プロデュースはデヴィッド・フォスター。もともとソングライターとしても高い実力で、70年代後半からはAORシンガーとして確固たる地位を築いたアレン。AOR濃度としてはこのアルバムが最高かと。ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、ジェフ&マイク・ポーカロ、ペイジズ、そしてエンジニアにはウンベルト・ガティーカなど最高の布陣。曲作りにもフォスターが助力していて、いい曲ばっかりです。.
Fly Away.
I Could Really Show You Around.
Pass This Time.16歳のころ、オーストラリアでクリス&ピーター・アレンを結成、20歳で香港公演に来たジュディ・ガーランドに才能を見いだされた彼。アメリカに渡り、ソングライターとして、そして自身もシンガーとしてキャリアを積みます。ほんのり甘くせつなくロンリーな曲を書く天才。NYの敏腕スタジオミュージシャンに囲まれて、街の暮らしを愛おしむような作品世界。一曲目の「Just A Gigolo」カヴァーから心温まる良作です。.
Everything Old Is New Again.
I Honestly Love You.
Just A Gigolo.ソングライターとしてのみならずソロ・パフォーマーとしても成功をつかんだ時期のピーター・アレンです。ライターとしてはキャロル・ベイヤー・セイガーとの相性が抜群で、このアルバムでも共作が多いです。ダンサブルでメロディアス。AORファンにもいちばんすんなりくるアルバムと思います。.
I Could Have Been A Sailor.
Don’t Wish Too Hard.
Don’t Leave Me Now.70年代後半以降、ソングライターとしてのみならずAORシンガーとして、ダンスも含めたパフォーマーとしてのステータスをあげていったピーター・アレン。この83年盤はチャーリー・カレロのプロデュース。デジタルリヴァーブ全盛なサウンドになっていますが、ブルーアイドソウル・フィーリングは健在。デヴィッド・フォスターも参加。かっこいいドラムはヴィニー・カリウタ。.
Not The Boy Next Door.
You’ll Always Get Your Way.
Somebody’s Got Your Love.