ほぼ同時期に日本でもRed Bird / Blue CatレーベルのアンソロジーがLP2枚組でリリースされていましたが、こちらはイギリス編集の2枚組。やはりお国が変わればセンスも変わります。ガールポップ/ノーザンソウル度高めのチョイス。最後をこのレーベルに自らを捧げていたジェフ・バリーとエリー・グリニッチのデュエットで締めるのも、さすがです。.
なんとこのかわいらしい女の子がドン・コスタの娘さん! 現在も才気あふれる活動を続けるニッカ・コスタ、12歳のセカンドアルバムです。アメリカではリリースされず、ヨーロッパ、ブラジルなどでのリリース。少女らしいあどけなさからちょっとずつ成長。「He’s My Clown」は泣けて踊れてしまいますしね。ドン・コスタにとっては本作のプロデュースがほぼ遺作のはず。.
トニー・ハッチ&ジョニー・ハリスによる最高のアレンジが施された「Strangers In The Night」で降参! 「Groovy Kind Of Love」「Elusive Butterfly」など同時代ポップのカヴァーも良いですが、スタンダード「Come Rain Or Come Shine」のうるわしさにクラクラ。「Pet Sounds」と同じ年に制作されただなんて、やはりポップスは魔法ですね。.
収録曲・データ
【曲目】Strangers In The Night / A Groovy Kind Of Love / Rain / Wasn’t It You / There Goes My Love, There Goes My Life / Monday, Monday // Bang Bang / Homeward Bound / Two Rivers / Come Rain Or Come Shine / Elusive Butterfly / I Couldn’t Live Without Your Love【Producer】Tony Hatch 【Arranger】Tony Hatch, Johnny Harris 【Engineer】Ray Pickett 【Art Direction】Ed Thrasher
ソニー&シェールのときと、シェールのソロでは雰囲気が変わる印象があります。プロデュースは旦那のソニー・ボノが行っているのに、ソロのときのほうが時代を飛び越えてこちらに響く感じがするのです。もともとソウルフルな歌声と美貌に恵まれていた彼女。ソロで「自立した女性」でいるほうが性に合っていたのかも。「I Will Wait For You」も他の女性シンガーとは一味も二味も違ったアレンジ!.
Capitol Record Club配給盤につきカタログ番号がオリジナルと異なります(60年代半ばのプレス。オリジナルリリースは1963年)。擬似ステレオはこの規格でしか出ていません。
未洗練なデビュー作。でも、そこが愛おしい。
キャロル・キング作「Oh No Not My Baby」のヒットで知られる女性シンガー。ルビー&ロマンティックスやバーバラ・ルイスと並ぶ、メロウでミッドテンポのガーリーソウル。これがデビューアルバムで、まだヒット曲は見当たらないのですが、その分、ダンサブルなR&B感やブルージーなセンスを抑えることなく発揮しています。未洗練。でも、そこが愛おしい。こういうアルバムが大きな音でかかっている場所でお酒飲んだら、最高でしょうね。.
A&MからBarnabyに移籍しての2作目。ウィスパーヴォイスとアーリー70'sの繊細なアレンジメントがもっともよくマッチしたアルバムです。「God Only Knows」や、意表を付くストーンズナンバーのタイトル曲もいいですが、ポール・マッカートニーの「Every Night」が素敵。見開きジャケの彼女の立ち姿には惚れなきゃウソ。傷みやすい紙質のためか美品を見かけなくなりました。.
収録曲・データ
【曲目】Prologue 〜 While You're Sleeping / God Only Knows / Every Night / Hey That's No Way To Say Good-Bye / Wake Up To Me Gentle / Jealous Guy 〜 Don't Let Me Down /// When I Loved Him / Birds / Remember The Good / Sleep Song / Let's Spend The Night Together / Epilogue 〜 While You're Sleeping
【曲目】 Remember Me / Wait And See / Big Deal / Don’t Tell Me Not To Love You / I Can’t Hold Back The Tears / Kissin’ Time // Just Once More / Like I Did / The Boy Most Likely To Succeed / Little By Little / Too Many / Say Goodbye To Bobby
トニー・ハッチ&ジョニー・ハリスによる最高のアレンジが施されたA-1「Strangers In The Night」ですでに降参! 「Groovy Kind Of Love」「Rain」など同時代ポップのカヴァーも良いですが、スタンダードの「Come Rain Or Come Shine」のうるわしさにクラクラ。「Pet Sounds」と同じ年に制作されただなんて、やはりポップスは魔法ですね。UK盤オリジナルはUSとは全然違うデザイン。ピンク色のレインコートの彼女がキュートなのです!.
