70年代の彼を代表するメロウ・ヒット「Laughter In The Rain(雨に微笑みを)」(いい曲!)、キャプテン&テニールに提供した「Love Will Keep Us Together」収録。アメリカでのレコード会社契約が無く、イギリスのロケット・レーベルと契約中の不遇期に10ccとセクションがバッキングを担当したアルバム3作からセレクトしたコンピ。これらの作品は当初イギリスのみの発売だったため、本作が初めてのUS発売でした。実は名曲だらけの好編集盤なのです。.
収録曲・データ
【曲目】Standing On The Inside / That's When The Music Takes Me / Laughter In The Rain / Sad Eyes / Solitaire / Little Brother // Love Will Keep Us Together / The Immigrant / The Way I Am / The Other Side Of Me / A Little Lovin' / Our Last Song Together
Columbiaに残した名作「From Eden To Canaan」に先駆けること数年。Warner Bros.に残されていた、もう1枚の絶品ヴォーカルアルバム。アレンジャー、ピアニスト、ヴォーカリスト、プロデューサー…、数々の顔を封印し、ひとりのSSWとして自作に向かい合った静かな大人の一枚です。低く渋い声で、一瞬にして彼の世界に引き込まれます。ホリーズに提供した「兄弟の誓い」や、すでにスタンダード化していた「A Taste Of Honey」のセルフカヴァーも収録。しかし、こんなに渋いのにまだこのとき33歳だったとは…。.
収録曲・データ
【曲目】 Glory, Glory Hallelujah / Willoughby Grove / That’s Where My Brother Sleeps / Allegheny / Interlude / Where Are You Going? // Interlude / He Ain’t Heavy, He’s My Brother / Woman In The Window / I Wish I Could Walk Away / Rivers Of Time / A Taste Of Honey / Interlude
アル・ゴルゴーニ、トレイド・マーティン、チップ・テイラー。各自それなりにキャリアも深めていた東海岸ソングライター盟友3人組が残した落ち着いたSSWテイストの好盤。3人名義ではこれがファーストです。東海岸ポップ界隈きってのメロディメイカーだった彼ら自らの手によるドラマティックなナンバーを3人の暖かいハーモニーで。颯爽とした「Cisco」、泣ける「I Can't Do It For You」良曲多し。.
過去の3枚のソロと比べても、かなりAOR路線に針を振った「Can I Call You」で幕を開ける80年のアルバム。かと思えば、長年のファンを泣かせる「Where Does The Lovin' Go」みたいなメロウなナンバーもあったり、美しいメロディセンスは健在。ファンキーな「Silky」などもぜひ.
伝説のグループ、マジシャンズを結成してデビュー。60年代後半からは名ソングライターチーム、ゴードン&ボナーとして活動。本作はセカンドソロで、ジャック・ニッチェのプロデュース。甘くて切ないブルーアイドソウルアルバム。オリジナルはアラン・ゴードン名義で78年リリースですが、架空のソウルグループとして売ろうと判断されたのか、名義もジャケも曲も一部変更され再発されたのがこちらです。最高な70年代ソフトロック「How Can You Leave Her」収録はこちら。.
必殺の頭脳派メロディメイカー。卓越した音楽ドラマ作りの技にさらに磨きがかかってきたアルバム。くぐもったグルーヴがグッとくる「Deco Lady」や「Brass Knuckles」が今の気分でしょうか。やや地味な評価を受けがちな作品だですが、歌詞も含めての彼の凝りようはハンパじゃないです。ビートルズ「抱きしめたい」へのアンサーソング「I Don’t Want To Hold Your Hand」も注目。.
収録曲・データ
【曲目】Too Scared To Sing / Brass Knuckles / You Burned Yourself Out / Deco Lady / I Don't Want To Hold Your Hand // Rifles And Rum / Studio Musician / Everything Gets Better When You're Drunk / The Man Behind The Woman / The Place Where Failure Goes
16歳のころ、オーストラリアでクリス&ピーター・アレンを結成、20歳で香港公演に来たジュディ・ガーランドに才能を見いだされた彼。アメリカに渡り、ソングライターとして、そして自身もシンガーとしてキャリアを積みます。ほんのり甘くせつなくロンリーな曲を書く天才。NYの敏腕スタジオミュージシャンに囲まれて、街の暮らしを愛おしむような作品世界。一曲目の「Just A Gigolo」カヴァーから心温まる良作です。.
これがファーストアルバム。とはいってもアルバム用に録音されたものではなくオーディション用に録音されていた音源をまとめたもの。フィフス・ディメンションの「Up, Up And Away」でグラミーを受賞する以前の彼がここにいます。彼自身はこれは習作(デモ?)で、正式なファーストとしては認めていないようですが、甘酸っぱい若さが濃厚で、つい何度も針を落としてしまいます。.
収録曲・データ
【曲目】I Keep It Hid / You're So Young / I’ll Be Back / Life Is Hard / I Need You // Our Time Is Running Out / I Can Do It On My Own / Then / I’m In Need / Run, Run, Run
ナイーヴな70年代シティサウンドの代名詞のような人気盤「Prime Cuts」に続く本作も当然、その流れを継ぎ、胸を打つメロディとアレンジで彩られています。ユニット4+2の60sヒット「Conclete And Clay」のカヴァーで始まり、すべての曲がそれぞれ短編小説のような雰囲気。タイトル曲はクリス・レインボウのような奥行きのある名曲!.
収録曲・データ
【曲目】Concrete And Clay / Blue Street / The Uptown, Uptempo Woman / Highway Affair / Farewell Fairbanks // You / Let The Sailors Dance / Fresh Out A Love / Bring The Baby In With The Bacon / A Weekend In New England
カナダ人とレバノン人の間に生まれたアンディ・キム。セルフタイトルのアルバム。通算では4枚目にあたります。「Baby I Love You」や「Rock Me Gently」のヒットを持つポップ系シンガー・ソングライターで、当時はすごく人気がありました。エキゾチックな風貌と歌のうまさをいかしたフォーキーポップ。「Sunshine」を聴いてください。.
彼女のような存在をソングライター・シンガーと言ってもいいでしょう。すでにこの時点で作詞家として成功したキャリアを持ち、後にバカラックの奥さんとなる彼女の素晴らしいファースト。ピーター・アレン、ベット・ミドラー、ブルース・ロバーツ、メリサ・マンチェスターら良き共作陣を得た美しいメロディと、シンプルながら上品なサウンド。16ビートで決めた「Don't Wish Too Hard」は、実に開放的なポップグルーヴ! NYポップの粋が結集されたような珠玉のフィメールAORです。.
主題歌「The Best That I Know How」を作曲し、歌っているのはバリー・マン。もちろん作詞はシンシア・ワイル。ここにしか収録されていません。残りはELOの既発曲と、ジミー・ハスケルによるインスト曲という構成。日本でのタイトルは「メラニー・グリフィスのセクシー・ジョイライド」というものだったそうです。.
収録曲・データ
【曲目】The Best That I Know How / Tightrope / Dancin' In Alaska / Can't Get It Out Of My Head / Boy Blue / Eatin' Dog Food // The Best That I Know How (Instrumental) / So Fine / The Getaway / Telephone Line / Rockaria! / Train Stuff / The Best That I Know How (Reprise)