ダンスクラシックの大定番A-1「Do You Love What You Feel」収録の名作です。クインシー・ジョーンズのプロデュース&ロッド・テンパートン(ヒートウェイヴ)のソングライティング参加(「彼が提供した「Live In Me」は、まさにその路線!)は、マイケル・ジャクソン「Off The Wall」に連なるライン。内容は抜群です。.
70年代に彼らが作り出してきたチカーノ/ファンクの幅広いサウンドを集約するような言葉が「The Music Band」だったのでしょう。おれたちが何をやってもそれは音楽。ジャンルにとらわれない強い主張を感じます。同タイトルのVol.1に続くリリース。70年代後半ならではの夕暮れメロウ「I’ll Be Around」に悶絶。代表曲「The World Is A Ghetto」のインストヴァージョンも収録です。.
「Escape」「Him」の大ヒットを経てAORアーティストの代表的存在となった彼が、その勢いのままリリースした1枚。もちろん丁寧に作り込まれた見事なシャープなAORサウンドが堪能できます。特に軽やかなウォーキン・リズムで「きみなんかいらない」と歌う切ないB-4「I Don’t Need You」は、まさに彼らしい作風です。.
収録曲・データ
【曲目】Adventure / The Mask / Blackjack / The O'Brien Girl / Crowd Pleaser // You'll Love Me Again / Cold / Morning Man / I Don't Need You / Special Thanks
【曲目】Take The "A" Train / The Sunny Side Of Life / My Melancholy Baby / Time To Dream / What Is This Thing Called Love / Lover's Wonderland // Wheeling Free (There's A Hill Beyond The Hill Ahead) / The Good Life / Bert's Bossa No.2 / Skyliner / Manhattan Merengue / Honeysuckle Rose
【曲目】Pua Mana / Ke Kali Nei Au (Hawaiian Wedding Song) / Kalua / Mai Poina Oe Ia'u (Forget Me Not) / Kuu Ipo (My Sweetheart) / Now Is The Hour (Maori Farewell Song) // Imi Au Ia Oe (King's Serenade) / Naka Pueo (The Owl Song) / Ua Like No A Like (The Choice Of My Heart) / Blue Hawaii / Old Plantation / Hawaiian Interlude
1957年公開のMGM映画「This Could Be The Night」(未公開)のサウンドトラック。トランペッターとしても活躍していたアレンジャーのレイ・アンソニーが、50年代の洒脱なナイトライフを想像させるような、ジャズ、ラテンが交錯するスコアと演奏を提供しています。女優でシンガーでもあったジュリー・ウィルソンの美声もいいものです。.
70年代にも2枚組の熱いライヴ盤がありますが、こちらの80年ライヴもすごくいいのですよ。まず代表曲をぎゅっと凝縮した選曲。冒頭「Spill The Wine」から流れ込む「All Day Music」も気持ちいいですし、「Low Rider」「The Cisco Kid」など盛り上がりもバッチリ。最後は「Why Can’t We Be Friends」で最高の大団円!.
Epicでの3作を経て、Private Stockに移籍しての唯一のアルバム。彼に「Escape」の大ヒットなどで本格的な成功が訪れるのは次作以降のため、やや評価されにくい位置づけにある作品ですが、サウンドや世界観の完熟を前にした作品となっています。最高にアーバンなメロウディスコ「So Beautiful It Hurts」をぜひ!.
80年代を風靡したレイ・パーカー・ジュニア在籍のチルドレン・ソウル・グループ、通算4枚目のアルバムです。少年期から青年期への過程で声変わりを迎え、ボビー・ブラウンの声色も大人っぽくなっています。可愛らしいキッズソウル色は薄れて、背伸びしたバラードやコンテンポラリーなブラックAOR色濃い内容。「Count Me Out」や「Let’s Be Friends」は、純粋に80’sソウルとしても秀でた逸品です。.
ハワイの男性コーラス・カルテットの名門。60年代Decca時代の作品は、ラウンジ/ポピュラー的な趣味が絶妙にミックスされた今風の佇まいになっています。なめらかなハーモニーが素晴らしい。フラノーヴァ編曲の「I'll Remember You」(クイ・リーの名曲!)「Dahil Sa Yo ( Your Love Is Mine)」にウットリ。アップテンポ「Minoi Minoi」、ハワイアン・ジャパニーズな「Sayonara」なども絶品です。.
この時代のナッシュヴィルを代表するフィドラー、ヴァッサー・クレメンツと、スチールギターのダグ・ジャーニガンら友人たちが集まって制作したバンド名義のアルバム。メジャーMCAからの発売を意識してか、オールマン・ブラザーズ「Jessica」みたいなカヴァーがあってビックリです(かっこいい!)。「Don’t Mess With My Funk」もエリアコード615を思わせますね。.