当時15歳のティーンシンガー、テリー・ブラックのデビューシングル。ビートルズ、フォークロックの台頭をアレンジに取り入れたナイスポップス。ほのかに「From A Distance」の香り。それもそのはず、この曲の作曲とアレンジはP・F・スローン&スティーヴ・バリ。ビートルズ、フォークロックの台頭をスローン&バリは意識してました。Dunhillプロダクションのクレジットも入っています。.
バリー・マクガイアが取り上げ全米1位を記録した「明日なき世界」の自演版や日本でヒットした「孤独の世界」など代表曲のほか、自身の名義でのファーストシングル「The Sins Of A Family」などを収録しています。ボブ・ディランに強く影響を受け、サーフロック作家から若くシリアスなフォークロックへ転身した時期の青い情熱がほとばしり出るよう。美しくせつないメロディが、胸の奥を締め付けます。Rhinoリマスターなので音もいいです。ジャケ写もいい!.
収録曲・データ
【曲目】This Precious Time / Eve Of Destruction / The Sins Of A Family / Here's Where You Belong / This Is What I Was Made Fore / What's Exactly The Matter With Me / I Get Out Of Breath // From A Distance / The Man Behind The Red Balloon / What Am I Doin' Here With You / Take Me For What I'm Worth / Lollipop Train (You Never Had It So Good) / When The Wind Changes / Halloween Mary
古いファンにはドン・ウィリアムスが在籍したことで知られるポゾ・セコ・シンガーズ。ヒット曲なった「Time」をリードトラックに収録したデビュー・アルバムです。ナッシュヴィルの名手を従えつつも、それをひけらかせない端正なサウンドを聴かせます。フォークロック未満フォーク以上という感じ。ビートルズ「If I Fell」カヴァーにとろけそうになります。ライチャスのカヴァー「ふられた気持ち」も今きくと、すごく沁みます。.
デビューは1959年。フリップ・スローン名義でした。その後スティーヴ・バリとのコンビでソングライターとして活動してきた彼が、ファンタスティック・バギーズを経て、ついにソロ・デビューを果たしたファースト・シングルです。ここからボブ・ディランに強く影響を受けた若くシリアスなフォークロックへ転身。青い情熱がシングルのミゾからほとばしり出るようです。「The Sins Of A Family」は、バリー・マクガイアのアルバム曲としても採用されました。.
ピアノも交えた爽やかなフォークロック「I Don’t Feel That’s Real」フォーキーグルーヴ「Follow The Longhaired Lady」など幅広い表現力から、ただのフォークシンガーで終わらない個性を感じ取れます。A-1「She's Up For Grabs」の針跳びに見せかけたギミックとか、人を食ったようなユーモアもあり。夢見がちで人なつっこくて、どうしょうもない切なさを抱え込んだ歌声、やっぱり魅力的。.
収録曲・データ
【曲目】She's Up For Grabs / Children's Song / Silly Song / Sometimes I Wonder / I Don't Feel That's Real / Enjoy, Enjoy // Follow The Longhaired Lady / The Loving Kind / The Dance Of Death / Modern Major General / Jimmy Clay
【曲目】Gabrielle / Finns Det Liv Sa Finns Det Hopp / Bjorkens Visa / I Lunden Grona / Vid En Bivag Till En Byvag Bor Den Blonda Beatrice / Vildandens Klagan // Jag Vantar Vid Mid Mila / Vid Roines Strand / Marianne / Ann-Margaret / Wenn Alle Strome Versiegen