【曲目】Mardi Gras / Valleys Of Valhalla / The Surest Things Can Change / One Night With You / A Song And Dance // Black And Blue / A Pauper In Paradise (In Four Movements)
【曲目】Steal Away / I'm No Stranger / Thin Line / It's A Feeling / Hot Rod Hearts // Nobody Else / We Both Tried / Love Is A Mystery / Lonely Runner【Producer】Peter Bunetta, Rick Chudacoff【Drums】Peter Bunetta【Bass】Rick Chudacoff【Guitar】Bob Bordy, Brian Ray, Dennis Herring, Robert Palmer【Keyboards】Bill Elliott, Bill LaBounty, Rick Chudacoff
「Silk Degrees」「Down Two Then Left」からこのアルバムまでが彼のAOR三部作。アートワークまで含めて、AORとは何なのかを象徴しています。TOTOの面々、レイ・パーカー・ジュニアらが参加。「Jojo」収録です。メロウさだけでなく、ライブを意識したバンドサウンドのかっこよさもあり。全米8位。.
収録曲・データ
【曲目】Jojo / Breakdown Dead Ahead / Simone / You Can Have Me Anytime // Middle Man / Do Like You Do In New York / Angel You / Isn’t It Time / You Got Some Imagination
アンディ・ウォーホルの手によるジャケで有名な1枚。中身もAORファンには充実のひとことです。ジェイ・グレイドン、ジョー・サンプル、ラリー・カールトン、リー・リトナーら豪華メンバーによる贅沢なサウンド。最高のミディアムメロウナンバー「Never Gonna Fall In Love Again」せつなく踊れます。全曲自作で、バラードもハイレベル。.
収録曲・データ
【曲目】(You Bring Out) The Best In Me / Wildflower / The Painter / Closing Doors / Happier // Living Isn't Living / Aldous (Instrumental) / I'll Help You / Never Gonna Fall In Love Again (Like I Fell In Love With You) / Do I Love You? (Yes, In Every Way) / Prelude〜(You Bring Out) The Best In Me (Reprise)
ハレクリシュナ系AORの金字塔グループ、ラサを輩出したGovindaレーベルの1枚。どうやらこの宗教内での生誕劇(誕生から死まで)を主題としたロックミュージカルのアルバムのようです。すこしハード目の曲が続いたあとで、B面に登場する「Learning To Love」「Shyama」がいいですね。ハワイアンコンテンポラリーにも通じる味わい。.
2枚組ライヴアルバム「Alive」に先行して発売された片面12インチのプロモーション盤です。片面に3曲「What A Fool Believes」「Wait A Little While」「Angelique」を収録。アルバムとおなじテイクですが、モノクロのジャケットはかっこよく見えますね。AORファンには最初の2曲は最高の曲としておなじみ。.
TOTOに提供した「I'll Be Over You」などによってのちに知られる彼のこれがファースト。長くナッシュビルでキーボードプレイヤーとして活躍してきた人です。AORファンの間では隠れたマスターピースとして語られてきた1枚。それもそのはず、本作が当時発売されたのはなぜか日本とフランスのみでした。全曲ウォームで最高。海外で再発見された今ではレア盤に!.
16ビートで聴かせるAORグループの最高峰。日本ではジャケット違いで発売され、マニアの間では密かに名盤として語り継がれていました。ライトなブルーアイドソウル感覚、若さのあるヴォーカルとコーラス、キレのあるリズム、極上のメロディ…、欠点がありませんよ。中でも完璧なのはB-1「You Saw Me Coming」! 当時、日本では違うジャケで発売されましたが、これがオリジナルのアートワークです。.
収録曲・データ
【曲目】Bad Enough / Proud / Once In A Life / A Fine Line // You Saw Me Coming / Love Is A Crazy Feeling / Holy Thunder / One Needs Another / Never Gonna Let You Go
【曲目】Anywhere Love Goes / Just Like Love / Midnight Radio / Rowboat In The Attic / Worry 'Bout You // Too Late Now / I Don't Care / Born To Love You / In Your Pocket / Even Cowgirls Get The Blues
なめらかでシルキー、そしてソウルフルな歌声はいつも爽快です。時代がディスコ/16ビートに移行していくこの時期は、まさに今こそ聴いていただきたいのです! 流麗でせつなくて。数々の名カヴァーを生んだ「You're The Song」(トニー・リヴァース&ケン・ゴールド作)やボズ・スキャッグス「We’re All Alone」のカヴァーが最高。アレッシー、テディ・ランダッツォら、ソングライターのセレクションにも目が行き届いてます。プロデュースはボブ・ゴーディオ。70年代のフランキー・ヴァリにじつは駄作無し。.
