人気作「Silver Morning」の影に隠れた感がありますが、あえてカヴァー主体にした選曲の妙など絶妙なポップ/ジャズ・センスを見せつけた一枚です。アコースティック4ビートにしびれるジミヘン「Up From The Skies」(リッキー・リー・ジョーンズがカヴァーした時のお手本)等、解釈もスバラシイ! B-1「Roll-A-Round」は隠れたチルドレンポップ佳曲。.
収録曲・データ
【曲目】Creepin' / Inside / Lost Up In Loving You / Sunday Kind Of Love / She's A Lady // Roll-A-Round / The Feeling / Up From The Skies / Marie / You
今やエバーグリーンな魅力を湛える74年の4作目。ジャズ、ブラジル、フォークと様々な音楽性を縦断しながら、軽やかな切り口でまとめ上げたボーカル作品。肌触りの軽さがなんともステキです。メル・トーメやカーメン・マクレエが60年代に取り上げ、80年代にはジョン・ピザレリもカヴァーした「Haven't We Met」ほか、全曲最高の内容です。「Penny Lane」カヴァーに悶絶してください。.
収録曲・データ
【曲目】Silver Morning / Blackbird / In The Name Of Love / People Get Ready / Killed A cat // haven’t We Met / Penny Lane / Pussywillows Cattails / Catfish / Birembau
【曲目】My Attorney Bernie / Dodger Blue / Useless Waltz / The Wheelers And Dealers / Marilyn MOntore // Blizzard Of Files / Oklahoma Toad / Our Love Rolls On / Another Song About Paris / You Are There
70年代の発売当時の人気の高さはもちろん、90年代にはフリーソウルとしても高く評価された作品です。クラブシンガー、セッションシンガーとしての下積みを経て、75年にデビュー。トミー・リピューマ&アル・シュミットのプロダクションに身を任せてのセカンド・アルバムです。レオン・ラッセル「Rainbow In Your Eyes」スライ&ファミリー・ストーン「Somebody’s Watching You」JT「Fire And Rain」など、超絶のヴォーカリゼーションとメロウなサウンドの溶け合った至上の気分。.
1980年代のモーズ・アリスンは収集の後回しでいい、と思ってませんか? このA-1「How Does It Feel?」を聴いてびっくりしてください。エレピに加え、前のめりなジャズ・グルーヴにびっくりするはず。当時モーズは50代半ば。デビュー時から渋かったから、逆に年齢を重ねて若々しくなってるように感じます。.
シティボーイ気分の4ビートでSSWを気取ったオーストラリア産の大傑作。ハスキーでやんちゃさが垣間見えるヴォーカルと胸キュンのメロディがたまりません。タイトル曲の頭10秒でキマリ! 80年代初めにウィスキーのCMに日本で使われ、ささやかにヒットしたAORバラード「You'll Call It Love」も収録。日本盤だけの完全に独自なジャケット・デザインです。日本語解説付。.