前年発売の「Day By Day」と対をなす、ぐっとしっとりとしたナイト・ムードをまとったアルバム。選曲も、月や星、夜や夢に関するスタンダードばかりを集めたもの。アレンジはもちろん、引き続きポール・ウェストンが担当。原曲のメロディを崩さず、なおかつ自分らしさを余韻として残すことが出来る彼女は本当に歌がうまいですね。.
ライヴ盤。当時の恋人だったジョン・トロペイを中心に、アンディ・ニューマーク、リチャード・デイヴィスらNYのジャズ系ミュージシャンが、余裕のあるファンキーな演奏でサポート。デリケートでセンシティヴな情感のこもったライヴ盤です。「The Confession」「And When I Die」「Sweet Blindness」といった初期の名曲も披露しています。ジャケットの絵は谷内六郎。じつは海外市場でも美品良品は値上がりが始まってます。.
収録曲・データ
【曲目】The Confession / And When I Die / Upstairs By A Chinese Lamp / Sweet Blindness / Captain St. Lucifer // Money / The Cat-Song / When I Was A Freeport And You Were The Main Drag / Timer / Emmie
数々のTVショウを手がけてきた人気司会者がプレゼンするColumbiaレコードのめちゃくちゃヒップなショーケース・アルバム。ジョージ・バーンズのスイング・ギター+パーシー・フェイスのストリングス「The Kelly Dancer」(最高!)、メル・ヘンケの変態お洒落ピアノ「I Can’t Believe That You’re In Love With Me」、ピッコロが超ヒップなランディ・ホール「Oh, Lady Be Good」などなど、すべてこのための新録音! ジャズが難しい顔しなくてもヒップだった時代の記録。しかし、どうしてこんなにお洒落なんだろ! .
ガールポップな雰囲気のラブリーなジャケ! このタイトルは、当時彼女がペプシのCMソング「Come Alive」を歌ってたからですね。その曲は未収録ですが、甘くてちょっぴりハスキーな声でポップス気分に浸れるこのアルバムは最高です。アレンジはモート・ガーソン。「Call Me」「Sunday In New York」など、彼女に歌ってほしかった曲がここにあります。.
収録曲・データ
【曲目】You’d Better Love Me / The Shadow Of Your Smile / I’m All Smiles / Girl Talk / Sunday In New York / You Take What Comes Along // Call Me / Watch What Happens / Too Late Now / A Wonderful Day Like Today / It Had To Be You
全篇チャーリー・カレロのアレンジ。女性コーラス、ストリングスが導入され、リズムにもぐっとモダンなポップスの感覚があしらわれ、カレロの個性が発揮されています。「In My Room」のリフにも、トーイズ「A Lover’s Concerto」の痕跡がチラと見えたり。もちろん主役のバードのガットギターも冴え渡っています。もともとチャレンジには強い人。淡い気分が素敵な「Dulcinea」や「Lonely Crown」も聴いてみてください。.
収録曲・データ
【曲目】In My Room / The Shadow Of Your Smile / Bonanza! / Yesterday / Norwegian Wood / It Was A Very Good Year // Dulcinea / Michelle / A Taste Of Honey / Lonely Clown / Walk Right In
【曲目】Se Todos Fossem / Iquais A Voce / Chung King / Carolina In The Morning / Three Quarter Blues / Take Care Of Yourself / St. Louis Blues // Jazz’N’ Samba / Oh, Lady Be Good / Things Ain’t What They Used To Be / A Hundred Years From Today / Bluesette
【曲目】Southern Rider / Something / Everybody’s Talkin’ / Pavanne / Something Pretty / Wave // Nothing But A Fool / Brown Baby / What Is A Friend / Pretty Butterfly / Sonatina / Something Like The Blues
【曲目】Un Poco Rio / Guantanamera / So Soon / Serenata / So Nice / Music To Watch Girls By // Desafinado / A Man And A Woman / Blame It On The Bossa Nova / Bermuda Concerto / Spanish Flea
2人のノッポと2人のチビ。だから名前がHi-Lo's(ハイ・ローズ)。フォー・フレッシュメンと並ぶ最高の男性ジャズコーラス・グループです。のちにシンガーズ・アンリミテッドを結成するリーダー、ジーン・ピュアリングによるコーラス・アレンジは際立ってモダン。スティール・パン使いで盛り上がるカリプソB-1「Two Ladies in de Shade of de Banana Tree」も最高に楽しいのです!.
16歳で歌手デビュー。その後、テレビや舞台にも活躍の場を広げ、70年代にはあの「ルーツ」にも出演した実力派。彼女が70年代の変わり目に発表した成熟の一枚。おおらかなポピュラー曲と、ミッチ・ミラーを迎えての敬虔なコーラス曲が絶妙なコントラスト。「More」や「And I Love Him」のゆったりとしたリズムのうねりもツボです。.
