元ブルース・プロジェクトのアンディ・カルバーグとロイ・ブラメンフェルドが結成したニューロックなファースト。フルートの音色に彩られるジャズロックなど、カルバーグが持ち込んでいる作品が彼らの音楽の中心を為しつつ、若さが未熟さとなってあちこちに感じられます。内省的な「Let The Duchess No」やドリーミーなインスト「Sweet Creek's Suite」も実はいい。.
Rondo.
Sweet Creek's Suite.
Let The Duchess No.コリエル、ジョン・マクラフリン、チック・コリア、ミロスラフ・ヴィトゥス、ビリー・コブハムという最強メンツ(エレクトリック・マイルス+リターン・トゥ・フォーエヴァーみたい!)でレコーディングされた1970年のアルバムです。激しいジャズロック盤という印象ですが、ジャンゴ・マナーでアコースティックギターを弾きまくる「Rene’s Theme」も、のけぞるくらいかっこいい! オリジナル盤は横顔の写真でしたが、作品の世界観をより表しているのはこちらのセカンドジャケットかもしれませんね。.
Rene’s Theme.
Spaces.
Chris.ジャズ以外のシーンにクロスオーバーするきっかけとなった傑作「Memphis Underground」のアイデアをロンドンのロックミュージシャンとのセッションに持ち込んだ意欲作。アルバート・リー、ミック・テイラーらが参加。いきなりローリング・ストーンズ「Bitch」カヴァーしてますし、ロック・ナンバーの選曲にびっくり! そして若いバンドマンたちに混ざって御大ステファン・グラッペリもいてさらにびっくり!(「Mellow Yellow」に参加)。.
Bitch.
Mellow Yellow.
Layla.エマーソン・レイク&パーマーよりも早く「Nut Rocker」をカヴァーしていたのが彼ら。A-1「Imagine Me」後半に現れる「Nut Rocker」はキース・エマーソンも参考にしたかも? イギリス、エジンバラ出身のトリオで、オルガン、ベース、ドラム編成ですが、ヴォーカルが若々しいし、ポップさもあり。ELPというよりブライアン・オーガーやペドラーズのタイプで、むしろ今聴いてこそストレートにこのかっこよさがわかるかも!.
Imagine Me.
Take Me To Your Leader.
Carpenter.マイルス・デイヴィスのグループを離れたトニー・ウィリアムスが結成した、おそらく史上初のジャズロックグループ。2枚組のデビュー作に続いてリリースされたセカンド。ジャック・ブルース、ジョン・マクラフリン、カリード・ヤシン(ラリー・ヤング)らと繰り広げる強烈なハードロックジャズとアンビエント的なトラックが交差。ソウルジャズに近づかない姿勢は潔いです。トニーの繊細な歌声が聴けるアルバムでもあります。.
To Whom It May Concern - Them.
This Night This Song.
A Famous Blues.ブルース・スプリングスティーンのバックバンド(E・ストリート・バンド)でキーボードを長年務めていたデヴィッド・サンシャスの初リーダー作。ビリー・コブハムのプロデュースによるインスト作品で、これはもうフュージョンというよりプログレの領域かも。トリオによる演奏は終始テクニカルでエネルギー充満です。.
East India.
Crystal Image.
One Time.マルチリード奏者、スティーヴ・マーカスの初リーダー作。ソウルジャズというより、かなりジャズロックに振り切った作品です。バーズ「Eight Miles High」ドノヴァン「Mellow Yellow」ビートルズ「Tomorrow Never Knows」「Rain」といったレパートリー。ザッパの「Hot Rats」に近い世界観です。ノークレジットですが、かっこいいギターはラリー・コリエル。.
Eight Miles High.
Mellow Yellow.
Tomorrow Never Knows.70年代前半のトッド・ラングレンとブライアン・オーガーが合体したようなプログレッシヴ・ポップ「Star Dreams (Nebulous)」や「In My World」の素晴らしさ! メジャーレーベルからのリリースですが謎度の高いNY系ジャズロック・ユニットです。線の細いヴォーカルのタッチと、ミスティックなキーボード(特にエレピ)が光っています。.
Star Dream.
In My World.
Everyone.