黒人ソングライターとして高い評価を得ているポール・ケリー。アルバムタイトルには、彼が長年裏方を務めていたことも暗に語られているように思います。ジーン・ペイジを共同プロデューサーに迎え、中身の濃いモダンソウルを展開しています。70年代からソウルの中古屋さんでは定番アイテムでした。.
Stand On The Positive Side Of Life.
(Loving You) Ain’t Nothin’ Better.
Feather In The Wind.もともとはフォークの流儀で登場した黒人シンガーとウッドベースの二人組。アルバムを重ねるごとにソウルフル&ピースフルな感覚があらわになり、名前も当初のシンプルすぎる「ザ・ペア」から長くなりました。グルーヴィーな「(What About All) These Changes」や「Call Me」は流石! 凛とした気分にあふれた「Hello Young Lovers」やタイトル曲も格別です。.
Hello, Young Lovers.
Call Me.
Love.のちにソロでも高い評価の作品をリリースするルー・カートンが所属したソウルグループ。ソウルの王道というよりちょっとフォーキーなスタイルなのが新鮮です。B面はインスト曲。彼らはアルバムを残せていないシングルのみのグループでした。.
A Wednesday In Your Garden.
Franks’s Folly (Carogina’s Noice).「Please, Please, Please」の大ヒットで颯爽とデビューを飾った年にリリースされた3枚目のシングル。まだ伝統的なR&Bスタイルに則っていますが、シンプルな訴求力はこの時点ですでにハイレベル。.
No, No, No, No.
Hold My Baby’s Hand.アメリカでラジオを聴きながら車を運転していると死ぬほどかかります(今でも)。イントロのストリングスから歌メロまで、すごーくよく考えられています。フロリダの生んだ天才ソングライター、エディ・コーネリアスの才能が光る全米2位の大ヒット! モノラルミックスはシングルのみ。.
Too Late To Turn Back Now.マッスルショールズとデトロイトでレコーディングされたアルバム。単にノリの良さを求めて出向いたのではなく、緊張感の高いニューソウル的作風を、より確固たるものにするために遠出が行なわれたのだと思います。両面頭にそれぞれ10分近いナンバーを配するなど、音楽的な挑戦をする姿勢を表明しながら、あえてグループ名をタイトルとして押し出したというのが意味深。.
I Hear Voice.
I Miss You.
Don’t Make Me A Storyteller.シカゴソウルの至宝、ザ・デルズ。チャールズ・ステップニーによるプログレッシヴなアレンジと彼らの熱いソウルが交錯する独自の世界を70年代前半に作り上げています。ジングルを挟みながら構成された本作にも、ドラマチックかつ独創的なものを作りたいというエネルギーが満ちています。41秒しかないジングル「Funky Breeze / Ghetto Scene」はサンプリングソースとしても重宝されていました。.
Till I See You Again.
Windy City Soul.
Funky Breeze.ハレクリシュナ系ディスコソウルの傑作。AORの隠れ名盤として知られるラーサ(Rasa)とも通じるプロダクションです。高揚感とメロウネスが同居したフィリー風の最高のダンスナンバー「Can't Find The Way」「I Believe In Thee」やタイトル曲など8曲を収録。全曲を書いているのはキーボード奏者、ホルヘ・バリオ。サルソウル・サウンドに通じる色気もあり。本作もAOR隠れ名盤です。.
Can't Find The Way.
Don’t Want That Illusion.
I Believe In Thee.実力派のシカゴソウル・グループであり、名プロデューサー、チャールズ・ステップニーがもっともアレンジのアイデアを注いだ存在でもあった彼ら。ドラマチックなソウルバラードのこの曲もイントロからの展開がちょっと普通では考えられない斬新さ!.
Long Lonely Nights.
A Little Undrstanding.テキサスのグレートロッカー、ロイ・ヘッドがヒットさせた「Just A Little Bit」はもともとこの人の持ち曲でした。50年代のR&Bシーンで、ぐいぐい乗れるダンスヒットを連発しながら当時はアルバムは出せず。そんな見過ごされた黄金期のレコーディングを未発表曲もたくさん集めて編集したUK盤です。ブギ、ジャイヴ、ドゥーワップと、どんなスタイルもいなせにこなします。.
Just A Little Bit.
Dapper Dan.
Every Night In The Week.ソングライターとして頭角を現し、70年代には自身でもヒットを放ちソロ活動を軌道に乗せました。このシングルはキャリアが安定期にさしかかった時期のもの。ミディアムテンポのメロウバラードに自信がにじんでますね。すぐにデヴィッド・T・ウォーカーだとわかるギターが印象的! 夕暮れどきに是非。最高です。.
You Turned Me On To Love.のちにMazeを結成する名シンガー、フランキー・ビヴァリーの初期キャリア! このグループでは70年代前半にシングル数枚のみをリリースしています。この曲はタジ・マハールのカヴァー。映画「リコリス・ピザ」のエンディングで流れていたあの曲を、ひと味違うアイデアで!.
Tomorrow May Not Be Your Day.インプレッションズの初代リード・シンガー。独立後も順調に活躍していますが、中でもフィリー録音のこのシングルは重厚さの中にも爽快感あふれる名曲。68年にR&Bチャート1位(ポップチャートでも上位)を記録しました。日本の音楽ファンには、アル・クーパーがデビュー作でカヴァーしたことでも有名かも。.
Hey, Western Union Man.
Just Can’t Forget About You.101ストリングスによるレイ・チャールズのソングブック・アルバム。レイがカントリーソングをレパートリーにしていた時期の代表曲(「愛さずにはいられない」「ジョージア・オン・マイ・マインド」など)を中心に、豊かなオーケストラの音響で。ピアノやコーラスなどを適度にあしらって、レイの持つアーシーな雰囲気をストリングスとうまく組み合わせています。.
Georgia On My Mind.
I Can’t Stop Loving You.
Your Cheatin’ Heart.ヴァン・マッコイ・プロデュースの完璧な70sノーザンソウル・グループ! ヴァン・マッコイは日本では「ハッスル」のイメージが強いですが、本当に最高のソングライター/プロデューサーなのです。この曲も若い恋人たちを祝福するスウィートなバラードで、夢見心地になれます。.
When You’re Young And In Love.
I Can’t Make You Love Me.ミュージカル「Hair」公演の際に初めてオーストラリアを訪れ、そのまま住み着いてしまったディーヴァ。フリーソウル・ナンバー収録の「Marcia Shines」が人気ですが、AORファンにはむしろこちらを。エレピの音色が涼しげなメロウ・ミディアムの名曲「Heart Like A Radio」収録。またアルバム全体を彩るタイトなリズム隊の細やかなプレイも聞き物。彼女のヴォーカルの自然な明るさが魅力になっています。.
Heart Like A Radio.
She Got You.
Get You In My Love.