ちょうどバリー・ギブが提供した「Heart Breaker」がヒットした直後に編集されたベストアルバムです。Arista時代の録音からのセレクトで、多くのバカラック楽曲を含む60年代の名曲はライブ盤のヒットメドレーからの収録。この時代のディオンヌのAORやブラコンとクロスした音楽性も素晴らしいものですよ。アートワークも素敵です。.
Heart Breaker.
Deja Vu.
Walk On By.ネオアコ第一世代、そしてファンカラティーナを代表する1枚。「Favorite Shirts」「Love Plus One」など、忘れられない名曲が多いのです。ニック・ヘイワードのソングライターとしての天才性も含め、デビュー当時の日本ではまだそこまで理解しきれなかった部分も含めて、あらためて聴いても、やっぱりセンスがいい! .
Favorite Shirts.
Love Plus One.
Lemon Firebrigade.ルーサー・ヴァンドロスの完全プロデュースによるディオンヌのコンテンポラリーな名作です。ルーサーは作曲にもかなり関与していて、デュエットも披露。なかにはかなりチャレンジしたダンスビートの曲もありますが、彼女の前向きな気持ちがアルバムにすこやかな気分を与えています。ラストは「Will You Still Love Me Tomorrow」をゴスペルフィーリングをドラマチックに。.
So Amazing.
What Can A Miracle Do.
Will You Still Love Me Tomorrow.シティポップ傑作。あのアンダース&ポンシアのヴィニ・ポンシア制作によるイノセントなポップサウンドとすっきりしたハーモニー。グッドタイム好きには「Dancin’ On Ice」や「Sugarloo」、オーシャン系がお好きなら「Satelite Touchdown」を。ポンシアの旧友ピーター・アンダース提供の「If I Can Just Get Through Tonight」もあり。かつてのハイファイ名物コーナーGreat3片寄セレクションで「なんともまあ情けない面がまえのトリオですが、曲も期待を裏切らず情けない路線まっしぐらでグレイト。いい曲書いているけれどヒットしなそうなところがいいね」とのコメント。.
Satelite Touchdown.
Dancin’ On Ice.
If I Can Just Get Through Tonight.ニューヨーク産メロディックポップ。日本のAORリスナーにとっては、このパキッとしたサウンド(エアプレイ系)がこの時代にはストレートに響く音でした。ハイトーンのヴォーカル、マイナーメロディの活かし方やツインギターを重ねてキーボードで味付けするアレンジなど、これがツボなのです。.
Slow Down Boy.
Don’t Worry.
How Long.「Friends In Love」が一時AORファンの間ですごく人気でしたが、だったらこちらもぜひ。デヴィッド・フォスターを筆頭に、クリス・クリスチャン、ロビー・パットン、ブルース・ロバーツ、デヴィッド・ラスリーら西海岸AORシーンを代表するライター陣が佳曲を提供しています。ディオンヌのAORはどれもよいです。なんといっても、あの「It’s The Falling In Love」のディオンヌ版!.
Reaching For The Sky.
It’s The Falling In Love.
Easy Love.ブレッド〜ソロを通じて在籍したElektraを離れ、Aristaからリリースされたアルバム。注目度が低く、セールスに恵まれなかったこともあって忘れ去られた感もある一枚ですが、実はこれがかなりの高レベル。AORファンの琴線をがっちりつかむ爽やか系メロウチューン「This Could Be Forever」を収録です。もちろん作詞作曲/プロデュース/アレンジ/エンジニアはすべてデヴィッド・ゲイツ。クリスマス・ソングの逸品「Come Home For Christmas」が隠れていることをこっそり書いておきます。.
This Could Be Forever.
Come Home For Christmas.
Take Me Now.マーカス・ジョセフとダニー・ディアドルフのユニット。アコースティックでさわやかで、シアトルのブラウンスミスやハワイアンコンテンポラリーが好きな人もこの音色にはやられるはず。「Lovely Lady」をはじめ、フリートウッド・マック(ボブ・ウェルチ)のカヴァー「Sentimental Lady」イングランド・ダン&ジョン・フォード・コリーでおなじみ「We'll Never Have To Say Goodbye Again」など、琴線に触れっぱなしです。ふたりのソロ作もそれぞれ珠玉の名作になっていますよ。.
Lovely Lady.
Sentimental Lady.
