ナイーヴな70年代シティサウンドの代名詞のような人気盤「Prime Cuts」に続く本作も当然、その流れを継ぎ、胸を打つメロディとアレンジで彩られています。ユニット4+2の60sヒット「Conclete And Clay」のカヴァーで始まり、すべての曲がそれぞれ短編小説のような雰囲気。タイトル曲はクリス・レインボウのような奥行きのある名曲!.
収録曲・データ
【曲目】Concrete And Clay / Blue Street / The Uptown, Uptempo Woman / Highway Affair / Farewell Fairbanks // You / Let The Sailors Dance / Fresh Out A Love / Bring The Baby In With The Bacon / A Weekend In New England
西海岸から登場した70年代ノーザンソウルの名グループ。アルバムはどれも高いレベルの完成度。コーラスが売りなのにいきなりインスト曲を推薦してしまいますが、アルバムタイトル曲「A Taste Of...」(「You’re Not Here With Me」のインスト)で、最高に素晴らしい出来。バリー・ホワイトばりの空高く舞い上がるグルーヴに、さらにメロウな味付けが施されています。オリジナル曲も充実。「What Does It Take」のカヴァーも最高! いいところだらけです!.
心優しくせつないAORのひな形のような作品。カーラ・ボノフ・バンドのキーボード&ギタリストだったクリス・モンタンのソロ。何の気なくさらっと歌うちょっと無骨な歌声も含めて、この時代にしか生まれ得なかったと思います。本国より日本のほうが話題になったかも。今も密かに愛し続けているファンも多いはず。「Is This The Way Of Love」でデュエットしているのはカーラではなくローレン・ウッドですが、やっぱりいい曲ですね。.