ヴィック・ダモーンに、こんなにヒップなスイング盤があったとは! 驚きの連続です。激スイングな「Falling In Love With Love」ハープシコードでオープニングの「It's All Right With Me」ウクレレ使い「Swingin' Down The Lane」ぞくっとする「Speak Low」……、書ききれないほどの驚きを用意したアレンジャーはジャック・マーシャル! .
世界の音楽を紹介する「Adventure In Sound」シリーズの1枚。本作はタイトル通りジャマイカのドラム(正確にはトリニダード・トバゴが発祥)としてスティールパンに焦点をあてた作品。白羽の矢が立ったのは、洗練されたサウンドで地元でも有名なロイヤル・スティール・バンド。小編成且つコロムビア社による良質な録音で、エキゾティックな風味がより際立っています。アップテンポなカリプソも小粋! .
収録曲・データ
【曲目】Mambo Mento / Habanera / The Breeze And I / Toselli's Serenade / Montego Jump-Up / Jamaica Jump-Up // Marche Militaire / Schubert's Serenade / Soja Man / The Peanut Vendor / Minuet In G / Mango Walk
全米1位の大ヒット「愛ある別れ (If You Leave Me Now)」収録。タイトル通り通算10枚目のアルバムです。カリブやブラジルの要素を織り交ぜつつ、ライトなシティポップを展開した内容。「You Are On My Mind」ぜひ聴いてみてください。テリー・キャスがまだ存命で骨太なファンクを提供しているのもポイント。ちゃんと聴き直してみてほしいです。.
エリック・カズと珠玉のバラード「Love Has No Pride」を共作した才女。当然その自作版を収録しています。実はこれ、セカンドアルバム。ファーストはアナログでは今も激レア状態が続いてます。本作にはアル・クーパーやハース・マルチネスとの共作も収録しました。キュートな歌声が醸し出す、アンニュイな華やかさが魅力。「Kansas City」のレイジーなカヴァーが隠れた逸品です。そういえば最初の旦那さんはレヴォン・ヘルムで、今はドナルド・フェイゲン夫人なんですよね。.
収録曲・データ
【曲目】Fool That I Am / Kansas City / Can This Be My Love Affair / The Night You Took Me To Barbados In My Dreams / Love Has No Pride // Yellow Beach Umbrella / Can't Believe You're Mine / Miss Otis Regrets / Wish I Could / Darkness 'Til Dawn
トニー・ベネットが謳った60年代のヒット映画の主題歌を集めた一枚。企画盤的な位置づけですが、様々なアレンジャーやゲストプレイヤーとトニーの共演を1枚で味わえる作品として貴重です。ニール・ヘフティ「Girl Talk」ルイス・ボンファ「Gentle Rain」ジョニー・マンデル「The Shadow Of Your Smile」など作者自身にアレンジと指揮をさせるという音の贅沢。トミー・フラナガンやズート・シムスなどゲストプレイヤーにもご注目を。.
収録曲・データ
【曲目】Song From "The Oscar" (Maybe September) / Girl Talk / The Gentle Rain / Emily / The Pawnbroker / Samba De Orfeu // The Shadow Of Your Smile / Smile / The Second Time Around / Days Of Wine And Roses / Never Too Late / The Trolley Song
60年代アメリカを代表する男性シンガーといえばこのひと。なかでもこのアルバムは「The Face I Love」「All Through The Night」「男と女」などB面に居並ぶボサノヴァが出色の1枚です。マルコス・ヴァーリの「The Face I Love」は、かなりいち早いカヴァーだったはずです。アルバム全体を貫く透明感も素晴らしい!.
収録曲・データ
【曲目】The Very Thought Of You / If I Love Again / Theme From The Sand Pebbles / Remember / Here’s That Rainy Day / In The Arms Of Love // The Face I Love / Sand And Sea / So Nice / Pretty Butterfly / A Man And A Woman / All Through The Night
ニューオリンズの誇る新世代ブラスバンド、89年にダイメジャーのColumbiaと契約してファンを驚かせました。1曲目はドクター・ジョンが歌う「It's All Over Now」です。ディジー・ガレスピーも参加。モダンなセカンドラインフィーリングに満ちた傑作です。1曲目のイントロ聴いて「あ、かせきさいだあ!」って気づく人、「はーい」って手あげて! .
