ビームで貫通』、正式名を『ビームで貫通&マッド・コンピューター+ミニマル・サウンド・オブ・ライダー』というこのハチャメチャなアートイベントは、前衛芸術家の吉村益信らがプロデューサーとなり、万博会場内の巨大スペース「お祭り広場」で敢行されたが、そびえ立つ太陽の塔の前にしつらえた演奏ステージの周りをオートバイ50台がクラクションを鳴らして走り回り、アンプリファイドされたFTBの演奏とバイクの爆音、電子音、周囲をビームのように貫くサーチライト、電光掲示版のメッセージと巨大ロボットが渾然となって手がつけられない騒音カオスが発生。万博管理サイドがあまりの反体制的様相にビビり、シリーズ化するはずだった公演はたった1回で中止となってしまった・・・。.
通算9作目。前作からのインターバルは長かったですが、それだけの甲斐があった!と大声で言いたくなるほどの傑作です。ブラジル音楽、フォークミュージック、日本民謡、宅録など辻村兄弟が摂取してきた音楽のすべてが、飾り気のないシンプルさで、しかし確実にストレンジで、現代に聴かれるべき日本語の音楽として結実しました。タイトル曲など奇跡の瞬間の連続。アートワークもすばらしく、ぜひアナログレコードで!.
観天望気.
楽しい明日.
壁画の頃.2023年em recordsの最終リリース作。米の電子音楽デュオ、ジョージアと日本のヴォーカリスト/プロデューサー、ドーヴの初コラボレーション盤です。「ドーヴが朗読した日本語の詩篇とジョージアの電子楽器操作で作られた本アルバムは、ヒューマンヴォイスの拡張の可能性を探って新領域に分け入る」(レーベル解説より)。環境に配慮した新素材BloVinylでのプレス。.
通称『ビームで貫通』、正式名を『ビームで貫通&マッド・コンピューター+ミニマル・サウンド・オブ・ライダー』というこのハチャメチャなアートイベントは、前衛芸術家の吉村益信らがプロデューサーとなり、万博会場内の巨大スペース「お祭り広場」で敢行されたが、そびえ立つ太陽の塔の前にしつらえた演奏ステージの周りをオートバイ50台がクラクションを鳴らして走り回り、アンプリファイドされたFTBの演奏とバイクの爆音、電子音、周囲をビームのように貫くサーチライト、電光掲示版のメッセージと巨大ロボットが渾然となって手がつけられない騒音カオスが発生。万博管理サイドがあまりの反体制的様相にビビり、シリーズ化するはずだった公演はたった1回で中止となってしまった・・・。.
2023年末、シングル「ふきだし」でのデビューから約1年半。待望のファースト・アルバム『a one & a two』のリリースを4月に控え、先行シングルが7インチでカットされました。彼らの穏やかで風変わりで過去と未来の射程を変えるサウンドをさりげなく集約したインスト2曲。うっかり買い逃してしまわないようお早めにお買い上げください!.
名盤『清澄黒河』で日本ヒップホップに突如切り込んだラッパー、Karavi Roushi(カラヴィ・ロウシ)の注目・待望のNEWアルバム『BLADE N』。前作同様サウンドデザインをAquadab(アクアダブ)が担当、ラッパーとトラックメイカーとの密な双方向性で作られた本作は、二人の連名リリースであり、また同時にKaravi Roushiの2ndソロ・アルバムにもなる入れ子のような作品です。ガラス細工のように繊細に作り込まれた本作『BLADE N』は、音楽面で意識的に方法論を変え、従来NGとされてきたラッパーのヴォイスやフローに干渉する対旋律を積極的に採用した楽器法、複雑に音が編まれたトラックで、ラッパーとトラックメイカーは真に対等の関係をつくり得るのかという問いを発しています。.
名盤『清澄黒河』で日本ヒップホップに突如切り込んだラッパー、Karavi Roushi(カラヴィ・ロウシ)の注目・待望のNEWアルバム『BLADE N』。前作同様サウンドデザインをAquadab(アクアダブ)が担当、ラッパーとトラックメイカーとの密な双方向性で作られた本作は、二人の連名リリースであり、また同時にKaravi Roushiの2ndソロ・アルバムにもなる入れ子のような作品です。ガラス細工のように繊細に作り込まれた本作『BLADE N』は、音楽面で意識的に方法論を変え、従来NGとされてきたラッパーのヴォイスやフローに干渉する対旋律を積極的に採用した楽器法、複雑に音が編まれたトラックで、ラッパーとトラックメイカーは真に対等の関係をつくり得るのかという問いを発しています。.
「10年ぶりのエクスタシー」! 2013年リリースのセカンドアルバム「Banana Games」以来となるサードアルバムです。コロナ禍を挟んでリリースされていた先行シングル「i wanna be your star」「Can’t Stop The Music」含む全10曲。時代の流れに屈しない男の濃厚ジャパニーズファンク。なんせこのジャケですから! フィジカルはレコードのみ! ぜひアナログで味わってください。.
