70年代の彼を代表するメロウ・ヒット「Laughter In The Rain(雨に微笑みを)」(いい曲!)、キャプテン&テニールに提供した「Love Will Keep Us Together」収録。アメリカでのレコード会社契約が無く、イギリスのロケット・レーベルと契約中の不遇期に10ccとセクションがバッキングを担当したアルバム3作からセレクトしたコンピ。これらの作品は当初イギリスのみの発売だったため、本作が初めてのUS発売でした。実は名曲だらけの好編集盤なのです。.
収録曲・データ
【曲目】Standing On The Inside / That's When The Music Takes Me / Laughter In The Rain / Sad Eyes / Solitaire / Little Brother // Love Will Keep Us Together / The Immigrant / The Way I Am / The Other Side Of Me / A Little Lovin' / Our Last Song Together
「雨に微笑みを」などのヒットの勢いのまま、76年に制作された充実の1枚。レッキングクルーやナイジェル・オルセンらを従え、70年代ポップのお手本のような好ナンバーを次々に披露。メタ・ルースのカヴァーでレアグルーヴDJには知られる情熱のダンスナンバー「Here We Are Falling In Love Again」収録。ラテンポップ「Summer Nights」もゆったり踊れて最高です。.
72年作品。10ccをバックにしたイギリス録音。いつも通り最高の曲を惜しげもなく披露してくれています。フィル・コディを共作に迎え始めた時期でもあります。ポップで軽くファンキーな味わいがあるイギリス時代のセダカは格別です。彼が作詞も手がけた「Adventures Of A Boy Child Wonder」、そのタイトルにはいつもキュンとなります。.
収録曲・データ
【曲目】That's When The Music Takes Me/Beautiful You/Express Yourself/Anywhere You're Gonna Be/Home/Adventures Of A Boy Child Wonder//Better Days Are Coming//Dimbo Man/Trying To Say Goodbye/Solitaire/Don't Let It Mess Your Mind
もともとはイギリスで72年にリリースされていたシングルですが、アメリカでは無視。「Laughter In The Rain」の大ヒットを受けて、急遽アメリカでもシングルカットされ、最高27位まで上昇しました。なのでバックは10ccなのです。本国でカムバックを果たしたセダカの心があらためて乗り移ったように響きますね。.