世界的に大ヒットした映画「80日間世界一周」でヴィクター・ヤングが手がけたスコアを、粋なピアニスト、ジェラルド・ウィギンスがジャズ化。この映画から有名になりスタンダード化した「Around The World」をはじめ、夢いっぱいな気分の名曲を楽しく聴かせてくれます。ちなみにこのアルバムのプロデュースは、若き日のデヴィッド・アクセルロッド。.
米国空軍の軍楽隊の演奏にサラ・ヴォーンが4曲参加。それだけでも珍しいのに、いきなり「Love Touchs Your Heart」でハイスピードでジャズファンク。インストもチック・コリアの「La Fiesta」などをめちゃかっこよくカヴァー。最後にサラが歌う「There Will Never Be Another You」もかっこいい。この盤、彼女の熱心なファンでもご存じないかも。.
Uni移籍第一弾。なんとビーチボーイズの「駄目な僕」(B-3)を歌っています! ヴィブラフォンやハープシコード、多重録音が大胆に導入されたそのサウンドは、泣き崩れそうなソフトサイケ・アフリカンとでも言うべきもの。ほかにも「Here, There And Everywhere」や「Society's Child」など、歌もインストも情感があふれ過ぎた名演名唱揃い!.
フィル・スペクターにギターの手ほどきをしたことでも知られる西海岸の粋人ギタリスト! 60年代末を迎え、いよいよ前のめりにソウルジャズ感覚を押し出し始めた傑作です。8ビート風「Wave」(大穴!)「Spooky」(超かっこいい!)バトゥカーダ風「I Say A Little Prayer」など、60年代のヒット曲もとてもグルーヴィーに!.
収録曲・データ
【曲目】Fred / The Girls Of Spain / Music To Think By / Shifty / Wave / I Say A Little Prayer // It’s About Time / Spooky / Pretty Butterfly / Love Is Blue / Make Me Rainbows
ラテンなスタイルはお手の物のシアリング。ストリングスもブラスもなく、シンプルなクインテット編成での演奏です。この時期のクインテットにはパーカッションでアルマンド・ペラーザが参加。彼の叩き出すナチュラルなブレイクビーツで、快感の度合いが高まっています。ペラーザのオリジナル「Jackie's Mambo」がいい感じ。「Say Si Si」も快調です。.
収録曲・データ
【曲目】Blue Moon / Day By Day / Yesterday’s Child / Salud / You And The Night And The Music / Tintilin // The Night Is Young And You’re So Beautiful / Jackie’s Mambo / All Through The Day / Say “Si Si “ / Blue Rainbow / Te Arango La Cabeza
映画「ブルース・ブラザーズ」でもおなじみキャブ・キャロウェイ。彼の絶頂期録音(1930〜40年代)はColumbiaからも決定的な2枚組LPが出てますが、初吹き込み版の「Minnie The Moocher」(1931年)収録はこのMCA盤のほう。当時まだ20代だったキャブの若さと野心があふれた一枚です!.
【曲目】Little Susie / By Myself / Blues For Norine / Moon-Faced, Starry-Eyed / Big Buddy // Willow Weep For Me / Greensleeves / So In Love / If I Can Just Make It / Misty
【曲目】Sonata In Shocking Pink / Prelude In Blue / Fugue In White / Rondo In Lemon Yellow / Reverie In Topaz / Dance In Tangerine // Prelude In Black / Prelude In Ivory / Waltz In Lime / Pavanne In Purple / Rhapsody In Red
俊英ドラマー、バリー・マイルスのハードバップアルバム。スタンダード無し、全曲自作というあたりにも自信と野心がみなぎっています。チャーリー・パーカーに捧げた「Once There Was Bird」など、感情表現も巧み。また、本作にはピアノでデューク・ジョーダンが参加(編成は3管のセクステット)。リリカルなプレイで、気合いが先走りそうになるドラマーを優しく支えています。.
Music Minus Oneは特定の楽器をレコードに合わせて練習するために制作されるのですが、何とそこにボブ・ドロウがいました。本作はカルテット+1(ギター)で、サックス奏者の練習に使われる仕様。ミュージカル「Oliver!」の曲を、気持ちよく演奏出来るように洒落たアレンジが施されています。クラーク・テリー、タイリー・グレン、ベン・タッカーなどメンツの豪華さや、内容の良さで、教則レコードとして眠らせるには惜しいとの決断から再発されたリイシューです(オリジナルは1963年のリリース)。.
