いくら褒めても褒めたり無いブルーアイドソウルAOR大傑作「If I Were You」を収録。南部白人音楽が、スムースに黒人音楽と溶け合うことを実証しています。南部産AORの頂点を記録した作品。4人組のグループだったのですが、この時点で3人がバンドを去り、残ったバルデ・シルヴァがバンド名「トビー・ボー」を引き継いでいます。彼らのサードアルバムにしてAORファン必携作!.
同じグリフォン・プロダクションに籍を置いていた時代の共演アルバム。当時リリースされたときは、ジャズ・プレイヤーとしてのフィル・ウッズに焦点が当たっていたため、正当な評価を受けていない一枚だと思います。ルグランのふくよかで機知に富む70年代オーケストラとの、素敵な混じり合いを「We've Only Just Begun」でご堪能あれ。美しい「月の光」(ドビュッシー)も。.
【曲目】It's Going On Saturday / Our Lives / I'm In Love Again / Faster Gun / Humpty Dumpty // Move Up To Love / Cosmos Lady / Walking On Air / Lullabye On New York / Hey, Little Mama
90年代にはフリーソウルで再評価された女性シンガー。デビューはフェイス・ホープ&チャリティの一員。自身で曲も書く才女です。スペーシーなジャケットが物語るように、スケールの大きな世界観を持っているんですよね。「I Love You Baby」「A New Day Is Coming」はダンスクラシック的な良グルーヴ!.
3曲をデヴィッド・フォスターがプロデュース。ジェイ・グレイドンをはじめフォスター組のミュージシャンも参加したAOR路線作です。「Learning To Love Again」はフォスター節全開の甘いバラード。同じく、フォスターがアレンジした「Never Get To Know You」は爽快なメロディに心躍る最高のディスコチューン。ソングライターとしてのアンカの実力にもご注目ください。.
本作のテーマはLAからメキシコへ越境を試みるカントリー・ボーイになりきること。アウトローなカントリー風味と音響的な実験性の融合した世界観は異色。でもあらためて聴き返すと、イクイノックス・プロダクション作品らしい緻密なコーラスやアレンジに耳を奪われます。ちなみにここに収録された「Down In Mexico」はブルース・ジョンストンとの連名でシングルカットもされています。ソロのセカンド作。.
収録曲・データ
【曲目】Fire In A Rainstorm / L. A. To Mexico / High Rollers / Down In Mexico / Take It To Mexico // Freeway Close / Rebecca / Rosarito / So Right Tonight / Card Game
「Recorded Live At Jimmy’s」の続編。メンバーはおなじくジョー・ベック、ランディ・ブレッカー、グラディ・テイト、ロン・カーター、フィル・ウッズと。お店は「St. Regis Maisonette」というクラブに変わっています。ジャズピアニスト、バンドリーダーとしてのルグランの胆力と、メンバーたちの力強いソロプレイに聴き惚れる盤です。.
72年作品。10ccをバックにしたイギリス録音。いつも通り最高の曲を惜しげもなく披露してくれています。フィル・コディを共作に迎え始めた時期でもあります。ポップで軽くファンキーな味わいがあるイギリス時代のセダカは格別です。彼が作詞も手がけた「Adventures Of A Boy Child Wonder」、そのタイトルにはいつもキュンとなります。.
収録曲・データ
【曲目】That's When The Music Takes Me/Beautiful You/Express Yourself/Anywhere You're Gonna Be/Home/Adventures Of A Boy Child Wonder//Better Days Are Coming//Dimbo Man/Trying To Say Goodbye/Solitaire/Don't Let It Mess Your Mind
ファーストアルバム。リチャード・ティー、ウィル・リー、スティーヴ・ガッドらNYのトップ・ミュージシャンたちを従えて、ナイーヴな青年の心模様を描き出しています。タイトル曲あたりの都会的なグッドタイム感も人気の秘密です。ジョン・ピザレリみたいなスイング・ナンバーB-3「Straighten Up And Fly Right」も最高! .
収録曲・データ
【曲目】'71 / Regina / So Many Sides / As The Time Flies // Complicated Times / I Know, You Know / Straighten Up And Fly Right / Parents / Shining In You
【曲目】Bette Davis Eyes / Jessie's Girl / Take A Chance On Me / Hit Me With Your Best Shot / Leader Of The Pack // Queen Of Hearts / Whip It / Heartbreaker / Hold On Tight / Losing You (I Really Wanna Lose You)
【曲目】Jambalaya / Witchatai-To / Moment In The Middle / Old Five And Dimers Like Me / Ridin 'High / Wondrous Love // Share Your Love / I Will Love You More / Let Me Live / Ooh La La / Greyhound Bus / Free Grace
【曲目】Didn't Have The Heart / One Night In The Heat / I Want To Be Known (For The Way I Love You) / Just Like You / And The Night Goes On Forever // It's Alright / Judging By The Light / You're So Heavy / Nobody's Fool / On The Boardwalk
70年代のイタリアで、欧米のロックやソウルにも対応したサウンドで斬新な風を吹かせたコンポーザー兄弟。もちろんイタリアン・サントラならではのラウンジ感覚も身につけているので、彼らの作り出すサウンドはとてもおもしろいです。このサントラだと「Il Ballo」や「Plata And Salud」のようなトラックがまさに彼らの真骨頂かも。隠し味に入ってるサンバ風味も本作のポイントです。レアグルーヴ・トラックとしては「Gli Amici」を!.
戦前から長いキャリアを持つだけでなく、70年代にもガボール・ザボと共演したソウルジャズ盤を残すなど精力的であり続けた名シンガー。彼女のしっとりとした魅力をゴージャスかつジェントルなアレンジで引き出した1枚です。サミー・スミスのヒット曲「I’ve Got To Have You」(クリス・クリストファーソン作)がしっとり染みます。.
ウィットに富んだポップスが好きな人を、夢中にさせること間違いなし。ニューヨーク・メイドらしく、ひとくせもふたくせもあるアーバン・ポップの楽しみが詰まっています。2作目「On And Off Again」の渋〜い味に人気が集中していますが、このファーストの知的かつノスタルジックなシティポップも最高なのですよ。ストリングス・アレンジはチャーリー・カレロ。久しぶりの入荷です。.
デビューはShelterで、ジェシ・ウォルフ&ウィニングスというトリオの一員でした。ソロに転じてリリースしたセルフタイトルのファースト・アルバムはAOR名盤。このセカンドではアダルト感に寄りすぎず、もう少し彼本来のギターオリエンテッドなフィーリングが増しています。さわやかにグルーヴする「Love Is A Chain」あたりが本来の持ち味。.