LAの大物プロデューサー、スティーヴ・バリがマイケル・オマーティアンと組んだディスコフュージョンプロジェクト。計4枚のアルバムを作りました。これは2作目。メンバーはLAの腕利き達。後のAORシーンで素晴らしい働きを見せるミュージシャンが勢揃いし、ファンキーないい音を出しています。「ロッキーのテーマ」もぐっとくるメロウアレンジ。ジェイ・グレイドンはここから参加。.
Theme From Rocky.
Dance The Night Away.
Part.1 Angry World.マッスルショールズ出身のギタリストがAOR時代に残した極上のブルーアイドソウル作品。当然リズム隊はデヴィッド・フッドとロジャー・ホーキンス。鉄壁のグルーヴです。まずはファルセットも印象的な冒頭「Fill My Life With Love」にKO。真夜中のジゴロを気取った「She's Got Time To Love Me」や「Emily」も◎! 甘く切ないメロディとファンク感覚がしなやかに調和。アメリカでは「Soul」としてこのアルバムを高値設定しているお店も多いです。.
Fill My Life With Love.
She's Got Time To Love Me.
Emily.60'sガレージ名バンドもABC移籍以降は時代の流れに乗り、黒さをたたえたファンキーロックバンドへと進化します。さらに前作からエリック・カズが加入(若き日の歌声も聴けます)。彼の貢献によってバンドは大きく方向転換。ヒップでグルーヴィーなジャムバンド志向へ。インストもいい! フリーソウルアイテムとして人気だったのもうなづける1枚です。.
Slow Down Sundown.
Gulf Coast Bound.
Tonight The Sky’s About To Cry.シドニー・ポワチエ主演の映画「愛は心に深く」のサウンドトラック。タイトル曲がアカデミー賞にノミネートされるなど、映画音楽家としてのクインシーの充実期の作品です。公民権問題など人種問題が社会で論議されていた時代のムードもきちんと捉えられています。B面ではB・B・キング、キャッシュマン・ピスティリ&ウェスト(ソフトロック的!)、シャーリー・ホーンの歌も。.
End Title - For Love Of Ivy.
Main Title - For Love Of Ivy.
My Side Of The Sky.弾きまくるジェイ・グレイドンのギターソロでAORファンの間では有名なアルバム。その話題が先行して、かつては主役の彼らのことが後回しになりがちでしたが、近年、彼らの音楽はアメリカでも見直されています。スカッとした16ビート風味のブルーアイドソウル。南カリフォルニアの陽光につつまれたサニーなサウンドが気分。他のアルバムもすごくいいですよ。.
Follow My Heart.
Life Is Love.
You Know That.ノースカロライナ州のビートバンドだった彼らを一躍有名にしたのが全米トップ10にチャートインしたタイトル曲。アメリカのオールディーズチャンネルでは今も常連です! この曲のイメージが強すぎて、彼らのブルーアイドソウルな魅力、ほとんど理解されてない気がします。このアルバムのアレンジャーは、シカゴジャズ/ソウル界の重鎮ジョニー・ペイト。お聴き逃しなく!.
Girl Watcher.
Little Miss Flirt.
Love Machine.74年リリース「Rags To Rufus」〜79年の「Masterjam」までは彼らの絶頂期。R&Bチャートでは首位を独走し、ポップチャートにもクロスオーヴァー。人種混成ファンクバンドとしてのRufusをチャカがすばらしいヴォーカルで牽引。大ヒットこそ生まれてませんが、タフなファンクもメロウなナンバーも充実!.
At Midnight.
Close The Door.
Better Days.豊かな肺活量を物語る狂おしいほどのロングトーン。ジョン・クレマーの持ち味を、ブラジリアンテイストと絶妙に噛み合わせた「Paradise」「Arabesque」。冒頭のこの2曲だけでも最高なんですが、その後もメロウな演奏が続々。エイブラハム・ラボリエル&レニー・ホワイトのリズムセクションが硬軟織り交ぜてすばらしいです(アルバム全曲同じセクションなのも勝因)。.
Paradise.
Arabesque.
Mardi Gras.オーストラリアからやってきたクリス&ピーター・アレン兄弟。Mercuryにソフトロック・ファン悶絶のアルバムがありますが、これはその直前。スティーヴ・バリがプロデュースしたミスティックなフォークロック調7インチです。特にせつない想いを込めたサマーソングのA面は傑作。もちろんシングルオンリー。ご存知でしょうが、弟のピーターはのちにソングライター/AORシンガーとして大成します。.
