50年代から活動している割にアルバムの数は少なく、しかし、いずれもその時代ごとの空気を読んだ傑作というジャッキー・パリス。円熟期となる本作では、アップテンポなピアノトリオをバックに疾走する「Summer Soft」(スティーヴィー・ワンダーのあの名曲!)が素晴らしい!.
Summer Soft.
What I See In You.
I Have Dreamed.本当に彼女は歌が上手いですねえ。50年代にいったんソロシンガーとしてデビュー。その後、ジャック・ラサール・カルテットに参加。グループ解散後はセッションシンガーとしても多忙に活動し、ようやくジャズシンガーとして自分のペースをつかんだ時期の一枚です。ラブリーでキュートにつづられる珠玉のジャズソング。軽くボッサな「An Occasional Man」が最高なのです。クリスマスソング「Have You A Merry Little Christmas」も是非。.
An Occasional Man.
Gone With The Wind.
Have Yourself A Merry Little Christmas.ピアニスト、ヴィブラフォン・プレイヤーとしても秀でた女性シンガー。彼女が精力的にリーダー・アルバムを出すようになったのは妙齢を迎えてからですが、円熟味とふわふわとした柔らかさが同居した雰囲気は、どれも素敵。落ち着いたスイング「Taking A Chance On Love」や、まろやかなボッサテイストの「Old Guitaron」(ヴィブラフォンを弾きながら歌うのが、またよし!)に、彼女の魅力が凝縮されています。スローに聴かせる「Over the Rainbow」もいい。.
Taking A Chance On Love.
Old Guitaron.
Over The Rainbow.2歳違いの先輩ルイ・アームストロングの逝去を追慕したアール・ハインズのピアノソロ・アルバム。明るくて楽しいサッチモ・スイングよいうより、アメリカ南部に根付く叙情をサッチモの存在感を借りて踏襲したリリカルで美しい内容です。夜眠りにつく前に聴きたいようなムードですね。.
When It’s Sleepy Time Down South.
Pennies From Heaven.
Confessin’.リリースは1984年ですが、レコーディングは1977年。ガル・コリンズ(g)ジョージ・ムラーツ(b)とのドラムレス・トリオで臨んでいます。この編成というと初期のオスカー・ピーターソン・トリオのような音を想像しますが、こちらはギターとベースがエレクトリックなのが新鮮です。「Jubilee」のような歯切れの良いスピード感は編成のたまものでしょう。.
Jubilee.
Emily.
Dream Dancing.