【曲目】Delilah / Les Bicyclettes De Belsize / Don’t Say A Word / Kiss Me Goodbye / Three Good Reason // Mr. Love / It’s Not Unusual / The Last Waltz / What’s Wrong With My World / A Lifetime Of Love
初期A&Mを代表するアーティストの一人クロディーヌ・ロンジェのセカンドです。軽く知的でウィスパリングなボーカルがキュート。ビートルズのカヴァー「When I'm Sixty Four」「Good Day Sunshine」かわいい! タイトル曲はもちろんバカラック。アレンジはニック・デカロ。ストリングスに「Happy Heart」に通じる個性が溢れかえっています。おっとマーゴ・ガーヤン作「Think Of Rain」もお忘れ無く。あらためてこの時代のUSプレスを聴くと、アレンジの素晴らしさや奥行きの深さに圧倒されます。.
収録曲・データ
【曲目】The Look Of Love / Man In A Raincoat / Think Of Rain / How Insensitive (Insensatez) / Manha De Carnaval // I Love How You Love Me / Creators Of Rain / When I'm Sixty-Four / Good Day Sunshine / The End Of The World
「Clapping Song」「The Name Game」の陰に隠れた感じがある曲ですが、この曲も立派なヒット曲。彼女の才能を引き出した怪人リンカーン・チェイスらしさがにじみ出たシャッフルのようでスカのようでそのどっちでもないような、不思議なアレンジが効いた、まさにパズル気分のガーリーR&B。これでどう踊る?.
ふくよかなヴォーカルが輝きを放つ充実期の一枚。「God Only Knows」に影響を受けて作曲されたと言われるトニー・ハッチ作品「天使のささやき(Don't Sleep In The Subway)」収録で、彼女のこの時代のアルバム中、もっともトータルな完成度の高い作品としても知られています。この曲のみ編曲も彼。完璧なポップスを作るという意志が感動的なほどにじみます。.
収録曲・データ
【曲目】This Is My Song / Groovin' / Lover Man / San Francisco / Eternally / Resist // Don't Sleep In The Subway / Imagine / Love Is Here / How Insensitive / I Will Wait For You / On The Path Of Glory
ディキシー・カップスのニューオリンズな面でなく、ガールポップな面をフィーチャリングしたナイス・シングル! 両面ともにバリー&グリーンウィッチ作で、マイク・ストーラーのアレンジ。A面はアルバム未収録曲で、聴けばわかりますが「Chapel Of Love」の続編的な曲。泣けます。B面はレインドロップスのヴァージョンも良いんですよ。.
米W.B.からは3枚目のアルバム。意外と見落としがちな盤ですが、実はプロデューサー/アレンジャー、トニー・ハッチのヒップなセンスが実はよくわかる一枚です。ハニーカムズ「Have I The Right」やビートルズ「抱きしめたい」は大胆なバラッド・アレンジ。それでいてポップスタンダードの「Volare」は、ビートの効いたアレンジ。歌のうまい彼女を素材に、大胆に遊びまくってます!.
収録曲・データ
【曲目】 Never On Sunday / You Can’t Keep Me From Loving You / What Now My Love / Why Don’t They Understand / Have I The Right / Volare // Morgen / I Want To Hold Your Hand / Love Me With All Your Heart / The Boy From Ipanema / I ( Who Have Nothing ) / Hwllo, Dolly!
彼女のA&M時代では評価、人気ともに突出した感のあるサード・アルバム。ロジャー・ニコルズ&ポール・ウィリアムスによるコンビ最初期の作品「It's Hard To Say Goodbye」や、ゴードン&ボナー・コンビの大名曲「Small Talk」、ボッサな「Who Needs You」、なんとプロデューサーのトミー・リピューマとデュエット(会話?)した「Walk In The Park」など、ほほえましい場面も盛りだくさんのお洒落な一枚。冬の季節にはランディ・ニューマンの「Snow」も必須。.
収録曲・データ
【曲目】Falling In Love Again (Can't Help It) / Happy Talk / Love Is Blue / Holiday / Dindi / Who Needs You // When I Look In Your Eyes / Walk In The Park / Small Talk / Snow / It's Hard To Say Goodbye
ジャケに用いられたのは、少しおとなびた印象のポートレート。音楽が大人っぽくなった一面もありつつ、重厚さが際立つゴージャス・”ガールポップ”「I Could Have Danced All Night」、スペクター的ともいえる仕上がりの「At The Crossroads」など、圧巻です。「隣の芝生は青く見える」という意味のタイトル曲は、彼女との名チームでもあるトニー・ハッチ&ジャッキー・トレントの作品。.
