イギリス録音の「雨に微笑みを」の大ヒット後、再びアメリカに腰を据えた時代の傑作。長年の作詞パートナーであるハワード・グリーンフィールドと70年代以降を共に歩んだフィル・コディとのコンビネーションは円熟の領域。しかし、リー・リトナーらが参加したサウンドは若々しいシティポップ。タイトル曲の疾走する16ビートにビックリ! 「Born To Be Bad」もポップス好きにはたまりません。こんなにポップスでいいんだ! うれしい気持ちになります。未配信アルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】All You Need Is The Music / Candy Kisses / Should've Never Let Her Go / Sad, Sad Story / Tillie The Twirler / Love Keeps Getting Stronger Every Day /Born To Be Bad / What A Surprise / You Can Hear The Love / City Boy
70年代前半、イギリスでしかアルバムが発売されなかった時代を経て、アメリカ復帰を果たした大傑作。アルバム・タイトルには、待ち望んだ歳月みたいな意味もあるんでしょうか。ナイジェル・オルソン、リー・スクラー、デヴィッド・フォスター、ディーン・パークス、弦アレンジにアーティ・バトラーという布陣。程良く都会的な空気の中に、メロディメイカーとしての天才性が発揮されています。大名曲「New York City Blues」収録!.
収録曲・データ
【曲目】Crossroads / Lonely Night (Angel Face) / Stephen / Bad Blood / Your Favorite Entertainer / Baby Blue // Tit For Tat / New York City Blues / When You Were Lovin' Me / The Hungry Years / Breaking Up Is Hard To Do
「雨に微笑みを」などのヒットの勢いのまま、76年に制作された充実の1枚。レッキング・クルーやナイジェル・オルセンらを従え、70年代ポップのお手本のような好ナンバーを次々に披露。メタ・ルースのカヴァーでレアグルーヴDJには知られる情熱のダンスナンバー「Here We Are Falling In Love Again」収録。ラテンポップ「Summer Nights」もゆったり踊れて最高です。.
もともとはイギリスで72年にリリースされていたシングルですが、アメリカでは無視。「Laughter In The Rain」の大ヒットを受けて、急遽アメリカでもシングルカットされ、最高27位まで上昇しました。なのでバックは10ccなのです。本国でカムバックを果たしたセダカの心があらためて乗り移ったように響きますね。.