We’ll Never Have To Say Goodbye Again.バカラック&キャロル・ベイヤー・セイガーの書き下ろし&プロデュース3曲を含む87年作。すっかりアダルトでコンテンポラリーな路線も自分のものにしたディオンヌのしなやかな成熟が素晴らしいです。ほかの曲もスモーキー・ロビンソン、バリー・マニロウ、カシーフなど作曲者にプロデュースも委ねるスタイル。.
Love Power.
Cry On Me.
Heartbreak Of Love.知的でジャジイなセンスと、都会的なブルーアイドソウル感覚。そのふたつに加え、NYポップスの伝統を知るヴィニ・ポンシアのプロデュースワークが合致した70年代半ばの彼女の作品は、実は素晴らしい完成度。本作でもマイケル・フランクス「Monkey See, Monkey Do」カヴァーにコロリ。「There's More Where That Came From」は超名曲!.
Monkey See, Monkey Do.
There's More Where That Came From.
Headlines.通算4作目。前年の大ヒット「Midnight Bus」(全米6位)の余勢を駆っていた時期です。大きなヒットこそ出ませんでしたが、サウンド面でも前作に続くヴィニ・ポンシアのプロデュースでシティサウンドに安定感が増しています。都会を生きる女性の気持ちが素直に反映されているのです。.
You Can Make It All Come True.
Stand Up Woman.
Sing, Sing, Sing.ディオンヌと、当時プロデューサーとしても絶頂期にあったビージーズのバリー・ギブの出会い。このアルバムのタイトル曲はアメリカをはじめ各国で大ヒットしました。他の曲も珠玉のメロウソウル連発で、大人の恋の悲しみをしっとりと、そして暖かく伝えてくれます。「Take The Short Way Home」は極上80sダンサー!.
Heartbreaker.
Take The Short Way Home.
Our Day Will Come.ジャズにおけるマリンバ、ヴィブラフォンという楽器の意味を、フェンダーローズなどと共通するメロウな揺らぎでとらえなおしたのが70年代のこの人でした。そして、このアルバムには隠れAOR名曲あり! なんとマイク自身がヴォーカルをとる「Latin Lover」がその曲です。けしてうまくない歌なんですがマイケル・フランクスに似た味わいだし、曲がいい!.
Latin Lover.
High Life.
Silkworm.Arista第2弾。Capitol〜Blue Thumb時代に比べ、いまいち評価が低いのは納得できません。メロウ&ファンキー度は抜群、大人の遊び人をあえて演じてみたようにジャズとAORの間を行き来するこの頃の彼は最高なんです。「Sing A Song For A Sucker Like You」でノックアウト! 「Charlie's Blues」もクール…。この”粋な軽さ”がたまりません!.
Sing A Song For A Sucker Like You.
Charlie's Blues.
Get It Yourself.NBC放送の「サタデー・ナイト・ライヴ」第一期(いわゆるブルース・ブラザーズ時代)を飾った女流コメディアン3人が、番組の顔だったチェビー・チェイスのグルーピー(?)という設定で録音した最高のシャングリラズ風ガールポップ。しかもプロモ盤のみのモノラルヴァージョンで、その意匠は完璧となりました。しかし、いや、ホントにレベルの高い名曲です…。.
Chevy's Girls.ジェイ・グレイドン・プロデュース。もちろんデヴィッド・フォスターも参加。隙もないほど完璧なAORサウンドが出来上がりました。ディオンヌとグレイドンの力量の高さに頭が下がります。一曲目「For You」から内容最高です。そう、このリフがグレイドンそのものなんですよねえ。ジョニー・マティスとの共演曲「Got You Where I Want You」もお見事です。.
Got You Where I Want You.
For You.
With A Touch.70年代後半以降、ソングライターとしてのみならずAORシンガーとして、ダンスも含めたパフォーマーとしてのステータスをあげていったピーター・アレン。この83年盤はチャーリー・カレロのプロデュース。デジタルリヴァーブ全盛なサウンドになっていますが、ブルーアイドソウル・フィーリングは健在。デヴィッド・フォスターも参加。かっこいいドラムはヴィニー・カリウタ。.
Not The Boy Next Door.
You’ll Always Get Your Way.
Somebody’s Got Your Love.「Brother To Brother」と共に、彼の代表作に上げられることの多い81年作。AORにカテゴライズこそされていますが、サウンドクリエイターとして30年余も孤高の存在で有り続ける人です。周囲のミュージシャンとの交流も少なく、いかにも孤高と評するのがふさわしいのに、作り出す音楽はメインストリームのど真ん中。それも気合い充分で、その迫力はすごい。白人・黒人の双方の音楽を、高い場所でまとめ上げて独自のブルーアイドソウルです。.