Two By Two.
Still The Rain Comes Down.ニューオリンズを代表するこの声! アラン・トゥーサンとの名コンビでリリースした名曲もたくさん。そんな彼のラストアルバムからのシングルです。大人のニューオリンズソウルってこういうことでしょう。ゆっくりお酒を飲みたくなる曲です。.
Say It Again.繊細なポップス感覚を持ったNYのSSWのファースト。スプーナー・オールダムらの参加で南部サウンドの滋養を採り入れつつ、若さ故のセンシティヴな感性を曲ごとに輝かせた素晴らしい作品です。全編に漂う柔らかい日差しに包まれるようなソフトな感触がたまりません。壊れそうな「Loving You-Loving Me」の美しさには、思わず息が止まります。60年代サウンド感覚の残り香が、なんと愛おしいことか。.
Loving You-Loving Me.
My Sunshine.
New York City.イーストLAエリアのチカーノコミュニティから登場したバンド、ザ・ブリュー唯一のアルバムです! ジー・ミッドナイターズのR&Bテイストや歌心を受け継ぎつつ、69年という時代にあわせてロックにヴァージョンアップしたようなスタイル。ファズギターにファルフィサオルガンとサイケ/ガレージ基本アイテム搭載。不良っぽいのに歌心あふれたものになってしまうのがLA流!.
If I Were Someone.
Yesterday’s Coming.
If You Want Me.同時期のロニー・リストン・スミスにも通じるスピリチュアルな香りと、フュージョンと呼ぶほどには甘くならないソリッドなソウルジャズサウンド。A面にはマイク・ノック、ウィルトン・フェルダーらに加え、あのピーター・アイヴァースがエレクトリックハーモニカで参加しています! B面はモントルー・ジャズフェスのライブ。.
Blood Of The Sun, Secondary Pulse.
Blood Of The Sun, Tertiary Pulse.
The Tree Of Forbidden Fruit, Gamma Branch.ジョン・クレマーのメロウフュージョン盤! ハーヴィー・メイソン&チャック・ドマニコという抜群のリズム隊、そして本作では浮遊感満点のエレピを聴かせてくれるミルチョ・レヴィエフが重要かと。ブルガリア出身の彼がもたらすセンスが、サウンドに独特の魅力を与えています。.
Lovin’ Feelings.
Caress.
Lifestyle.J's・ウィズ・ジェイミーがレーベルを移籍して改名、ジェイミー&J・シルヴィア・シンガーズとしてのセカンド。「It's Not Unusual」収録のファーストにまったく引けを取らない素晴らしい内容です。とりあえず、ハイ・スピードな展開にエレキまで飛び出す「Hold On Tight」でノックアウト! 「Who Am I」や「You’ve Got Your Troubles」の飛翔感も最高! 「What The World Needs Now」もスウィートで素敵なワルツに。アレンジはドン・コスタです。.
Hold On Tight.
Who Am I.
What The World Needs Now.グラディス・ナイト&ザ・ピップスのヒット曲「夜汽車よジョージアへ」の作者。ポップ・カントリー的なイメージですが、ちゃんと聴き返すとビックリ。ニック・デカロがたいてい弦をアレンジしていますし、デヴィッド・フォスター、マイケル・オマーティアン、ラリー・カールトンらメンバーも最強。さらにA-1「Misty Mississippi Morning」みたいなセンシティヴで最高泣ける曲もいっぱい! 「Living With A Shadow」も素晴らしい。.
Misty Mississippi Morning.
Living With A Shadow.
Being Alone.1950年代の後半、ワイキキのヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジで絶大な人気を誇ったエンターテイナー。彼の音楽には、ハワイの伝統音楽に則したものと、本土志向のものとありますが、これはふたつの要素を混ぜつつ後者寄りの雰囲気。制作は大編曲家、ドン・コスタ。本土進出の意図があっての起用だったのでしょう。美しいストリングスをしたがえて、なめらかな声が響きます。1960年に40歳の若さで亡くなってしまうアパカ。本当に天からの授かり物の歌声でした。.
Blue Hawaii.
Moonlight And Shadows.
Song Of Old Hawaii.