LAのブルーアイドソウル・デュオ、これがファースト・アルバムです。軽くステップを踏みたくなる洒脱な「You Never Know What You've Got」をぜひ。このしなやかなグルーヴには、70'sシティソウルの旨味が凝縮されています。そして時折挟まれるバラードが秀逸によくて、マジのけぞりものなのです。デニ&ゴールド好きなら、こっちもチェックを!.
69年の12月に発売。ブラジル'66で名義ではこれがラスト。次作からはブラジル’77になります。60年代の総仕上げとも言うべき本作の内容は充実のひとこと。最高に気持ちいいボッサに仕上げられた「Wichita Lineman」スピーディな展開がめちゃかっこいい「What The World Needs Now Is Love」など、全篇が洗練を極めています。.
当初「Offering」というタイトルでリリースされたものをジャケ、タイトルを改めてリリースしたファースト。ソフトロック色の最も濃い名作です。聴く者みんなを仰天させるギミカルなアップテンポ「All I Can Do」なんか、ほとんどフリー・デザインばりのプログレッシヴ・ソフトロックです。エレン・デドリック(フリー・デザイン)の証言では、カーペンター兄妹はフリー・デザインを実際に聞いていたとも。.
主人公は元スリー・ドッグ・ナイトの一員。本作はデヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グルスカなどすごいメンバーに囲まれてのソロ作品。全体の雰囲気はブルーアイドソウル的で、テンポよく盛り上がる「You're My Day」で即死ですね。なにしろAORファンにとっては昔から途方もない名盤です。.
収録曲・データ
【曲目】Waiting For You / When You Touch Me This Way / You're My Day / Everything's Right For Love / Midnight Lady (Hiding In The Shadows) // Starlight / Throw A Little Bit Of Love My Way / I Know You're Willin' Darlin' / Change Of Heart / Lady Put The Light Out
バカラックとの出逢いで、ぐっと洗練された方向に向かったティファナ・ブラス。一曲目の「Gotta Livin' To Do」の涼しさが気持ちいいです。さらに本作ではA&Mと作家契約したロジャー・ニコルスの素晴らしい書き下ろし「Treasure Of San Miguel」も注目の一曲。ラストは「Casino Royale」のテーマです。.
収録曲・データ
【曲目】Gotta Lotta Livin' To Do / Lady Godiva / Bo-Bo / Shades Of Blue / In A Little Spanish Town / Wade In The Water // Town Without Pity / The Charmer / Treasure Of San Miguel / Miss Frenchy Brown / Casino Royale
映画「明日に向かって撃て」の成功とカーペンターズ「Close To You」の大ヒットを記念して、A&Mのアーティストから選曲されたいわばバカラックの公式ソングブックアルバム。彼のベスト盤としては、こういうかたちがふさわしいというか、とてもわかりやすいと思います。レアテイクは入っていませんが、時代の空気を帯びた統一感のある雰囲気に好感です。.
A&Mブラウン・レーベル(Rマークなし)。A-1「The Look Of Love」冒頭に小さい傷があり十数回プチノイズが入ります。他はM--。
アメリカに現れたフレンチ美女のセカンド。
初期A&Mを代表するアーティストの一人クロディーヌ・ロンジェのセカンドです。軽く知的でウィスパリングなボーカルがキュート。ビートルズのカヴァー「When I'm Sixty Four」「Good Day Sunshine」かわいい! タイトル曲はもちろんバカラック。アレンジはニック・デカロ。ストリングスに「Happy Heart」に通じる個性が溢れかえっています。おっとマーゴ・ガーヤン作「Think Of Rain」もお忘れ無く。あらためてこの時代のUSプレスを聴くと、アレンジの素晴らしさや奥行きの深さに圧倒されます。.
収録曲・データ
【曲目】The Look Of Love / Man In A Raincoat / Think Of Rain / How Insensitive (Insensatez) / Manha De Carnaval // I Love How You Love Me / Creators Of Rain / When I'm Sixty-Four / Good Day Sunshine / The End Of The World
これがセカンド・アルバム。「Mas Que Nada」収録のファーストにやや隠れた感がありますが、「Constant Rain」「Triste」「So Danco Samba」など、ボサノヴァの名曲を数多く収録しているという意味では、こちらの充実度も高いのです。音数の少ないアンサンブルがとてもスリリングだと実感します。.