I Believe.
Living Inside Myself.
Sally.70年代LAのレコーディングでは常にファーストコールだった黒人コーラスグループ。デビューはBlue Note、セカンドはWarner Bros.、そしてこのサードはAristaと渡り歩いてきました。気持ちのいいディスコブギーと抜群の歌唱力が映えるミディアム/スロー。プロデューサーチームにあのルーサー・ヴァンドロスが参加。そりゃいいはずです!.
Dance With Me.
I Can Make You Smile.
Come To Me.Arista移籍第二弾。ダン・ハートマンのプロデュースです。すでに完成していた彼らのサウンドを80年代テイストにいかに溶け込ませるかが命題だったのでしょう。当時大成功していたホール&オーツあたりを意識したからっとしたリズムを強調しつつファンク感は失わず。ヒットシングルが出ていないので注目されにくいですが、ぜひ今こそ聴いてみてほしいです。なお、US盤はUK盤とはまったく違うジャケです。.
You’re My Number One.
I Believe.
Isn’t It Strange.1976年に発表された通算5作目。Arista移籍を契機に、サウンドがぐっと洗練されました。ルパート・ホルムズの向こうを張る、洒落ていて、ちょっと偏屈で都会的なサウンドにようこそ。今も人気の高いCapitolでのファーストアルバムから「Feel Your Groove」をアレンジを明るくメロウに変えて再演。「Sunday Kind Of Love」のジャジーなカヴァーに、虚をつかれたように心ほだされてしまいます。.
Feel Your Groove.
Sunday Kind Of Love.
New York State Of Mind.クライヴ・デイヴィスがAristaの社長に就任した際、前身のBellから継続して契約したのはメリサ・マンチェスターとバリー・マニロウだけだったとのこと。その強い信頼に応えたバリーの最大のヒット作。なんといってもディスコサンバの名曲「Copacabana」収録なんですが、じつはこの曲は全米チャートでは8位が最高。全米ナンバーワンにはなってないのですね(アルバムから最大のヒットは「Can’t Smile Without You」で3位)。.
Copacabana.
Can’t Smile Without You.
I Just Want To Be The One In Your Life.今も続くコント+音楽のTV番組「サタデーナイト・ライヴ」。その最初の黄金時代を作った若きブルース・ブラザースにチェビー・チェイスらの活躍をパッケージしたアルバム。最高の70年代産ガールポップと断言できる「Chevy's Girls」聴いてください! コントから漂うやばい不良な雰囲気も一緒に!.
Gerald Ford.
Chevy's Girls.
Closing.マイケルとランディの兄弟プレイヤーチームとして数々のセッションに引っ張りだこだった彼ら。自身のユニットを始動させての通算3作目。今回も70年代フュージョン最強布陣が勢揃いしたという印象。ディスコ的な妙味も加えつつ、サックス、トランペットではしっかりリスナーをうならせる。彼らの真価を問うた充実作です。.
Finger Lickin’ Good.
Don’t Stop The Music.
Squids.Atlantic〜Asylumと西海岸のシーンに地味ながら印象深い佳作を残す彼らのラストアルバム。メロウでアコースティックなシティサウンドが詰まっています。この後、ジョン・バドルフが加入する最高のAORバンド、シルヴァーにもつながる、爽やかでどこか切ないサウンド。かつてハイファイの「片寄明人セレクション・コーナー」を飾った一枚です。.
Is It Love.
Another Part Of Love.
Ain’t It Like Home.ダニー・ディアドルフとマーカス・ジョセフのデュオがリリースした唯一のアルバムは今もAOR/ウェストコーストのファンに愛されています。このシングルを聴くと、彼らのソフトでブリージーな魅力がよく伝わると思います。.
Ma La Lady.
Chicago Blue.あの素晴らしいAORクラシック「You」を書いたことでおなじみの人。元アメリカのディーン・パークスがプロデュース。パリッとしたシティAOR名盤です。参加ミュージシャンは彼がらみの一流どころで、ジェフ・ポーカロも2曲でドラムをプレイしています。彼自身以外にも作曲陣にシンシア・ワイルやエリック・カズ、ジョン・ファーラーと豪華。トムの一番の人気作です。.
Hungry Nights.
Soon.
Time Of Our Lives.