ヤング・アイドル、デヴィッド・キャシディを送り出し、当時全米で大人気のファミリー・シットコム「パートリッジ・ファミリー」企画のアルバム第三弾。「Girl, You Make My Day」や「Last Night」「There’ll Come A Time」などをはじめ、屈託のないヤング・ポップスがいっぱいです! .
ペンシルヴェニア出身でニュージャージー〜NYのジャズシーンで歌い続けてきた彼女にレコードデビューの話が舞い込んだのは30代の終わりのこと。84年のデビュー作に続く2枚目のアルバムは、NYの小粋ジャズ名門Stashからのリリースとなりました。ジョージ・ムラーツ、トム・ハレルら名手のバックアップを得て、自分の歌の魅力をシンプルに伝えます。聴いていてまったくストレスを感じない素直な歌です。ドリイ・カイミ楽曲でセルジオ・メンデスがヒットさせた「Like A Lover」の解釈に深みあり。.
【曲目】Down With Love / Crazy He Calls Me / Lazy Bones / Who Wants To Fall In Love / Then I'll Be Tired Of You / Ridin' High // Because He Reminds Me Of You / Porgy / Are These Really Mine / Isn't This A Lovely Day / Warm Kiss / I Like The Likes Of You
素晴らしいアレンジの「Raindrops Keep Fallin’ On My Head」! 原曲とリズム・アレンジを変えて、しかしその世界観は壊すことなく仕立てたアル・キャップスのアレンジに脱帽です。B面は全曲メイソン・ウィリアムスのアレンジで、ジョン・ハートフォード、ティム・ハーディン、マイク・セトルらの曲を採り上げています。ストリングスで始まる「Reason To Believe」が素晴らしい! 今、ハイファイのアンディ・ウィリアムスで、これが一番人気。日本語解説付。.
収録曲・データ
【曲目】Long Time Blues / It’s Over / Sweet Memories / Raindrops Keep Fallin’ On My Head / Bridge Over Troubled Water // Medley : Little Boy 〜 If Wishes Were Horses / Today Medley / Reason To Believe / Simple Things As Love / Both Sides Now
タイトル曲(映画「いつも心に太陽を」)は大ヒット。「Shout」でデビューしたモッド・ガールのイメージが強かった彼女を、ポピュラー・シンガーとして一皮むけた存在にした一曲となりました。タイトな「Day Tripper」「Love Loves To Love Love」「The Boat That I Row」なども人気。ラストの「You And I」の切なく跳ねる感じも、とってもガーリーで素敵です。アレンジはジョン・ポール・ジョーンズ(!)とピーター・ナイト。.
【曲目】Here's That Rainy Day / Two Different Worlds / The Shadow Of Your Smile / Where Is Love / Ev'ry Time We Say Goodbye // I'm Always Chasing Rainbows /We'll Be Together Again / Joey, Joey, Joey / The Folks Who Live On The Hill / Speak Low
ゴードン・ジェンキンス(フランク・シナトラのアレンジャーとしても著名)総指揮による“ALBUMUSICAL”。アルバム一枚まるごとジェンキンスが書き下ろした新曲で、恋人達のストーリーが音楽で語られています。こういう世界観が失われてゆくことへの慕情が込められているような気がして、愛おしい一枚になっています。ふくよかにスイングする「To Be In Love」をどうぞ。.