Tapes曰く「サーフ・シンセ・アシッド・ダンスホール・ロック!!」。電子音楽家、7FOの新曲はこれまでのイメージを更新するド変ポップな一曲でかつシングル・オンリー。まるで温泉でのぼせた寺内タケシをサイバー幻聴してしまったかのようです。「謎のDIY音楽家になった気分」(気分でなく実際そう)で臨んだという新曲「ヒーリング剣」は、7インチポップス時代とジョー・ミークへのオマージュ作。「蛇 」は一発録りのモノラル・ロウファイひと筆書きチューン。.
neco眠るの作曲/サウンドの要を担うBIOMAN(淳太)とCASIOトルコ温泉で異才を発揮するMTG(千紗子)が結成した歌もの男女デュオが、制作中のニュー・アルバムに先駆けてem recordsから初めてリリースする7インチ! シティポップのクリシェを無効化する要素に満ちているのに、こんなにポップで、こんなに胸にぐっとくるなんて。片面シングル1曲勝負で、なおかつ今後のアルバムにも未収録宣言なのです!.
こんなん.シームレスな活動で多方面から注目を集める新世代SSW/プロデューサー、NTsKiと国内外で評判の浄土ニューエイジ・ダブ・アーティスト、7FOのコラボレーション・シングル。この異色のコンビが今も愛され続ける80sポストパンク名曲、ブレンダ・レイ「ドゥヤ・ヒア・ミー!」を怪しくもドリーミーな似非ラヴァーズ・ロックにダブ・アップ。ビムワン& CVNの最強リミックス2曲もカップリングしたアーバン・ミュージック・ラヴァーへ捧げるe.pです!.
D’Ya Hear Me!.
D’Ya Hear Me! (Bim One Production Remix).
D’Ya Hear Me! (CVN Remix) .スモール・レーベルがセンスと心意気で作ったビッグ・サウンドの集大成! これは2020年日本の『No New York』か?『Pillows & Prayers』か? いや、そんなもんじゃないだろ。YPY / goatの日野浩志郎が運営する崇高(無謀)D.I.Y.チャレンジング・レーベル、《Birdfriend》初のレーベル・コンピレーション見参。これを聞けば貴方は無性に創造したくなる!.
にこエレクトロ.
Dog Is Surrounded by Birds.
4.CASIOトルコ温泉、neco眠る、EMERALD FOURなどで活動してきたおじまさいりのソロ作。まさかのem recordsからのデビューです。レーベルコメントより→おじまさいりのソロプロジェクト《くまちゃんシール》のアルバム完成。透き通ったヴォイスが浮遊してぐるぐる回る無重力サウンドワールド、その真の魅力は奥に宿る胆力の強さ。Le MakeupとTakaoの全面サポートのもと、代表作ができました!.
狼の庭 (O kami no niwa).
CHINA珊都異知(Chaina-sandoicchi).
ラドナミン (Radonamin).これが噂の浄土ダブ・ニューエイジ・ベース! ほのかに草の香り漂う涅槃用BGMでフワフワ と白昼夢体験。アンビエント ニューエイジなシンセ・エレクトロニクスを天然のエスニックさでダブ レゲエっぽく処理してしまう、欧米勢にもない感覚を宿すナチュラルハイ無添加チルアウト決定盤! YEN Monad期の細野晴臣が2010sベースシーンに登場したら、こんな感じだったかも!.
泡 Hou.
天 Ten.
草 Sou.『Calla(カーラ)』は、彼女の幼少期からの体験と記憶のかけらを、音に、作曲に、歌に、編曲に、細かく丁寧に転写していくことでひとつの世界を「結晶」のように出現させる。内省的なこのアルバムは、自己のエクストリームさを主張することよりも、アオシスのような憩いを共有することの意味を無言で提案している。温かく輝き、優しくきらめき、喚起的でエモーショナルな、簡潔で愛らしい珠玉の作品集。前作「Orca」同様にDan Shuttがプロデュース、Illicit Tsuboiがミキシングを手掛けたセカンド・アルバム。.
Milk White Steed.
If (Calla Version).
Aloha.電子音楽作家/ダクソフォン奏者の森山ふとしは、90年代の終わり、内橋和久のワークショップを介して即興演奏を始め、関西ゼロ世代の象徴となった新世界ブリッジでソロ・ステージ・デビュー。 西川文章とのかきつばた、アキビンオオケストラへの参加、栗原ペダル(neco眠る/NEW MANUKE)とオシロスコッティとのユニット、マイクロふとし等で活動し、その後、自身のワークショップも主催。 そんな中、Birdfriendの日野浩志郎のすすめで(←歴史的英断) この初のソロ作品集『ゆうたいりだつ』(2015年)をカセットで発表した。 本版はそれをヴァージョンアップした<永久保存版>だ。.
イントロ B.
にこエレクトロ .
ゆうたいりだつ.「京極流」は明治に創設された箏曲の流派であり、その二代宗家である雨田光平は福井県生まれの彫刻家/画家/作曲家で、日本に本格のハープ奏法を持ち帰ったハープ奏者。本作は「考えうる最高レベルの古今東西融和」(俚謡山脈)を人知れず成し遂げていた幻の傑作であり、現代のアーティストや作家達を惹き付けてやまない秘曲、京極流箏曲「新春譜」。作者、雨田光平の貴重な自演と電子音楽の名工、SUGAI KENによるリワークをカップリングしてお届けする必殺の1枚!.
新春譜(雨田光平).
新春譜(SUGAI KEN Rework).