「Ain't Nothin' But A House Party」で有名なフィリーのソウルグループとは同名ですが、こちらはニューヨークの白人たち。しかもこちらのほうがキャリアは前。66年に2枚だけシングルをリリースして解散しています。プロデュースはジョン・ハモンドとチャーリー・カレロ。ノーザンソウルなA面、フォークロック/ソフトロックなB面、個性がバラバラなのが60年代らしさでもありました! 両面ともすごくいい曲です!.
メリハリのばっちり利いたオシャレなアレンジはモート・ガーソン。Atlantic時代の当たり曲「Comin’ Home Baby」の新アレンジ版に始まり、サークルの「Red Rubber Ball」やバカラックの曲をマンフレッド・マンがヒットさせた「My Little Red Book」まで、斬新すぎる選曲です! 「Better Use Your Head」は素敵なソフトロックジャズ!.
収録曲・データ
【曲目】Comin’ Home Baby / Homeward Bound / My Little Red Book / Walk On By / If I Had A Hammer / Strangers In The Night // Better Use Your Head / Time / Secret Agent Man / Pretty Flamingo / Red Rubber Ball
ものすごく手間ひまをかけたと言われる特殊メイク(老人になった彼をイメージ)や、宇宙船の発信というオープニングなど、少し考え過ぎなところも含め、彼らしいところがよく出たアルバムだと思います。良い曲多いし。「Monkey Time」(メジャー・ランス)とか「The Man In Me」(ボブ・ディラン)とか「Swept For You Baby」(ミラクルズ)、カヴァーの選曲も“らしさ”満点。.
60年代からこつこつとキャリアを築いてきた名門ソウルグループがついに手にした全米ナンバーワンヒット「Kiss And Say Goodbye」収録の一枚。アルバムも全米16位まで上昇し、彼らにとって最大のヒット作となりました。フィリーとNYでのレコーディングで東海岸ソウルの良さが凝縮されています。EW&Fカヴァー「Reasons」も最高なのです。.
ジャズコーラスクラシック! 技術といい、センスといい、ダイナミズムといい、非の打ち所の無い作品。マーティ・ペイチ率いるジャズコンボによる、完璧にクールなジャズサウンド。最高に洗練された4ビートグルーヴに、一糸乱れぬ完璧なテクニックによるスキャットで応戦する「Some Minor Changes」にはしびれます。至高の名にふさわしい1枚! .
収録曲・データ
【曲目】Fascinatin' Rhythm / Small Fly / Something’s Coming / Love Locked Out / Lady In Red / Agogically So // Some Minor Changes / Then I’ll Be Tired Of You / Mayforth / Moon - Faced, Starry - Eyed / Summer Sketch / Of Thee I Sing
巨匠コステラネッツをプロデューサー、テオ・マセロがサポートした時代の作品は要チェック。晴れやかなストリングスの響きと若々しいリズム、そしてコーラスが繰り広げるゴージャスなサウンドスケープにびっくりします。「The Look Of Love」や「Scaborough Fair」など60年代後半のポップスを交えた選曲。お金のかかった豪華なアンサンブル。この時期のColumbiaの録音に賭ける底力が全面開花した超贅沢なソフトロックともいえます。.
収録曲・データ
【曲目】The Look Of Love / Talk To The Animals / Laura / Love Is Blue / I’ll Get By / The Bare Necessities // Scarborough Fair 〜 Canticle / That Old Black Magic / Stella By Starlight / I’m In The Mood For Love / Love Is A Many-Splendored Love
ナイーヴさが持ち味だった彼が、オールディーズのエッセンス(ロイ・オービソン風味)を取り入れて放ったヒット曲「You're Only Lonely」(全米7位)。イーグルスのメンバーなど、ウェストコーストの実力派たちがバックアップしたサウンドの心地よさも含め、AORと古き良きポップスの邂逅を象徴する名盤と呼ばれて久しい1枚です。大瀧詠一「A Long Vacation」制作のきっかけのひとつになった作品。.
