ジャズ評論の大家、レナード・フェザー監修による戦前スイングジャズ集。1920年代後半から30年代のスイング時代を飾ったスターや名手たちの演奏を鋭い視点でコンパイル。ベニー・グッドマンがもちろん大スターなわけですが、彼の素晴らしいクラリネットソロに着目した選曲があったり、粋人エイドリアン・ロリーニやギターの名手エディ・ラングを4曲ずつ選んでいるのもさすがです。細野さんのスイング趣味が気になる人もぜひ。.
Charinetitis.
Davenport Blues.
Beale Street Blues.2歳違いの先輩ルイ・アームストロングの逝去を追慕したアール・ハインズのピアノソロ・アルバム。明るくて楽しいサッチモ・スイングよいうより、アメリカ南部に根付く叙情をサッチモの存在感を借りて踏襲したリリカルで美しい内容です。夜眠りにつく前に聴きたいようなムードですね。.
When It’s Sleepy Time Down South.
Pennies From Heaven.
Confessin’.1940〜50年代に活躍したスイング/リズム&ブルース系のジャズマンたちをフランスに招き、その伝統芸とセンスの真髄を記録したレーベルがBlack&Blue。モノクロのポートレートを基調としたジャケットにも「この人たちを忘れちゃいけませんよ」というメッセージがこもっていたと思います。名トランペッター、ハリー・エディスンが当時を知る同僚たちとニースで繰り広げたセッションです。.
Just Friends.
Sunday.
Gimme Some.ジョニー・ガルニエリとバーニー・レイトン。スタイリッシュでアイデア豊かな(しかし本流ではない)ジャズピアニスト2人のスプリット7インチ。ガルニエリはジェントルな演奏を、レイトンはスイングジャズのフォーマットに則った軽快な演奏を2曲ずつ収録。さらにバート・ゴールドブラットのアートワークも魅力を放ってます。.
Things Are Looking Up.
Have You Met Miss Jones.
Rose Room.これは素晴らしい! 1935年から45年にかけてアメリカで一大流行したスイングジャズがいかにかっこいい音楽で、ある意味ダンスミュージックであったかを最良の演奏で確証させてくれる、ジャズ&ジャイヴなオムニバスです。古臭いジャズみたいな偏見を持っている人にこそ聴いてほしいです。タイトルはスイング名曲「A String Of Pearls」のもじり。.
Honeysuckle Rose.
That’s A Serious Thing.
I’ve Found A New Baby.カンサスシティを拠点に戦前から活躍したバンドリーダー/クラリネット奏者。レコーディングのほぼすべてがSP盤の時代で、アルバムとしてまとまってリリースされたのはこのRCA盤が初めてでした。バウンスするビッグバンドブギは、やがて訪れるビバップ時代への導火線でもありました。ジャイヴ好きにも勧めたいゴキゲンなヴィンテージ音源集。.
Rock And Ride.
I Don’t Want To Set The World On Fire.
Rockin’ With The Rocket.チェコスロヴァキアで1969年に結成されたノスタルジックなジャズコンボ。どうやらこれが彼らのラストアルバム。いわゆるリバイバル組ですが、演奏のはしばしにはモダンなフレージングなどもあって、とても聴きやすいです。東欧ジャズはやっぱりセンスがいい。チャーミングなイラストのジャケにも惹かれて買い付けしました。.
Chicago.
Mood Indigo.
Caravan.スイング時代からジャズをよく知るヴィブラフォン奏者。「And His Orchestra」とクレジットされている本作は、彼が率いるビッグバンド・アルバムです。女性シンガー、ヘレン・ヒュームズを従えての古き良きスタイル。自身のソロプレイよりも、懐かしいにぎわいを作り出す手腕を本作では発揮しています。.
Say My Heart.
You Leave Me Breathless.
Why Do I Love You.グレン・ミラーに並々ならぬ恩恵を受けて育ったヴォーカリストたちとサックス奏者が一同に介し、当時のポップヒットをグレン・ミラー・ビッグバンドのスタイルで解釈したナイス・アルバム。テックス・ベネキーとモダネアーズが歌う「Long Tall Texan」レイ・エバールが歌う「Wives And Lovers」も良いし、インストでは小気味よくスイングする「Java」を推薦!.
Wives And Lovers.
Long Tall Texan.
Java.ふくよかな音色と的確なプレイが魅力のトロンボーン奏者、アービー・グリーンのビッグバンド・スイング盤。20世紀の大作曲家ジミー・マクヒュー(「On The Sunny Side Of The Street」など)の楽曲をアル・コーン、アーヴィン・コスタルのアレンジで気持ちよくお届けします。.
Medley: I’m In The Mood For Love.
I Feel A Song Comin’ On.
Diga Diga Doo.もともとはZephyrというレーベルから1958年に「Easy Jazz On A Fish Beat Beats」というタイトルでリリースされていたアルバムを、当時(1967年)の耳で聴いて面白いと判断して再リリースが決定したという、不思議な来歴の1枚です。スイングジャズのスタイルなんですが、発想やアレンジは踊れてモダン。知的なくすぐりがどの曲にもあって楽しめます。若きシェリー・マン、ラス・フリーマンらが参加。グリーグ・マクリッチーはテレビ、ラジオでも活躍したアレンジャーです。.
Jeepers Creepers.
Fishbeat Blues.
Greig’s Bread.