収録曲・データ
【曲目】What It Was, Was Love / What You Say / A Secret Place / Where You Are / Yeah, But What If? / A Man / Boys And Girls // There Goes The Bride / To Be In Love / Which Way Is Yesterday? / We Had It All / The Room With The View Inside / Old Man
彼女のポップR&B路線での最高傑作! 高速ジャズボサの「The Shadow Of Your Smile」ソウルフルな「You've Got Your Troubles」「Uptight」跳ねるリズムを隠し味にした「And I Love Him」…、とにかくアレンジと彼女の相性がばっちり。「Call Me」も最高ですし、どの曲を聴いても今のセンスで納得出来る、素敵な素敵なアルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】You’ve Got Your Troubles / And I Love Him / Uptight (Everything’s Alright) / Have A Heart / Before The Rain / The Shadow Of Your Smile // Call Me / Yesterday / Wasn’t It Wonderful / You’re Gonna Hear From Me / No One Else But You / Goin’ Out Of My Head
六カ国語を自在に用いる歌う通訳とも言われ、多くのアルバムを発表している才女カテリーナには、傑作はうなるほどあります。エドムンド・ロスとの久々のタッグ盤でも、冒頭の「La Bamba」のアッパーなカヴァーから抜群に息のあったところを見せてくれます。アルマンド・トロヴァヨーリ作「O Meu Violao」も気持ちイイ。「The Fool On The Hill」や「Dream A Little Dream On Me」のスペイン語カヴァーもまったりしなやか!.
収録曲・データ
【曲目】La Bamba / Azulao / The Fool On The Hill / La Peregrinacion / Sabor A Mi / Dream A Little Dream Of Me // Be In / Samba De Verao / O Meu Violao / La Rosita / Canto De Ossanha
キャリアの長いジャズ・ヴォーカル・デュオという領域を超え、前作「Time And Love」でのプログレッシヴなジャズ路線をさらに掘り下げます。ほぼ全編をスキャットで挑んだ本作をサポートしたのはヒューバート・ロウズ、ジョー・ファレル、スティーヴ・ガッドら辣腕の手練たち。鉄壁のフュージョン・サウンドと相まう洗練を極めた彼らのスキャット。CTIらしいクリスタルな音像がまた涼やか!.
「ディーン・マーティン・ショー」で見出されたガール・シンガー。10代でデビューした彼女のセカンド・アルバムです。恵まれた豊かな声量が素敵。ファーストよりも若干おしとやかになった感じですが、誰もが腰を抜かすのが最高のゴージャス・スイング「Night And Day」! こんなにファンキーなアレンジ、どうしましょう! 参りました! とにかく素晴らしいこのアレンジはピーター・マッツの仕事。.
収録曲・データ
【曲目】One / Together / Junk / Night And Day / Tea For Two / Circle ‘Round The Sun / I Don’t Know How To Love Him // Light Sings / After You’ve Gone / Be Happy / The Long And Winding Road / Close To You
60年代の諸作の中でも、ウェストコーストのジャズ名人たちが顔を揃え、素晴らしいコンボによる歌伴を披露した本作はファンから人気が高い一枚。マックス・ベネット、ジャック・シェルドン、スタン・レヴィ、ジャスティン・ゴードン、ジョン・ピサノ、ルー・レヴィ、ハーブ・エリス、ベニー・カーターらがそれぞれ曲により顔を揃えています。ラテン・パーカッションをアンサンブルに加えた「It’s A Big Wide Wonderful World」「I Won’t Dance」など、アップテンポの切れ味の良さは最高です。.
収録曲・データ
【曲目】It’s A Big Wide Wonderful World / Whisper Not / My Silent Love / The Lady Is A Tramp / Days Of Wine And Roses / As Long As I Live // I Won’t Dance / Cloudy Morning / I Could Write A Book / I Never Had A Chance / Close Your Eyes / Where Can I Go Without You?
たとえて言えば新世代のルイス・ボンファ&マリア・トレド、それともボッサ版ジャッキー&ロイ? サバービア全盛時に再評価された男女デュオ。なかなか見かけることのないセカンド・アルバムです。フェンダーローズが映えるアブストラクトな「See My Rainbow」ユニゾン・ヴォーカルが爽やかに弾む「Peek-A-Boo」など、ファーストよりもジャズ味を増したサウンドはヴァラエティがあり魅力的です。.