デビュー作と同様にプロデュースは元クラッキンのバネッタ&チューダコフのコンビ。ロビー本人に加え、プロデューサー陣が作品作りに参加したシティソウルな曲と、ビル・ラバウンティが参加したメロウなバラードとが、お互いを高め合うかのようにして配置されています。そしてタイトル通り、アカペラドゥーワップ「All Night Long」も収録。デジタル風味を増したサウンドもいまならOKかと。.
イギリス出身ながらLAでデビューしたAOR系SSW。実は彼のファースト「Do You Wanna Tonight」は実際に発売されたのかも疑わしいほど残存枚数が少ない幻のアルバム。このセカンドが、あらためてのお披露目作品でした。ハスキーな地声とファルセットも駆使するブルーアイドソウル感覚と、切れ味のいいサウンドが魅力です。プロデューサーにはフリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーの名前も。アレンジも日本人AORファン好み。.
【曲目】Didn't Have The Heart / One Night In The Heat / I Want To Be Known (For The Way I Love You) / Just Like You / And The Night Goes On Forever // It's Alright / Judging By The Light / You're So Heavy / Nobody's Fool / On The Boardwalk
前作「One Bad Habit」まで続いたトミー・リピューマのプロデュースを離れ、新たにマイケル・コリーナとレイ・バーダニのコンビにアレンジも含めて一任しての作品。一曲目「Jelousy」をきくと、心なしか王道のAORサウンドにシフトを切り替えたような印象も。ジャケットに使用されているのはタヒチ時代のゴーギャンの名画です。.
移籍第一弾。全米1位に輝いた「素直になれなくて(Hard To Say I’m Sorry)」と「Love Me Tomorrow」(22位)という二大ヒットを収録。デヴィッド・フォスターのプロデュースのもとブラスロック的な伝統が後退し、ピーター・セテラを前面に押し出す演出が行われた作品でもありました。「素直になれなくて」はAORバラードというより80年代バラードの王道を作った曲ですね。.
もともとカントリー畑のバンドだった彼ら。1978年にヒット曲「Kiss You All Over」でジャンルをクロスオーヴァーし、それ以降の作品にはメロウな佳曲が必ず数曲入っています。本作でいえば「Destiny」や「Being In Love With You Is Easy」など。ジャケット・デザインに恵まれていないところがあって、本作ももっと知られていいはず。.
心優しくせつないAORのひな形のような作品。カーラ・ボノフ・バンドのキーボード&ギタリストだったクリス・モンタンのソロ。何の気なくさらっと歌うちょっと無骨な歌声も含めて、この時代にしか生まれ得なかったと思います。本国より日本のほうが話題になったかも。今も密かに愛し続けているファンも多いはず。「Is This The Way Of Love」でデュエットしているのはカーラではなくローレン・ウッドですが、やっぱりいい曲ですね。.
「Brother To Brother」と共に、彼の代表作に上げられることの多い81年作。AORにカテゴライズこそされていますが、サウンドクリエイターとして30年余も孤高の存在で有り続ける人です。周囲のミュージシャンとの交流も少なく、いかにも孤高と評するのがふさわしいのに、作り出す音楽はメインストリームのど真ん中。それも気合い充分で、その迫力はすごい。白人・黒人の双方の音楽を、高い場所でまとめ上げて独自のブルーアイドソウルです。.
60年代後半にソロデビューした当初はソフトロック。70年代前半に「Hushabye」のリメイクをヒットさせ、70年代後半からメロウなハイトーン・ヴォイスをいかしたAORシンガーとして復活。メロメロな「Hey There Lonely Girl」、きらびやかに跳ねる「Sherry」のリメイク2曲が最高のアルバム。ポップスファンも泣かせる極上のブルーアイド・メロウAORです。.