ナイーヴな70年代シティサウンドの代名詞のような人気盤「Prime Cuts」に続く本作も当然、その流れを継ぎ、胸を打つメロディとアレンジで彩られています。ユニット4+2の60sヒット「Conclete And Clay」のカヴァーで始まり、すべての曲がそれぞれ短編小説のような雰囲気。中でもタイトル曲はクリス・レインボウのような奥行きのある名曲!.
収録曲・データ
【曲目】Concrete And Clay / Blue Street / The Uptown, Uptempo Woman / Highway Affair / Farewell Fairbanks // You / Let The Sailors Dance / Fresh Out A Love / Bring The Baby In With The Bacon / A Weekend In New England
オーストラリア産ファンキー・ブルーアイドソウル・バンド。この極上アンサンブルは、フロアーのダンスバンドだったから生まれたのでは? 推進力のあるサウンドで、身の引き締まるようなディスコ〜ファンク・グルーヴを展開しますが、そこにそっと収められた数曲の泣きのミディアム、なかでも「Heading In The Right Direction」に悶絶します。同時期に活動した僚友のスタイラスも忘れられないバンドですね。.
収録曲・データ
【曲目】Good Time / Heading In The Right Direction / Who's This Guy? / Sweet Kisses / Funky Max // Rocco / Baby's Gonna Make It / She's Knocking On My Door / What Are You Going To Do For The Rest Of Your Life? / Number Forty-Three
心優しくせつないAORのひな形のような作品。カーラ・ボノフ・バンドのキーボード&ギタリストだったクリス・モンタンのソロ。何の気なくさらっと歌うちょっと無骨な歌声も含めて、この時代にしか生まれ得なかったと思います。本国より日本のほうが話題になったかも。今も密かに愛し続けているファンも多いはず。「Is This The Way Of Love」でデュエットしているのはカーラではなくローレン・ウッドですが、やっぱりいい曲ですね。.
ミル・マスカラスのテーマ曲に使われたことにより、日本では「Sky High」だけのグループというイメージが強いですが、彼らはその前後もキャリアがきちんとあるブリティッシュ・シティポップ・バンド。A-1「If I Have To Go Away」のスウィートソウルぶりで、まず認識が改まるはずです! 75〜77年にかけてのアルバムから抜粋したアメリカ再デビュー用のベスト盤。なので内容充実。もちろん「Sky High」も!.
夜明け前の鈍いファンク「She’s Everything She Doesn’t Want To Be」、都会のポップ漂流者を気取るピアノ系のグッドタイム名曲「Lead Me On」など、たまらなくロンリー。随所に冴えを見せるアレンジはジミー・ハスケル。リーランド・スクラー、ヒュー・マクラッケン、ジム・ケルトナーなど参加メンバーも豪華です。.
ロッド・マキューンが音楽に全面的に関わったビートニクなガールもの映画のサントラ。ジャズ味と文学的ムードを効かしたサウンドが昔から人気です。オーケストラ・アレンジはマッケン専属のアーサー・グリーンスレイド。華やかながら切ないワルツ「Run To Me, Fly To Me」が今の気分。主役のジニヴィエーヴ・ウェイトは70年代にロリロリなソロ・アルバムを出してるあの娘です。.
【曲目】La Plume De Ma Tante / Inchworm / Hambone / Inka Dinka Doo / Show Me The Way To Go Home / The Kockamamie // A Worried Man / I'm Forever Blowing Bubbles / High Is Better Than Low / Green-Green / My Favorite Things / A Shine On Your Shoes