【曲目】Comme Ci, Comme Ca / Ivy / Never Never Land / Tangerine // Ahmad's Blues / Seleritus / I Like To Recognize The Tune / I'm Alone With You / Sophisticated Gentleman
ボブ・ドロウと「Comin' Home Baby」を共作したベーシスト、ベン・タッカーのレアな初リーダー作。ヴィクター・フェルドマン、トミー・テデスコらを率いた最高にクールなコンボ盤。ヴァイブの音色も涼しげな「For Heaven's Sake」「Don't You Know」「Capricious」などのボッサが出色! もちろん本作でも盟友ボブ・ドロウと数曲共作あり。.
ティンパニーがドデーンと鳴る「Under Paris Skies」が最高にゴキゲン。ラテン・パーカッションのウィリー・ロドリゲスと、奇才パーカッショニスト、ジョー・ヴェヌートの起用が生んだ奇跡のグルーヴですね、これは。フランス名曲、あるいは、フランスをテーマにした書き下ろしを集めたアルバム。本物のフランス人はひとりもいないし(ギターでケニー・バレル参加)、フランス録音ですらないのに、パリの雑踏を歩く気分にさせてくれる一枚です。.
粋を絵に描いたようなトランペッターと、確かな腕のトロンボーン奏者が手を組んで、快活快調にストレート・バップしたナイス・アルバム。ボブ・クランショウのウォーキングベースがかっこいい冒頭の「Haig And Haig」から、ジャズを聴く喜びにまみれられます。おっと、ゲイリー・マクファーランド作「Milo's Other Samba」もオツですね〜。「I Want A Little Girl」「My Gal」ではクラーク・テリーのブルージーな歌も。.
フォーク・リヴァイヴァル期に制作されたユニークな着想の一枚。全曲レッドベリーの名曲を採り上げています。伝承曲のメロディやコード感を巧みにジャズに移しかえ、たくましくリアレンジした演奏は見事。フォークやブルースのイディオムがロックの世界と大胆に融合している現代にこそ、このアルバムは有効なのかも。「Goodnight Irene」のような有名曲はもちろん収録。「De Gray Goose」「Jolly O The Ransom」あたりの混ざり具合は本当に過激! 「Take This Hammer」など、2曲でフィーチャリングされている女性ヴォーカルも、アーシーな中に神秘性あり。.
何はさておきA-1「Jazz Mambo」! ピアノもボンゴもリズミカル&クールにマンボ。トリッキーなイントロもよろしい。サイ・コールマンは才能がありすぎて、どれを買っても違う顔。クールにピアノトリオで決めたこれ、単純にかっこいいですよ。「Gypsy In My Soul」では右手の技術見せまくり弾きまくり。ジャケは氷の上にコールマン(凍るマン)。.
収録曲・データ
【曲目】 Jazz Mambo / Witchcraft / Hooray For Love / Isn’t It Romantic? / You Fascinate Me So / Gypsy In My Soul // Alley Cats / Foggy Day / Sing You Sinners / Bess, You Is My Woman / I Want To Be Happy
ピアニスト、シンガー、作曲家としてマルチな才能を発揮した才人ジャズマン、サイ・コールマンがウェストコーストのマイナーレーベルに残したカルテット盤。ミュージカル「Wildcat」のために書き下ろした楽曲を改めて自分の手で演奏しているもので、スタンダードとして定着している「Hey Look Me Over」なんかも、ここからの曲だったんですね。ドラムスにはデイヴ・ベイリーが参加。ピアノトリオ+パーカッションの編成で、すかっとした演奏を聴かせます。.
【曲目】Countdown / Eleven Four / Why Phillis / Someday My Prince Will Come / Castilian Blues // Castilian Drums / Fast Life / Waltz Limp / Three's A Crowd / Danse Duet / Back To Earth
水辺のレストラン“The Trident”でライヴ録音された白人ピアノトリオのアルバム。ラウンジ的な環境ながら、演奏はストレートアヘッドなジャズグルーヴに則ったもの。よく動き回るベースが、サンバやボサノヴァ・ナンバーで抜群の働きを見せます。長尺で盛り上がる「Love For Sale」も良し。ブラジリアン・テイスト満開の「Favela」人気曲! ファンキーなピアノトリオ・ジャズが好きな方へ!.
B面に所々目視で確認される痕跡があり、ややノイズを発します。B2「Lawrence Of Arabia」に小さなキズによるプチノイズあり。
「Spartacas」を、思いっきりクールな4ビートで。
「Spartacas」のテーマを、思いっきりクールな4ビートで決められたら、もう降参するしかありません。クールなサックスとコーラスの組み合わせで、映画のテーマソングを。のちのファンキーなイメージからは想像つきませんが、初期のエディ・ハリスにはこんな洒落た作風の作品が多いのです。「Moon River」「Pocketful Of Miracles」あたりはラブリーに。.
収録曲・データ
【曲目】Exodus / Green Dolphin Street / Moon River / Pocketful Of Miracles / Spartacus // Never On Sunday / Lawrence Of Arabia / Tonite / Laura / El Cid / Gone With The Wind
「Spartacas」のテーマを、思いっきりクールな4ビートで決められたら、もう降参するしかありません。クールなサックスとコーラスの組み合わせで、映画のテーマソングを。のちのファンキーなイメージからは想像つきませんが、初期のエディ・ハリスにはこんな洒落た作風の作品が多いのです。「Moon River」「Pocketful Of Miracles」あたりはラブリーに。.
収録曲・データ
【曲目】Exodus / Green Dolphin Street / Moon River / Pocketful Of Miracles / Spartacus // Never On Sunday / Lawrence Of Arabia / Tonite / Laura / El Cid / Gone With The Wind
【曲目】Joke / The Beginning Of The End / The For Carnival / Sketches For Remo : Solitude〜Fun // Evolution : Jungle Call〜Evocation And Dances〜Incantation〜Confrontation〜Spleen〜The Modern Civilization / Bruce Lee : A Strange World〜The Man〜Kung Fu〜Meditation〜Epilogue
ラテン・パーカッショニスト、アルマンド・ペラーザをメンバーに迎えて、クインテット編成で行われたライヴ。サンフランシスコのマソニック・オーディトリアムが会場です。ちなみにこのときの共演者は、ペギー・リーとキングストン・トリオだったとか。ラストの「Lullaby Of Birdland」を始めとする代表曲に加えて、「My New Mambo」などダンスナンバーも忘れていません。カクカクしてるのに、疾走感があって聴きやすいピアノ。ほんとに不思議なグルーヴだと思います。.
収録曲・データ
【曲目】The Be-Bop Irishman / I’ll Be Around / Jumpin’ With Symphony Sid / This Nearly Was Mine / My New Mambo // The Outlaw / When April Comes Again / Monophraseology / Cocktails For Two / Lullaby Of Birdland
【曲目】Caravan (Part 1 And 2) / Easy To Love / Drum Trouble / I've Never Been In Love Before / Mood For Milt // The Lady Is A Tramp / Cool Mambo / Love Is Here To Stay / Undecided / Tiempo De Cencerro (Part 1 And 2)
イタリア人映画音楽家でピアニストのジョルジオ・ガスリーニ。彼が手がけたミケランジェロ・アントニオーニ監督の名作「夜」のオリジナル・サウンドトラックにして、自身のカルテットで残したイタリアン・ジャズの超レア盤。61年の公開当時は4曲入りEPとしてのリリースで、12インチとしてのお目見えは、この「New Jazz Sound 2」としてが初めてでした。ひたすらにクールで映像的な、まさに夜のジャズ! サントラとしてはもちろん、ジャズ人気の高さ!.