時流を見逃さない男ハービー・マンがディスコ路線にふりきったアルバムです。自身の十八番「Comin’ Home Baby」ミーターズ「Hey Pocky Away」やルー・リード「Walk On The Wild Side」などをディスコフュージョン化。女性コーラスを大々的にフィーチャーし、自身も歌います。これだけ堂々とナンパにやられたら気持ちいいものです。.
60年代後半、ポップソウルをデュエットし人気を博したピーチズ&ハーブ。その後、女性シンガー(ピーチズ役)は変わり、今回のリンダ・グリーンで再び成功をつかみました。まずはディスコで「Shake Your Groove Thing」「がヒット、そしてバラードの「Reunited」がさらに大ヒット! その2曲を収録した復活盤。「The Star Of My Life」など、他にも洗練されたいい曲が多いです。名プロデューサー、フレディ・ペレン仕事。.
「Jesus Christ Superstar」などに出演していた女性シンガー。ということは歌がいいってことです。パーティの締めに聴きたいアッパーディスコのタイトル曲「Never Gonna Let You Go」や、フルート入りのメロウ「Wonderland Of Love」、ふわっと軽やかなホーンやコーラスも効いている「We Can Do Almost Anything」「When You’re Lovin’ Me」など、シティポップ/AORとしても通用する名曲多し。作曲家ビル・ハウスやウォーレン・シャッツの名前にNYポップス通ならニヤリ! .
収録曲・データ
【曲目】Turn The Beat Around / Common Thief / Never Gonna Let You Go // Wonderland Of Love / We Can Do Almost Anything / Lack Of Respect / When You're Lovin' Me / Act Of Mercy
【曲目】That’s The Story Of My Life / That’s Why I Love You So Much / Two Points / Right Now / You’re So Right For Me // My Favorite Fantasy / Before And After / Trying To Make The Best Of It / I Choose Love As My Weapon / Wings Of Love
UKファンクバンドの雄。77年に「Shipwrecked」のタイトルでリリースされていたアルバムを、もっとキャッチーなタイトルとジャケで翌年出し直ししたアルバム。それだけ“売りたい”アルバムだったということでしょう。インスト「Bop Gropes Blues」が極上の夕焼けファンク。AORファンにはレニー・ザカテックのヴォーカルナンバーも高ポイント!.
収録曲・データ
【曲目】Just Let It Lay / Rockmaninoff / Oh I / Shipwrecked // Haven't Stopped Dancing Yet / Bob Gropes Blues / Tear Down The Business / Baby, Baby, Baby
世界中で大ヒットした「愛のテーマ Love’s Theme」、そして日本では「ウィークエンダー」のテーマ曲として有名な「Rhapsody In White」を含む人気盤。70年代には洋楽に特に興味のない人の家庭にも、このアルバムはあったかと思います。あらためて現在の耳で聴くと、最高のアレンジ、最高の演奏、最高の楽曲、最高のソフィスティケーション! こんな凄いものが家庭にあったのか! 毎週テレビから流れていたのか! デヴィッド・T・ウォーカー、エド・グリーンら、ミュージシャンも超超一流揃い!.
収録曲・データ
【曲目】Barry's Theme / Rhapsody In White / Midnight And You / I Feel Love Coming On // Baby Blues / Don't Take It Away From Me / What A Groove / Love's Theme【Arranger】【Conductor】【Producer】Barry White【Arranger】Gene Page
70年代前半のKuduレーベルでのリリースを経て、後半は移籍したMercuryでディスコソウル路線へ。少女時代から抜群の歌唱力で知られた人ですので、なんでも歌いこなすのですが、スタンダードソング「If I Loved You」をミディアムテンポのディスコにするなんてさすがです。ヴァン・モリソン「Into The Mystic」カヴァーもすばらしい。ブルージーなナンバーでもちゃんと実力を見せてくれますよ!.
映画「サタデーナイト・フィーバー」のサントラに本作から名曲「If I Can't Have You」が収録され、彼女をブレイクさせました。メロウで上質のディスコ/シティポップが揃っています。メンバーはジム・ケルトナー、ラス・カンケル、ダニー・クーチマー、リー・スクラーにローウェル・ジョージらウェストコーストの実力派たち。選曲よし、演奏よしなのです。.
一世一代のメロウディスコ「Sexy Eyes」を収録。いろんなタイプの音楽に手を出しているせいか、シリアスな音楽ファンからはあまり評価の高くない彼ですが、この時期は男泣きのメロウグルーヴ連発で素晴らしいのです。A-1「Better Love Next Time」から、まるでハイサウンドかと思うほどの良さ。実はマッスルショールズ録音というのもポイント。.
収録曲・データ
【曲目】Better Love Next Time / In Over My Head / Sexy Eyes / Oh! Jesse / Years From Now // I Don't Feel Much Like Smilin' / When You're In Love With A Beautiful Woman / What Do You Want? / Love Monster / Mountain Mary / Help Me Mama
10代後半、まだあどけない顔立ちで、この歌の上手さ。確かにこれはほおってはおけません。初期型ディスコの軽快なダンスビートと、豊かなメロディライン、そして、こみあげるエモーション、人間的なダンスビートが相まった名盤だと思います。「Shame」がスマッシュヒット! メロウな「I Don't Know If It's Right」にも惹かれます。インスタント・ファンクのメンバーがバックアップ。アートワークを変更しての再リリース盤。.
収録曲・データ
【曲目】Smooth Talk / I Don't Know If It's Right / Til I Come Off The Road / Dancin', Dancin', Dancin' // Shame / Nobody Knows / We're Going To A Party / The Show Is Over
ディスコ時代のハッピーソウルといえば彼ら! どのアルバムもクオリティが落ちてません。このアルバムもオープニングの「The Ghost Of Love」からちょっとサヴァンナ・バンド風味もあって、いい感じ。ぜひお試しあれ。ブリージーなディスコソウル「Slow Train To Paradise」もビージーズのカヴァー「More Than A Woman」もいいです! いい曲ばっかり!.
クライヴ・デイヴィスがAristaの社長に就任した際、前身のBellから継続して契約したのはメリサ・マンチェスターとバリー・マニロウだけだったとのこと。その強い信頼に応えたバリーの最大のヒット作。なんといってもディスコサンバの名曲「Copacabana」収録なんですが、じつはこの曲は全米チャートでは8位が最高。全米ナンバーワンにはなってないのですね(アルバムから最大のヒットは「Can’t Smile Without You」で3位)。.
幼少時代からR&Bシンガーとして活躍した彼女。クリード・テイラーの寵愛を受け、70年代はフュージョン系ミュージシャンと都会的なソウル/ジャズヴォーカル作品をKuduで発表していきました。このアルバムはディスコ感覚も前面に。なにしろ歌がうまい人ですから対応力も完璧。レゲエ・ファンクな「Higher And Higher」、スタンダードをディスコ化した「Dream」など、実に痛快です。.
「Never Can Say Goodbye」(ポップ9位/ダンス1位)で颯爽と全米デビューを果たした70年代のディスコクイーン。最大のヒット「I Will Survive」が生まれるのは79年ですが、その間もグッドコンディションをキープしています。このアルバムも大ヒットこそ出ていませんが、ゴージャスな味わいが最高!.
You Can Do It / From Jupieor With Love / N.Y. One / Eva / Come Back // Power Jam (Part 1) / The Joy Of You / Lifelong Dream / Soca And So On / Overseas Call / Power Jam (Part 2)