収録曲・データ
【曲目】 Food, Glorious Food / Oliver! / Boy For Sale / Where Is Love? / As Long As He Needs Me / Consider Yourself // Who Will Buy? / I’d Do Anything / Pick A Pocket Or Two / It’s A Fine Life / Oom - Pah - Pah! / Who Will Buy?
【曲目】Royal Garden Blues / Bright Moments / Willie’s Tune / Good OL’Lady / Lil’Darlin / I’ll Die Happy // Love (Berkshire Blues) / Tell Me The Truth / The Swinging Groove Merchant (Groove Merchant) / Angel Eyes / In A (Harlem Airshaft)
ジャイヴ・ジャズの系譜をたどる上で、これ以上、充実した編集盤は他にはありません! 60年代にアメリカでリリースされた4枚組ボックス。Columbia系列の音源に加え、戦前のVocalion、Brunswickから、キラ星のごとき名演名唱を収録。白人も黒人もジャズメンもエンターティナーも「Music Goes 'Round And Round」! 全64曲で、箱の内側に楽曲クレジットがびっしり書かれてます。.
収録曲・データ
【収録アーティスト】 Ella Logan, The Splits Of Rhythm, Eddie Condon, Stuff Smith, Red McKenzie, Wingy Manone, Red Allen, Joe Marsala, Midge Williams, Maxie Sallivan, John Kirby, Charlie Barnet, Midred Bailey, Red Norvo, Slim Gaillard, Slam Stewart, Bud Freeman, Bobby Hackett, Frank Froeba, louis Prima, Frankie Newton, The Three Peppers, Fats Waller, Art Tatum, Teddy Wilson, Clarence Profit Trio, Bunny Berigan, Billie Holiday, Pete Johnson’s Boogie Woogie Boys, Will Bradley, Count Basie, Woody Herman, Hot Lips Page, Roy Eldridge, Coleman Hawkins, Noble Sissle’s Swingsters, Dizzy Gillespie
こういう人のことこそ、ジャズスタイリストと呼びたいものです。ジャズピアノの可能性をポップに広げた知られざる立役者。このアルバムは60年代の映画音楽集で、ビートルズから007まで幅広く。スイングする「Town Without A Pity」ハイスピードな「A Hard Day's Night」「Magnificient Seven」など解釈力の高さ、大胆さを示す名曲がたっぷり。.
70年代 Blue Noteで注目を集めたロニー・ロウズ。ヒューバート・ロウズを筆頭とした音楽家族ローズ家の出身。メロウなディスコファンクへの接近もいとわず、決してダサくならない絶妙なセンスの良盤を多くリリースしています。このアルバムも1曲目の高速ディスコフュージョン「Young Child」から最高! タイトル曲など妹エロイーズ・ロウズも参加した歌ものもよいです。.
70年代クインシーの最高作のひとつと思います。ハービー・ハンコックの「Tell Me A Bedtime Story」のカヴァーに仰天。エレピ&ストリングスによるゴージャスで超メロウな6分45秒。ハービーの指の動きをストリングスで再現した後半には、時間が完全に止まります。アシュフォード&シンプソン、ルーサー・ヴァンドロス、チャカ・カーンらゲストシンガーも豪華!.
収録曲・データ
【曲目】Stuff Like That / I'm Gonna Miss You In The Morning / Love, I Never Had It So Good // Tell Me A Bedtime Story / Love Me By Name / Superwoman (Where Were You When I Needed You) / Takin' It To The Streets
もともとはZephyrというレーベルから1958年に「Easy Jazz On A Fish Beat Beats」というタイトルでリリースされていたアルバムを、当時(1967年)の耳で聴いて面白いと判断して再リリースが決定したという、不思議な来歴の1枚です。スイングジャズのスタイルなんですが、発想やアレンジは踊れてモダン。知的なくすぐりがどの曲にもあって楽しめます。若きシェリー・マン、ラス・フリーマンらが参加。グリーグ・マクリッチーはテレビ、ラジオでも活躍したアレンジャーです。.