タイトルに堂々と「レゲエ」と銘打ったハービー・マンのアルバム。ミック・テイラー、アルバート・リー、セッションキーボーディストのパット・レビロットを引き連れ、リズム隊はジャマイカ出身のトミー・マクック・バンドというミクスチャーにして、ロンドン録音の本気サウンド。片面全部を使って繰り広げられるテンプテーションズ「My Girl」カヴァーセッションが最高に日なたぼっこ感!.
My Girl.
Rivers Of Babylon.
Ob-La-Di, Ob-La-Da.時流を見逃さない男ハービー・マンがディスコ路線にふりきったアルバムです。自身の十八番「Comin’ Home Baby」ミーターズ「Hey Pocky Away」やルー・リード「Walk On The Wild Side」などをディスコフュージョン化。女性コーラスを大々的にフィーチャーし、自身も歌います。これだけ堂々とナンパにやられたら気持ちいいものです。.
Comin’ Home Baby.
Hey Pocky Away.
Walk On The Wild Side.ハービー・マンにとって、もっともスピリチュアルなアルバム。瞑想的かつオリエンタルな要素は突き詰めた長尺曲や、ビートルズ「Flying」のカヴァーなどで構成されています。当時のバンドはロイ・エアーズ、ソニー・シャーロックらが参加しているので、こういう作風にも対応、というか、むしろ合っていると思います。あまり語られませんが傑作。.
Flying.
Miss Free Sprit.
Pendulum.1966年7月4日、ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルに出演したときのライブ盤。トランペット、2人のトロンボーン、ベース(レジー・ワークマン)、ドラムス、パーカッション(ヴィブラフォン)にハービーのフルートという新編成での可能性を試すようなフレッシュな演奏です。レジー・ワークマンのベースが全編にうねうねとかっこいいし、ブラジル趣味を交えつつの引き締まった好内容!.
Project S.
Scratch.
She’s A Carioca.「Memphis Underground」のヒットを放ったAtlanticではなく、より実験色の強いサブレーベル、Embryoからのリリース。ソニー・シャーロックのギターがかっこいいジャズファンク「Kabuki Rock」収録です。シンプルなソウルジャズ曲、スピリチュアルジャズ的なアプローチの曲が渾然一体で同居した異色作。.
Soul Man.
Memphis Two Step.
Kabuki Rock.「Memphis Underground」直前のハービー・マン。ストリングスを交え、ポップかつリズミカルなジャズを披露しています。ルルの「To Sir With Love」のあしらいや、思い切ってカリプソにしたドノヴァン「There Is A Mountain」もお見事。素晴らしいのはプロデューサーも務めるトリー・ズィトーの提供した「Flight Of The Bluebird」! この飛翔感、さからえません!.
To Sir, With Love.
Flight Of The Bluebird.
There Is A Mountain.美女ジャケとしても知られる1958年のアルバム「Sultry Serenade」を疑似ステレオ加工を施してリイシューした盤です。軽やかなフルートと、それをセンスよく支えるジョー・ピューマ(g)、オスカー・ペティフォード(b)、アービー・グリーン(tb)らの演奏が素晴らしいです。猛暑をやわらげるスタイリッシュ・ジャズ!.
Let Me Tell You.
Professor.
Sultry Serenade.フルートのダブル・リードはとても素敵な組み合わせ。そして、ハービー・マンとサム・モストの個性の違いも面白いです。ジョー・ピューマのギターもナイス助演。スタンダード中心の選曲で、二匹の鳥がさえずるようにスイングします。春ジャズ! 1955年リリースのオリジナル盤はなかなか良盤に巡り合わないので、こういうリイシューは重宝しますね!.
Fascinating Rhythm.
I’ll Remember April.
It Might As Well Be Spring.LAロックの中心地的存在だったライブハウス「ウィスキー・ア・ゴーゴー」でのライブ盤。片面1曲ずつの長いインプロヴィゼーション主体ですが、リフはファンク/ソウル仕様なのがとにかくかっこいいです。この時期の彼のバンドはロイ・エアーズ、ソニー・シャーロック、スティーヴ・マーカス、ミロスラフ・ヴィトゥスが参加したすごいメンバー!.
Ooh baby.
Philly Dog.
Philly Dog.