プログレッシヴなビッグバンドジャズで人気を博すトランペッター。2005年にCD化(音盤化)された「French Connection」のサントラのおかげで、彼の実力が正当に評価されはじめたようです。同時期に制作された本作は、スリル満点なほどオーヴァードライヴする彼の資質がタイトでコンパクトな発想とマッチした傑作。全編ファンキーで素晴らしいですが、「Alone Again」のカヴァーが意表を突く良さなのです! イエスの「Roundabout」まで!.
Alone Again.
I Feel The Earth Move.
Roundabout.60年代にはCapitolでラウンジジャズ名盤を多く残したギタリスト。彼が70年代にImpulseで1枚だけリリースした問題作です。高速道路を行き交う車や会話、ラジオの周波数を適当にいじくっただけの曲(?)、フリーキーなジャズロックなどが交錯。これはアメリカ車社会をめぐるコンセプトアルバム? その真意は簡単に理解できませんが、音楽家としての野心が生んだ謎作。聴けば聴くほど興味が尽きません。.
That’s America Fer Ya.
De Blooz.
Five Gallons Of Astral Flash Could Keep You Up For Thirteen Weeks.73年の「Closer To It」から「Straight Ahead」をはさんで75年の本作へ。この時代がオブリヴィオン・エクスプレスの絶頂期のひとつということに異論は無いと思います。スタジオ・セッションを一発録りしたという爆裂ジャズファンクの「Brain Damage」、ジェフ・ベック・グループから合流したクライヴ・チェアマンの提供した人気曲「Foolish Girl」など、今また気持ち良い時代になってます。.
Foolish Girl.
Brain Damage.
Something Out Of Nothing.かっこいいものはかっこいい。70年代では早すぎて、90年代に大きく再評価された本作。当時はファンキー&メロウな音楽センスにスポットが当たりましたが、今聴くと、さらにジャムバンドっぽさも見いだされ、あらためて新鮮な印象です。タイトル曲が最高にキャッチーですが、A面の長尺2曲もイマジネーション豊かな展開で、音楽家としての可能性にうならされます。このあたりのサウンドのかっこよさ、最近また評価されてきてますね。.
Straight Ahead.
Begining Again.
You’ll Stay In My Heart.マイルス・デイヴィスに超絶ギターの才能を見出され、ジャズ界のスターダムに一気に上り詰めたジョン・マクラフリン。自ら率いるマハヴィシュヌ・オーケストラのファーストアルバムです。ジョンのみならず、ビリー・コブハム、ヤン・ハマーという、これまたすごい才能が揃って、ジャズロックの限界のさらにその先まで突き抜けます。凶暴でありながらスペーシー。.
Meetings Of The Sprit.
The Noonward Race.
Vital Transformation.マイルス・デイヴィスのグループを離れたトニー・ウィリアムスが結成した、おそらく史上初のジャズロックグループ。2枚組のデビュー作に続いてリリースされたセカンド。ジャック・ブルース、ジョン・マクラフリン、カリード・ヤシン(ラリー・ヤング)らと繰り広げる強烈なハードロックジャズとアンビエント的なトラックが交差。ソウルジャズに近づかない姿勢は潔いです。トニーの繊細な歌声が聴けるアルバムでもあります。.
To Whom It May Concern - Them.
This Night This Song.
A Famous Blues.60年代後半、ジュリー・ドリスコールとの共演などでUKジャズロックのシーンを鮮やかに切り開いた彼ら。これがラストアルバムで、ブライアン・オーガーはオブリヴィオン・エクスプレス結成へ向かいます。スライ&ザ・ファミリー・ストーン「I Wanna Take You Higher」でのオープニングに目覚めを感じます。ハービー・ハンコック「Maiden Voyage」の最高かっこいいカヴァーを収録。.
Maiden Voyage.
I Wanna Take You Higher.
Listen Here.ブルース・スプリングスティーンのバックバンド(E・ストリート・バンド)でキーボードを長年務めていたデヴィッド・サンシャスの初リーダー作。ビリー・コブハムのプロデュースによるインスト作品で、これはもうフュージョンというよりプログレの領域かも。トリオによる演奏は終始テクニカルでエネルギー充満です。.
East India.
Crystal Image.
One Time.マルチリード奏者、スティーヴ・マーカスの初リーダー作。ソウルジャズというより、かなりジャズロックに振り切った作品です。バーズ「Eight Miles High」ドノヴァン「Mellow Yellow」ビートルズ「Tomorrow Never Knows」「Rain」といったレパートリー。ザッパの「Hot Rats」に近い世界観です。ノークレジットですが、かっこいいギターはラリー・コリエル。.
Eight Miles High.
Mellow Yellow.
Tomorrow Never Knows.70年代前半のトッド・ラングレンとブライアン・オーガーが合体したようなプログレッシヴ・ポップ「Star Dreams (Nebulous)」や「In My World」の素晴らしさ! メジャーレーベルからのリリースですが謎度の高いNY系ジャズロック・ユニットです。線の細いヴォーカルのタッチと、ミスティックなキーボード(特にエレピ)が光っています。.
Star Dream.
In My World.
Everyone.