【曲目】South / Indiana / Alabama Jubilee / Have You Ever Been Lonely? / Red Wing / Old Man River // Caravan / Corrine, Corrina / The Birth Of The Blues / A Gay Ranchero / Frankie And Johnny / Honeysuckle Rose
バカラックの「Knowing When To Leave」は彼女の声に合ってますねえ。この曲のカヴァーはいくつかありますが、これは個人的にベスト3に入ります。70年代の彼女にはソフトな名盤が多いので要注意です。B面ラストの「Yesterday I Was Young(帰りこぬ青春)」には思わず涙。「Nice People」では、ふんわり浮遊した気分に。柔らかくて包容力のあるアレンジは一曲を除きドン・コスタ。.
収録曲・データ
【曲目】Tonight I’ll Say A Prayer / You’ve Made Me So Very Happy / A Time For Us / Nice People / Quiet Soul / It Takes A Fool Like Me // Didn’t We / Time / Knowing When To Leave / Without You / Yesterday, When I Was Young
【曲目】Bijou / Mostly For Lovers / Like Young / My One And Only Love / Politely / Trav’lin’ Light // Let’s Walk / Snowfall / A Cool Shade Of Blue / Robbin’s Nest / Free And Easy / That’s All
RCAオレンジ・レーベル(ミゾあり)。A-3「Waiting To Be」中盤に小傷によるプチノイズが少し。他はEX++〜M--ほどで良好です。
あの「98.6」のキースです。
ソフトロック・アーティスト、「98.6」の本名ジェームズ・バリー・キーファーこと、あのキースです。RCAに移籍してリリースされた彼のサードにしてラスト・アルバム。ソフトロックのニュアンスを残しつつも、ビートルズの影響を感じさせるアシッドな浮遊感の「Waiting To Be」や、ファンキーな「The Problem」など新生面も加味しています。.
収録曲・データ
【曲目】Alone On The Shore / Trixon’s Election / Waiting To Be / Melody / The Problem // Marstrand / Mr. Hide / China Clipper / Elea - Elea / Charley Cinders
10代後半、まだあどけない顔立ちで、この歌の上手さ。確かにこれはほおってはおけません。初期型ディスコの軽快なダンスビートと、豊かなメロディライン、そして、こみあげるエモーション、人間的なダンスビートが相まった名盤だと思います。「Shame」がスマッシュヒット! メロウな「I Don't Know If It's Right」にも惹かれます。インスタント・ファンクのメンバーがバックアップ。アートワークを変更しての再リリース盤。.
収録曲・データ
【曲目】Smooth Talk / I Don't Know If It's Right / Til I Come Off The Road / Dancin', Dancin', Dancin' // Shame / Nobody Knows / We're Going To A Party / The Show Is Over
【曲目】The Magnificent Seven / Springtime For Hitler / Theme From A Fistful Of Dollars / Touvh Of Evil / Patricia / The Good, The Bad And The Ugly // Mission Impossible Theme / Norma La De Guadarajara / Zacatecas / Hang ‘em High / Las Cruces
これは素晴らしい! 1935年から45年にかけてアメリカで一大流行したスイングジャズがいかにかっこいい音楽で、ある意味ダンスミュージックであったかを最良の演奏で確証させてくれる、ジャズ&ジャイヴなオムニバスです。古臭いジャズみたいな偏見を持っている人にこそ聴いてほしいです。タイトルはスイング名曲「A String Of Pearls」のもじり。.
まずは、言葉遊びが楽しい「Alphabet Song」やチップマンクスもびっくりなムシ声スペースロック「The Man In The Moon Is A Lady」をぜひ! ナッシュヴィルのカントリーシンガー、フロイド・ロビンソンのデビューアルバム。カントリー色はあえて控えめにしてロックンロール/ポップスの魅力を親しみやすく伝えるスタンス。.
ブロードウェイミュージカルの人気曲を集めたアルバム。とにかくマンデル・ロウのアレンジが洒落ていて最高なのです。スウィートさと小粋な疾走感。4ビートで始まって、中盤に高速で転がり出す「Come Back To Me」、アレンジの魔法を見せられているような「Once In A Lifetime」、ブリリアントなイントロに目も眩む「See The Buttons On」など、手抜き無しの傑作。.
収録曲・データ
【曲目】Come Back To Me / Night Song / Once In A Lifetime / More Than One Way / I Believe In You / Goodbye, Old Girl // The Joker / See The Buttons On / Sunrise, Sunset / Why Did I Choose You? / Xanadu / Something’s Coming
1950年代に「涙のチャペル (Best Of My Years)」「Strange Sensation」などのヒットを飛ばし、テレビ創成期のセレブリティとして知られる女性シンガー。豊かな歌唱力を、恋の痛みを歌うトーチソングに自らのすべてを捧げた代表作です。ジャケットで涙に暮れる姿はドラマチックすぎてトゥーマッチ? いやいや、このインパクトによって、今も彼女のポートレートとしてはこれが真っ先に挙げられます。そして歌声とともに十分な説得力として胸に迫ってくるのです。.
ナッシュヴィルのギター・マスター、チェットと、ポップスオーケストラの最高峰ボストン・ポップスの共演盤。スタジオ盤としては、これが第二弾になるのではないでしょうか?(第一弾は66年) レパートリーが、より新しくなり「Ode To Billy Joe」「Galveston」「This Guy's In With You」など、このうえなく贅沢な弦アレンジで楽しめます。リズムセクションも、とても大胆かつダイナミック。.
【曲目】Walkin’ Bass / Timothy / Joanna / My Manne Shelly / Goofin’ At the Coffee House / Odd Ball // Blue Steel / The Little Man Theme / Spook! / A Quiet Gass / Lighty / Blues For Mothers
【曲目】 Whispering / The Man I Love / Opus 1/2 / Sweet Georgia Brown / Body And Soul / Oh, Lady Be Good // Dinah / Sweet Sue_Just You / Smiles / Runnin’ Wild / Tiger Rag / Pick-A-Rib
【曲目】If It Don't Snow / Coal House Woman / Cheap Talk And Lies / Ebony / Le Desole / Aweigh With Words // Rebound Lady / Room At The Top / Sandy / Another Broken Prophet (On The Road) / Campus Glam Opus / Evitez Paris
60年代後半、ジュリー・ドリスコールとの共演などでUKジャズロックのシーンを鮮やかに切り開いた彼ら。これがラストアルバムで、ブライアン・オーガーはオブリヴィオン・エクスプレス結成へ向かいます。スライ&ザ・ファミリー・ストーン「I Wanna Take You Higher」でのオープニングに目覚めを感じます。ハービー・ハンコック「Maiden Voyage」の最高かっこいいカヴァーを収録。.
厚紙くりぬきジャケでおなじみRCA Stereo Actionシリーズ。コミカルに動き回るパーカッションとシャープなブラスの対比で作り上げられる音の螺鈿細工です。ブラスのおかげで意外とジャズっぽかったりもして。急展開のタイトル曲や、目まぐるしい「Love For Sale」など。普通の人が何枚かにわけてやること、いっぺんにやっちゃうんだから!.
ソフィア・ローレンとグレゴリー・ペックが主演したサスペンス映画のサウンドトラック。「シャレード」に続いて監督のスタンリー・ドーネンと音楽のマンシーニがコンビを組みました。スリルとミステリーをアラビア模様を思わす音の連なりで表現したテーマ曲が白眉。ソフィアのために捧げられたような「Something For Sophia」がマンシーニらしいお洒落チューン。ジャジイでトリッキーで、とても印象的なナンバーです。.