【曲目】I'll Play The Fool / Hard Times / Whispering 〜 Cherchez La Femme 〜 Se Si Bon / Sunshower // We Got It Made / You Got Somethin' 〜 Betcha' The Love Bug Bitcha' / Sour And Sweet 〜 Lemon In The Honey
70年代に入り、モーグシンセの使い手として一気にサウンドのヴァリエーションを広げていった才人ウーゴ。「ゴッドファーザーのテーマ」をタイトルにスーツで写るジャケットはまじめそうですが、このアルバムも選曲・アレンジともに遊びまくっています。ニルソン「Me And My Arrow」やってることに驚き! 「ゴッドファーザーのテーマ」もめちゃファンキー!.
70年代のイタリアで、欧米のロックやソウルにも対応したサウンドで斬新な風を吹かせたコンポーザー兄弟。もちろんイタリアン・サントラならではのラウンジ感覚も身につけているので、彼らの作り出すサウンドはとてもおもしろいです。このサントラだと「Il Ballo」や「Plata And Salud」のようなトラックがまさに彼らの真骨頂かも。隠し味に入ってるサンバ風味も本作のポイントです。レアグルーヴ・トラックとしては「Gli Amici」を!.
【曲目】Blue Rondo A La Turk / Misty / Ain’t Misbehavin’ / Django / Take The “A” Train // Honky Tonk Train / Lullaby Of Birdland / Waltz For Debby / Teach Me Tonight / Dancers In Love / Body And Soul
流血した若者たちが喧嘩した後みたいなジャケの写真からはまったく想像もつかない超メロウな名曲「Drivin' Me Crazy」を聴いて下さい! ジェファーソン・エアプレインを一時的に脱退したマーティ・ベイリン在籍のブルーアイド・ソウル・グループです。彼がのちに「ハートせつなく」などで見せるAOR感覚の先取り、とまで言うと言い過ぎかもしれませんが、キップのいいドライヴ感にあふれた西海岸サウンドに再び脚光を!.
収録曲・データ
【曲目】Drifting / Good Folks / The Witcher // Roberta / Second Hand Information / Drivin' Me Crazy / Twixt Two Worlds
この時期のニルソンはちょっと…と敬遠してる人も少なくないかもしれません。でも待ってください。アメリカの二ルソン・ファンには70年大好きも多いんですよ。スティールパンをフィーチュアしたダニー・クーチとの共作曲「Moonshine Bandit」や、ランディ・ニューマンの「Sail Away」、ノスタルジックなメローナンバー「She Sits Down On Me」など、ロマンチックなニルソンの帰還を感じませんか?.
収録曲・データ
【曲目】That Is All - Just One Look - Baby, I'm Yours - Just One Look - Baby, I'm Yours / Moonshine Bandit / I Need You / A Thousand Miles Away // Sail Away / She Sits Down On Me / Daylight Has Caught Me / Zombie Jamboree / That Is All (Reprise)
マーティ・バリンのAORヒット「Hearts(ハート悲しく)」(1981年)の作者。ブルーアイドソウル感覚バッチリのソロデビュー作です。爽快な16ビート「Feeling For A Song」、ソフトラテンな「Winds Away」など、どれも素晴らしい仕上がり。制作はマーティ・バリン。ここからの縁だったとは。前歴はShelterにアルバムを残すSSWトリオ、ジェシ、ウォルフ&ウィニングス。なるほど、だからフォーキーな味わいも残っているんですね。.
収録曲・データ
【曲目】Count On Me / Feeling For A Song / Power Of Love / Love Thats Right / You // Grand Illusion / A Kiss Made The World Begin / Winds Away / Lovers Leap / Way To Love
デビューはShelterで、ジェシ・ウォルフ&ウィニングスというトリオの一員でした。ソロに転じてリリースしたセルフタイトルのファースト・アルバムはAOR名盤。このセカンドではアダルト感に寄りすぎず、もう少し彼本来のギターオリエンテッドなフィーリングが増しています。さわやかにグルーヴする「Love Is A Chain」あたりが本来の持ち味。.
ジョン・レノン・プロデュースによる酔いどれニルソン時代を飾る名作。豪華なメンバーをバックにワイルドでやさぐれた歌をうたいまくったグレート・ノスタルジー・レコード。のっけから「Many Rivers To Cross」の絶唱には、やられてしまいます。ピーター・スケラーンとの交遊を示唆したデレク・テイラーのライナーも必読。.
ルイジアナのTOTOとも言える達者な演奏が持ち味の彼らの4作目。バッファロー・スプリングフィールドの「Rock'n Roll Woman」や「Midnight Summer Dream」もオススメ。特に後者はスティールパンも入ったトロピカルでメロウなAORです。まさに曲名通り、暑い夏の夜に聞きたいミッドナイト・チューン。.
収録曲・データ
【曲目】Addicted / It Doesn't Matter / Nobody Said It Was Easy / The Last Safe Place On Earth / Inspiration // You Know How Those Boys Are / Midnight Summer Dream / Rock 'N' Roll Woman / Long Distance Lover / Make Believe
77年発表の「Figli Delle Stelle」以降、ジェイ・グレイドン、デヴィッド・フォスターらLAのミュージシャンと米国録音作品を制作していったアラン・ソレンティ。その時期のアルバムは、かつてはAORファン垂涎のアイテムでした。この日本盤は彼の英語圏マーケット向けの英語詞曲をピックアップした日本編集盤。日本語解説は小倉エージさん。.
デヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎えたアルバム。前作「Beauty On Black Street」からは目立ったヒットが出ませんでしたが、本作から「It’s A Laugh」がトップ20ヒットに。その後の彼らの躍進の導火線になっているとも感じます。A面はメロウ曲中心、B面は打って変わって彼らのロック・サイドが出ています。.
1970年のデビュー時からヴァン・マッコイのプロデュースでした。マッコイが「Hustle」で大ブレイクするのと時期を同じくして、彼らも軽やかにディスコ路線に進みます。粗製濫造品とはほど遠い極上のNYサウンド。ゴードン・エドワーズ、エリック・ゲイル、スティーヴ・ガッドにリチャード・ティー、すなわちバックはスタッフ全面参加。ダンスクラシック「To Each And His Own」はもちろん、「Just One Look」のディスコかヴァーも◎! サヴァンナ・バンドのファンの方もどうぞ。.
ミスター・TWANGIN’・ギター! 50年代後半から60年代にかけて一斉を風靡した元祖ギターヒーローのひとり。1966年リリースのベスト盤「The Best Of Duane Eddy」のジャケットをスタイリッシュに新装したリリースです(選曲は同じ)。リー・ヘイズルウッドがプロダクションに関わっていて、ガールコーラスとの絡め方も美味い。ここぞというところに彼のギターが飛び出してきてガツンとやられます。.
【曲目】Bette Davis Eyes / Jessie's Girl / Take A Chance On Me / Hit Me With Your Best Shot / Leader Of The Pack // Queen Of Hearts / Whip It / Heartbreaker / Hold On Tight / Losing You (I Really Wanna Lose You)