収録曲・データ
【曲目】Constant Rain (Chove Chuva) / Cinnamon And Clove / Watch What Happens / For Me / Bim-Bom // Night And Day / Triste / Gente / Wave / So Danco Samba (Jazz 'N' Samba)
自身のセンチメンタルな歌声で披露した「This Guy's In Love With You」が全米ナンバーワンに。彼らにとってもバカラック&デヴィッドにとっても、それは初めての快挙でした。そのヒットを記念して制作された68年作。無邪気な子供コーラスをあしらった「Talk To The Animals」には思わずニンマリ。穏やかな色合いの濃いティファナサウンド。あらためて素敵な一枚です。.
【曲目】Dancing In The Halls Of Love / Driftin' / Believer / Rainbows Go On Forever / Space // You're Out Of Love / That's When She Touched Me / I Don't Wanna Lose You / Not Tonight / Just Can't Stop It【Producer】Louie Shelton
AORの範疇に入る時代ですが、アコースティックなテイストの良さも失われていなくて。ギャラガー&ライルのヴァージョンも最高なA-1「I Wanna Stay With You」が最高です。ほのかに漂う良質なシティポップ感覚がとても魅力的。自前のバンド編成での録音ですが、アイアートやジャコ・パストリアスが要所で起用され、アクセントになっています。.
【曲目】Deliver Me / Davy McVie / In My Own Small Way / Sail Away // Two Lovely Women / In A Dream / Drunk And Dirty / Pick Me Up On Your Way Down / Jenny's Blues
【曲目】Country Morning / A Misspent Youth / I Believe In You / Sleepyhead / Layna / The Clearings // Rember Then / Seeds Of Change / Shine A Light / Randolph And Me / Cape Cod Houses / Seeds
テキサス出身のポップ系SSW。親しみのこもったボーカルとメロディを紡ぎ出します。なかでも小気味良すぎるB-1「It's A Fine Morning」に首ったけ! バンキー&ジェイク+アレッシーといった感じでおすめです。しかもこの軽快なシャッフルビートはハル・ブレイン! グッドタイム・ポップ好きにはたまりませんよ。ちょっと懐かしい友達からのメールみたいな気分になるアルバム。.
収録曲・データ
【曲目】You Can Have Her / Count Your Blessings / Sadie Take A Lover / A Woman Is The Better Part Of Home / Lord I'm Amazed // It's A Fine Morning / Rock And Roll / Keep Me Company / Here I Go Again / Everybody Learns To Sing The Blues
【曲目】A Day In The Life / Watch What Happens / When A man Loves A Woman / California Nights / Angel // Eleanor Rigby / Willow Weep For Me / Windy / Trust In Me / The Joker
1974年に全世界放映を前提に制作された子ども向け番組「Big Blue Marble」のサウンドトラック。実写とアニメを合成したエデュテインメント番組だったようです。特筆すべきは収録曲のレベルの高さ。チルドレン・シンガーの歌うメロウでファンキーかつドリーミーなナンバーの数々! ぼくもこんな番組を見て育ってみたかった! NRBQ人脈で知られるチャンドラー・トラヴィスもちょっと参加。.
1968年にポール・ウィンターが創設したユニット、ウィンター・コンソートは、ジャンルの枠を大きく越え、クラシックやワールドミュージックにも拡張した想像力あふれるプロジェクトでした。当時はイージーリスニング的に聴かれていたサウンドに秘められていた革新性をあらためて確認できるA&M時代のベスト盤。1曲目「A Big Hug」から発見の連続です。.
ソウルフルなヴォーカルと洗練されたサウンドがマッチしたブルージーAOR名作です。プロデュースはリーバー&ストーラー。ライトファンキーな「Spiritland」「Night Bird」なども軽妙で◎。ド渋いR&Bにアレンジされた「Love Potion No.9」やダン・ペンの名曲「Do Right Woman, Do Right Man」など沁みる聴きどころ多し。元ヴィネガー・ジョー。ロバート・パーマーとツインヴォ−カルをキメていたのが彼女です。.
【曲目】South Of The Border / The Girl From Ipanema / Hello, Dolly! / I’ve Grown Accustomed To Her Face / Up Cherry Street / Mexican Shuffle // El Presidente / All My Loving / Angerito / Amor Y Dinero / Numero Cinco / Adios, Mi Corazon
職業作家としてデビュー(ザ・グループの「Jet Song」も彼の作曲)し、やがてSSWへ。「No Home - Don't Care」のブルージーなポップ感覚や、「Sad To Be Alone」に見られるセンシティヴなポップ感覚に「LAのジョン・セバスチャン」と言いたくなったり。そんな褒め言葉が自ずと脳裏をよぎりますね。これがソロとしてのファースト。彼の出発点です。.