収録曲・データ
【曲目】Smile / Black Coffee / The Last Waltz / Answer Me My Love / The Other Man's Grass Is Always Greener / Today, Tomorrow // I Could Have Danced All Night / At The Crossroads / Isle De France / The Cat In The Window / For Love / Ballad Of A Sad Young Man
【曲目】Breaking Up Is Hard To Do / Sunny / Tammy / Everybody’s Somebody’s Fool / Till // Somethin’ Stupid / Ode To Billy Joe / Our Day Will Come / Fascination
デヴィッド・ゲイツ作のガールポップ名曲。あめんぼうとアイスクリームというタイトル通りの甘くてドリーミーな超名曲です。「Popsicles And Icicles」のシングルは4種のカップリングがあるので要チェックです。よく見かけるのは「Huntington Flats」という曲が入っている盤で、せつないバラード「Blue Dress」はあまり見かけない方です。.
ジャケットで微笑むのは19歳のマリアンヌ・フェイスフル(彼女のイギリスでのデビュー・アルバムからの転用)。アメリカでも下位ながら89位とチャートインしたシングル「Go Away From My World」をタイトルに掲げたUSでのセカンド・アルバムです。純朴なフォーク娘としての彼女と、ビート・ガールとしての彼女。その両面をとらえた選曲です。その後に訪れる激動の運命をまだ知らぬ19歳。本当にかわいらしいですよ!.
収録曲・データ
【曲目】Go Away From My World / Yesterday / Come My Way / Last Thing On My Mind / How Should True Love / Wild Mountain Time // Summer Nights / Mary Ann / Scarborough Fair / Lullabye / North Country Maid / Sally Free And Easy
10代半ばで演じたヘレン・ケラー役で全米の注目を浴び、女優/シンガーの両面で人気者となったパティ・デューク。日本での知名度は本国には及びませんが、アメリカでは60年代からずっと親しまれた存在でした。ガールポップ的な雰囲気を受け継ぎながら歌ったヒット曲を集めたベスト盤。「What The World Needs Now Is Love」のラブリーなカヴァーあり。.
60年代UKガールポップ・シーンで颯爽とデビューしたスーザン・モーン。イギリスでは高い人気でしたが、アメリカではこの74年のアルバムが初リリースではないでしょうか? 大人の魅力をすっかり身につけつつ、生まれ持ったかわいらしさが端々ににじみます。ファンキー・ナンバー「Where Do You Go」最高!.
63年に「Tell Him」の大ヒットを持つ黒人ガール・グループ(男性一人含)。ヒット曲は無くなったとは言え、脂の乗り方はむしろ全盛期を迎えた60年代末。こちらの期待を裏切らないナイス・ノーザンソウル・アルバムに仕上がってます。必殺のノーザン・ダンサー「Blowing Up My Mind」で腰を揺らしましょう! ミディアムもファンキーも快調!.
【曲目】Sad Movies (Make Me Cry) / We Live In Two Different Worlds / Waltz Of The Wind / Roly Poly / No One Will Ever Know / It’s A Sin // Kaw-Liga / Blue Eyes Crying In The Rain / Afraid / Foggy River / I’ll Never Stand In Your Way / Pins And Needles (In My Heart)
ガールポップな雰囲気のラブリーなジャケ! このタイトルは、当時彼女がペプシのCMソング「Come Alive」を歌ってたからですね。その曲は未収録ですが、甘くてちょっぴりハスキーな声でポップス気分に浸れるこのアルバムは最高です。アレンジはモート・ガーソン。「Call Me」「Sunday In New York」など、彼女に歌ってほしかった曲がここにあります。.
収録曲・データ
【曲目】You’d Better Love Me / The Shadow Of Your Smile / I’m All Smiles / Girl Talk / Sunday In New York / You Take What Comes Along // Call Me / Watch What Happens / Too Late Now / A Wonderful Day Like Today / It Had To Be You
A&Mガール・ポップ! 初々しいファースト・アルバム。フランスでモデルをしていたところを見初められ、アンディ・ウィリアムスの奥方に。軽く知的でウィスパリングなヴォーカルで、90年代にはロジャー・ニコルズのスモール・サークル・オブ・フレンズやセルジオ・メンデスらと共にA&M再評価の主軸になりました。今やソフトボッサの古典「男と女」「フェリシダージ」、ビートルズの「Here, There And Everywhere」など、選曲も最高です。.
収録曲・データ
【曲目】A Man And A Woman (Un Homme Et Une Femme) / Here, There And Everywhere / Meditation (Meditacao) / Tu As Beau Sourire / A Felicidade // Wanderlove / Hello, Hello / Sunrise, Sunset / Until It's Time For You To Go / My Guy