【曲目】You Do Something To Me / Everything’s Coming Up Roses / Isn’t It Romantic / When I Fall In Love / Grant Avenue / Ev’rything I’ve Got // When Your Lover Has Gone / Rosetta / April in Paris / Dearly Beloved / Small World / More Brothers
【曲目】’Deed I Do / Makin’ Whopee! / A Cottage For Sale / Clouds / Come Back To Me / Chasing Shadows // It’s Been A Long, Long Time / After You’ve Gone / Am I Blue / You Brought A New Kind Of Love To Me / Wrap Your Troubles In Dreams / East Of The Sun
邦題「市俄古への長い道」。デビュー期に2枚組を連発していた彼ら。これはその路線での最後くらいの作品です。かえって今聴くと新鮮に思える名曲が眠っています。特にD-2「Call On Me」はシティポップ/ハワイアンコンテンポラリーファンにもオススメしたいブリージー名曲! はじけてるラテンインストC-2「Mongonucleosis」もカッコイイ!.
80年代半ばを迎え、彼も第一線というより円熟の領域に。それでも自分らしさを見失わずに良作を仕上げています。ジョニ・ミッチェル、ドン・ヘンリーら旧友たちが参加し、キーボードの音色こそデジタルですが、暖かみはまさにJT印。バディ・ホリー「Everyday」やジーン・ピットニー「The Man Who Shot Liberty Valance」といったオールディーズのカヴァーも、うまいですね。.
収録曲・データ
【曲目】That's Why I'm Here / Song For You Far Away / Only A Dream In Rio / Turn Away / Going Around One More Time // Everyday / Limousine Driver / Only One/ Mona / The Man Who Shot Liberty Valance
1930年生まれの女優兼シンガー。甘やかなアルトヴォイスで、四季折々をしっとり歌った愛の歌のアルバムです。また、このアルバムの成功の一因はフランク・デヴォルの壮麗なオーケストレーション。音で景色を描き出し、歌う彼女をそれぞれの主人公にしてくれます。「It Might As Well Be Spring(春の如く)」など、季節を歌いこんだ曲って本当に良いものが多いですね。.
【曲目】The Duck / I Can’t Get Started / Hallelujah Time / The Black Opal / Satin Doll / Sidewinder // Jazz Hoot / Sumptuous / Watermelon Man / Boopsie / Greasy Sack Blues
サイモン&ガーファンクルで天使のような美しい声をになったアート。彼のソロアルバムでもいちばんAOR期ど真ん中にリリースされたアルバムです。「In A Little White (I’ll Be On My Way)」はまさにその筋の名曲。スカイライナーズ「Since I Don’t Have You」カヴァーも淡くてよいです。近年、じつは本国でもこれだけあまり見かけなくなっていて。しかもこれ、ジャケット写真が複数あるのですが、今回入荷は比較的レアな指加えポーズ。.
60年代を通じてMOR界の大スターであったジョニー・マティス。同じような立場だったアンディ・ウィリアムスが、70年代に入ってさすがにリリースを減らす中、マティスは着実に作品を重ねます。シルキーな声で同時代の名曲をカヴァーしてゆくのですから、一度好きになったら、あの声であの曲を聴いてみたいという欲求が絶えなくなったのでしょうね。タイトル曲や「Summer Breeze」「Don’t Let Me Be Lonely Tonight」など珠玉の選曲の好内容盤です。チェックの生地を使ったアートワークも秀逸。.
収録曲・データ
【曲目】Me And Mrs. Jones / Sweet Surrender / Summer Breeze / Corner Of The Sky / Happy / Soul And Inspiration〜Just One In My Life // Don’t Let Me Be Lonely Tonight / If I Could Reach You / Remember / You’re A Lady / I Was Born In Love With You〜Summer Me, Winter Me