「シャル・ウィ・ダンス?」。ミュージカルの殿堂ブロードウェイ・ナンバーで踊れてしまう奇跡のナンバーがここに。60年代随一のヤング・ダンディが歌う、魅惑のフィンガー・スナッピン・ミュージック! 「Shall We Dance」なんかはまさにその典型! 空駆けるようなかっこよさです。B-4「A Lot Of Livin' To Do」もいいなぁ。.
デビューは天才少女ジャズシンガーとして。しかし、彼女にとっての成功は、キュートなヤングアイドルに扮してポップスを歌った大ヒット「Johnny Get Angry」で訪れました。その成功に続いて制作された本作は彼女にとっては5枚目のアルバム。ポップスからジャズにちょっと揺り戻しをかけて、恋の歌ばっかりでゴージャスにスイングしたアルバムです。全篇スカッとしてます。「Till There Was You」がグレイト! アレンジはトミー・オリヴァー。.
収録曲・データ
【曲目】Let’s Talk About Love / Spring Is Here / I’m Nobody’s Baby / Somethin’s Coming / Make The Man Love Me / I Can’t Believe That You’re In Love With Me // Till There Was You / After the Lights Go Down Low / There’s No Such Thing / Namely You / Kiss And Run / I’ll Never Stop Loving You
【曲目】Guantanamera / Strangers In The Night / Carmen / Cast Your Fate To The Wind / La Bamba / La Mer (Beyond The Sea) // Louie Louie /Things We Said Today / Enamorado / What Makes You Dream, Pretty Girl / Stasera Gli Angeli Non Volano (For The Last Time) / Angelica
コロムビアでルイス・ボンファと制作したボサノヴァ盤も素敵ですけど、音色的にはこっちの方が今の気分にフィットするかも。もちろん「男と女」も素敵ですが、まるでヒデとロザンナの名曲のようなタイトル「Bossa Nova Roma」や、「Made For Love」など隠れた名曲にも注目です。英語詞の「Think Happy (Tristeza)」(ブリリアント!)やサークルの「Turn Down Day」他、選曲も嬉しいですね。瑞々しいアレンジは名匠ドン・コスタ。.
収録曲・データ
【曲目】 A Man And A Woman / Wave / Suddenly You / Made For Love / Love For Live / Love Is Blue ~ Autumn Leaves // Think Happy (Tristeza) / Watch What Happens / Turn Down Day / Bossa Nova Roma / Boys & Girls
かっこよくグルーヴするサンバ・アレンジの「Gentle On My Mind」が最高です! ナンシー・ウィルソンの時代への対応力を見せつけたナンバーですね。洒落たワルツ・アレンジの「Love Is Blue」では、艶やかにしっとりと。ボッサな「The Look Of Love」や、ドラマティックな展開が素晴らしい「Face It Girl, It’s Over」など、多作のせいもあって、彼女には見落とされているアルバムがまだまだ多いなと痛感しました。プロデュースはデイヴ・キャヴァナー。.
収録曲・データ
【曲目】Wave / Make Me A Present Of You / Gentle On My Mind / When I Look In Your Eyes / Love Is Blue / Walk Away // Face It Girl, It’s Over / The Look Of Love / One Like You / Make Me Rainbows / How Insensitive
60年代後半のImperial盤「Alive And In Love」がソフトロックファンにも評価されている彼女。デビュー期の名盤がこちらです。日本でも「雨の日のジャズ」という邦題とともに長年愛されている逸品。ビリー・メイの細やかなアレンジと、彼女の歌のうまさ、情感、少しの背伸びがもたらすほんのりとした甘酸っぱさ、すべてが最高ですね。日本語解説付き。.
63年リリースのセカンド・アルバム。スケールの大きな歌唱力で一気にスターダムに上り詰めていった時期の作品です。専属アレンジャーのピーター・マッツが提供した「Gottta Move」そして最高の60sスイング「Lover, Come Back To Me」などが、彼女ならではのバネの効いた表現力で収められています。.