カントリー界の歌姫スキーター・デイヴィスのレアアルバムです。夏をテーマにしているとはいえ、ここまでガールポップ路線で作られたアルバムは彼女の中では異色でしょう。女性に年齢の話をするのは失礼ですが、彼女はこのときすでに35歳でした。まさかまさか、とても信じられないあどけなさ! 「Under The Boardwalk」のかわいらしさ、「Theme From A Summer Place」の可憐さ、隠れた名曲「That Summer Sunset」のたそがれ、すべてが愛おしい! 海外でも人気上昇著しいアルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】Dixie Cup Of Sand / Under The Boardwalk / That Warm Summer Night / Please Don’t Talk To The Lifeguard / Theme From A Summer Place / Summer Sunshine // Summertime / Remember (Walkin’ In The Sand) / A Summer Song / Sunglasses / That Summer Sunset / Singin’ In The Summer Sun
オーストラリア編集のベスト盤。「When You Walk In The Room」「Needles And Pins」「What The World Needs Now Is Love」などの大ヒット曲収録は当然ながら、他のセレクトが変わってます。ジミー・ウェッブ作「The Girl’s Song」やバカラック「Come And Get Me」ファンキーな自作「L.A.」などの収録は通好みと言っていいでしょう。両面で23曲のヴォリュームはうれしい! 見開きジャケ内側の詳細な解説&ディスコグラフィー、他人への提供曲リストもうれしい!.
「I Will Follow Him」で一躍アイドルになった彼女。ソロでのセカンドは68年まで発売されないのですが、その間にデュオ名義での本作が存在します。若さに似合わぬ歌唱力を誇る彼女。抜群の歌声を披露します。デュエットは4曲で、あとは4曲ずつをふたりで分け合う構成。デュエットではニノ&エイプリルみたいな「Catchin’ On Fast」など息のあったところを見せてくれますし、ペギー・マーチ単独ではまるでダスティみたいにソウルフルな「Losin’ My Touch」が出色!.
A&Mガールポップ! 初々しいファーストアルバム。フランスでモデルをしていたところを見初められ、アンディ・ウィリアムスの奥方に。軽く知的でウィスパリングなヴォーカルで、90年代にはロジャー・ニコルズのスモール・サークル・オブ・フレンズやセルジオ・メンデスらと共にA&M再評価の主軸になりました。今やソフトボッサの古典「男と女」「フェリシダージ」、ビートルズの「Here, There And Everywhere」など、選曲も最高です。.
収録曲・データ
【曲目】A Man And A Woman (Un Homme Et Une Femme) / Here, There And Everywhere / Meditation (Meditacao) / Tu As Beau Sourire / A Felicidade // Wanderlove / Hello, Hello / Sunrise, Sunset / Until It's Time For You To Go / My Guy
米Philipsでのラストシングルです。A面は、すでにAtlanticで制作が行なわれていたはずの傑作「Dusty In Memphis」を予感させるドラマチックな曲。ただし、録音はイギリスですので、やはりブリティッシュな風合いのサウンドです。B面はリッチー・ヴァレンス、ロス・ロボスでおなじみあの名曲でこれが最高。ダンサブルなラテンアレンジですが、何と彼女自身のアレンジとクレジットされています。.
タイトル曲は1967年にビルボードのシングルチャートでも20位まで上昇。彼女たちは70年代の作品も知られていますが、成功のきっかけとなったのはこの曲でした。ポップス・ファンなら、ロイヤレッツ「Gonna Take A Miracle」との相似を思いつくでしょうが、メンバー構成はブレンダと男性コーラス3人なので、むしろルビー&ロマンティックスとの相似です。ビーチボーイズ「God Only Knows」のカヴァーも素晴らしい。とろけそうな珠玉のガーリー・ソウル。.