【曲目】 Lovin' Of Your Life / Let Bygones Be Bygones / What Do You Do With A Memory / Spiritual // I Love My Car / Nimble Fingers / A Million Broken Hearts / Thank The Lord I’m Alive / I Made It All By Myself
ウィットに富んだポップスが好きな人を夢中にさせること間違いなし。NY産らしく、ひとくせもふたくせもあるシティポップの楽しみが詰まっています。抜群に渋いセカンド「On And Off Again」に人気が集中していますが、このファーストの知的かつノスタルジックなポップも最高なのですよ。ストリングス・アレンジはチャーリー・カレロ。.
【曲目】Didn't Have The Heart / One Night In The Heat / I Want To Be Known (For The Way I Love You) / Just Like You / And The Night Goes On Forever // It's Alright / Judging By The Light / You're So Heavy / Nobody's Fool / On The Boardwalk
デヴィッド・ラズリーを中心にしたヴォーカルトリオのデビュー作。生粋のソウルフレイバーの持ち主であるデヴィッドが歌う16ビートナンバー「Pick Up Your Heart」が極上です。NYメイドの、街の音楽や喧噪やドラマを切り取った表情豊かなミディアム・ナンバーが最高。アリー・ウィリスの素晴らしいソロ作「Childstar」にも通じる雰囲気。チャーリー・カレロもアレンジに参加。.
収録曲・データ
【曲目】Roll Me Through The Rushes / The Knockout Kind / Pick Up Your Heart / Blind Man's Pearl / Safe Harbor // Late Bloomer / London Blues / Dixie Hobo Queen / Walk In Grace / Danny's Ditty / Ole Man Trouble
「Jesus Christ Superstar」などに出演していた女性シンガー。ということは歌がいいってことです。パーティの締めに聴きたいアッパーディスコのタイトル曲「Never Gonna Let You Go」や、フルート入りのメロウ「Wonderland Of Love」、ふわっと軽やかなホーンやコーラスも効いている「We Can Do Almost Anything」「When You’re Lovin’ Me」など、シティポップ/AORとしても通用する名曲多し。作曲家ビル・ハウスやウォーレン・シャッツの名前にNYポップス通ならニヤリ! .
収録曲・データ
【曲目】Turn The Beat Around / Common Thief / Never Gonna Let You Go // Wonderland Of Love / We Can Do Almost Anything / Lack Of Respect / When You're Lovin' Me / Act Of Mercy
ナッシュヴィル・サウンドへの貢献を讃えるASCAP賞授賞式に出席するため、スイスから久しぶりに同地に帰郷する機会をとらまえ、盟友チェット・アトキンスのプロデュースで制作された作品です。「Love Won't Let Me Wait」をはじめ、「Love Will Keep Us Together」など柔らかいコーラスがじっくりと染み渡ります。50〜60年代中期のRCA期、60年代後半のワーナー〜ドット期、70年代前半のオランダ・フィリップス期を経て、落着きと自信を感じさせるサウンドが表現されます。彼女の歌うジャニス・イアン「17歳の頃」いいですね。.
収録曲・データ
【曲目】I'll Play For You / At Seventeen / Love Won't Let Me Wait / I'm Not Lisa / Before The Next Teardrop Falls // (Hey, Won't You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song / Every Time You Touch Me (I Get High) / I Love / Love Will Keep Us Together / The Masterpiece / Your Love's Return (Song For Stephen Foster)【Producer】Chet Atkins【Arranger】【Conductor】Anita Kerr
フレンチ・ホルン奏者としてジャズのフィールドで活躍したデヴィッド・アムラムの、ひねくれシティポップSSWアルバム。マーティン・マル的ユーモアとボブ・ドロウ的洒脱をケニー・ヴァンス風にまとめた! そんな奇跡があるのです。スイング「Little Momma」や、メロウに揺れながら物語を綴る「The Professor And The Panhandeler」は大穴!.
アープシンセ、ローズなど電子キーボードを駆使し、同時代のソウルヒットを中心に採り上げた一枚。リズムセクションはハル・ブレインとジェームス・ジェイマーソン、つまりレッキングクルー+モータウンという豪華さ。「Never Can Say Goodbye」「Feel Like Makin' Love」「What's Goin' On」と稀代のソウル名曲を惜しげもなく投入! 「Ain't No Mountain High Enough」のメロウな仕上がりが異色かつ、今の気分にはツボです。.
収録曲・データ
【曲目】Caravan / Never Can Say Goodbye / Noah’s Arp / Feel Like Makin’ Love / What’s Goin’ On // Nothing From Nothing / Creepin’ / I Heard It Through The Grapevine / Ain’t No Mountain High Enough
同じグリフォン・プロダクションに籍を置いていた時代の共演アルバム。当時リリースされたときは、ジャズ・プレイヤーとしてのフィル・ウッズに焦点が当たっていたため、正当な評価を受けていない一枚だと思います。ルグランのふくよかで機知に富む70年代オーケストラとの、素敵な混じり合いを「We've Only Just Begun」でご堪能あれ。美しい「月の光」(ドビュッシー)も。.
【曲目】It's Going On Saturday / Our Lives / I'm In Love Again / Faster Gun / Humpty Dumpty // Move Up To Love / Cosmos Lady / Walking On Air / Lullabye On New York / Hey, Little Mama
「Recorded Live At Jimmy’s」の続編。メンバーはおなじくジョー・ベック、ランディ・ブレッカー、グラディ・テイト、ロン・カーター、フィル・ウッズと。お店は「St. Regis Maisonette」というクラブに変わっています。ジャズピアニスト、バンドリーダーとしてのルグランの胆力と、メンバーたちの力強いソロプレイに聴き惚れる盤です。.
ファーストアルバム。リチャード・ティー、ウィル・リー、スティーヴ・ガッドらNYのトップ・ミュージシャンたちを従えて、ナイーヴな青年の心模様を描き出しています。タイトル曲あたりの都会的なグッドタイム感も人気の秘密です。ジョン・ピザレリみたいなスイング・ナンバーB-3「Straighten Up And Fly Right」も最高! .
収録曲・データ
【曲目】'71 / Regina / So Many Sides / As The Time Flies // Complicated Times / I Know, You Know / Straighten Up And Fly Right / Parents / Shining In You
【曲目】Bette Davis Eyes / Jessie's Girl / Take A Chance On Me / Hit Me With Your Best Shot / Leader Of The Pack // Queen Of Hearts / Whip It / Heartbreaker / Hold On Tight / Losing You (I Really Wanna Lose You)
70年代のイタリアで、欧米のロックやソウルにも対応したサウンドで斬新な風を吹かせたコンポーザー兄弟。もちろんイタリアン・サントラならではのラウンジ感覚も身につけているので、彼らの作り出すサウンドはとてもおもしろいです。このサントラだと「Il Ballo」や「Plata And Salud」のようなトラックがまさに彼らの真骨頂かも。隠し味に入ってるサンバ風味も本作のポイントです。レアグルーヴ・トラックとしては「Gli Amici」を!.
戦前から長いキャリアを持つだけでなく、70年代にもガボール・ザボと共演したソウルジャズ盤を残すなど精力的であり続けた名シンガー。彼女のしっとりとした魅力をゴージャスかつジェントルなアレンジで引き出した1枚です。サミー・スミスのヒット曲「I’ve Got To Have You」(クリス・クリストファーソン作)がしっとり染みます。.