スペイン語が流暢だったという彼女。ラテン・ポップを歌わせても一級品です。トリオ・ロス・パンチョスと組んで、伝統的なサウンドで歌われるラテン・ポップスに新風を吹込みました。まろやかなコーラスを伴う彼女のふくよかな歌声が胸の奥まで届きます。情感たっぷりの「縁は異なもの What A Difference A Day Makes」の他、なんとも味わい深いラテン作品です。トリオ・ロス・パンチョスもさすがの演奏。彼女とパンチョスのコンビ作品はもう1作、そしてクリスマス・アルバムと計3作あります。どれも素晴らしい仕上り。.
収録曲・データ
【曲目】 Piel Canela / Y... / Nosotros / Cuando Vuelva A Tu Lado / Di Que No Es Verdad / Historia De Un Amor // Sabor A Mi / Amor / Noche De Ronda / Caminito / Media Vuelta / La Ultima Noche
Blue NoteからEpicに移籍し、ジャズ・フルート奏者/女性シンガーとしての両面での活動を本格化させた彼女。けっしてソウルフルな歌い方ではないんですが、高いキーの歌声にミニー・リパートンやシリータのように自然なキュートさが宿っているのです。同時期にパトリース・ラッシェンもこの路線に向かっていたので共通点があるように感じます。メロウなヴォーカルナンバーがやっぱり素敵です。.
【曲目】If I Had A Hammer / Michelle / What Now My Love / Cuando Calienta El Sol / Calcutta / Desafinado // Yesterday / Wath’s New Pussycat? / I Wish You Love / Dio, Come Ti Amo / Marioettes
バーズ解散後のファーストソロ。カントリーロックのイメージを振り切るように、いろんな編成、いろんなサウンドに挑戦しているアルバムです。決して器用な人ではないと思うんですが、その微妙な不器用さがアルバムの魅力にもつながっています。冒頭のスキャットに驚かされるジャズっぽい「My New Woman」やカリプソ風の「M’ Linda」など是非聴いてみてください。.
ライヴ・アルバムを挟んで通算6作目。「遥かなる亜米利加」の邦題でリリースされました。まるでブライアン・ウィルソンに影響を受けたような「Critic’s Choice」でオープニング。初期の彼らにあったメッセージ性から、徐々にメロディアスなポップ性を押し出した方向にシフトしていく時期です。シングルヒットは「Feelin’ Stronger Every Day」と「Just You ‘n’ Me」でともにトップ10入りしています。.
アメリカを代表するおしどり夫婦。アルバムが多すぎるのでどれから買うか? 60年代ビッグバンド風なら、「The Honeymoon Is Over」はどうですか? ジャッキー・パリス&アン・マリー・モスのキラーなヴァージョンもおなじみ「I Believe In You」や、「Come Back To Me」など、ビッグバンドの醍醐味を活かしたきらびやかなナンバーが多いのでオススメです。.
収録曲・データ
【曲目】Mame / Sunrise Sunset / Walking Happy / I Believe In You / The Honeymoon Is Over // Cabaret / Old Fashioned Wedding / Come Back To Me / Together Forever / The Curtain Falls
【曲目】Music To Watch Girls By / Yesterday / Somethin’ Stupid / It Must Be Him / A Man And A Woman // Release Me / There’s A Kind Of Hush / What The World Needs Now Is Love / Don’t Sleep In The Subway / Up. Up And Away / The Impossible Dream
アンドレ・コステラネッツのサウンドの華やかさ、コンパクトなまとまりのポップ感には、いちどグッとくるとそのままクセになります。「Today's Hits」と銘打たれているにもかかわらず、アレンジの手法は極めて王道。奇をてらったリズムの設定やリード楽器の設定など皆無。にもかかわらず鮮度の高いサウンド。この弦のつややかな響きは、どうですか! 「Try To Remember」「Help!」「Love Me With All Your Heart」などを収録。.
収録曲・データ
【曲目】Michelle / What Now My Love / Try To Remember / A Taste Of Honey / Unchained Melody // Mame / September Of My Years / Love Me With All Your Heart / Yesterday / If I Were A Rich Man / Help!
フレンチポップ・シーンで大活躍した男性シンガーです。歌声になんとなくエキゾチックなフィールを感じるのは、エジプトからの移民という出自の影響でしょうか。すごくクセになる歌声です。このEPではレスリー・ゴーアの「It’s My Party」をフランス語でカヴァー。そもそもこの曲は男性のカヴァーも珍しいです。A面はリズム重視、B面はしっとり。.