英国フォークの名門レーベル、Village ThingでナイーヴなSSWアルバムとしてデビュー。当時からギターの名手でした。本作は原盤は英Transatlanticで、イマジネイティヴなアコースティック・ギター・インスト集です。米盤はギター音楽を深く掘り下げたリリースで定評のあるKicking Muleからのリリースでした。 ジミージュフリーの名曲「The Train And The River」をギター一本で再現してるのがすごい! .
このシングルがドノヴァンにとってアメリカでの最後のトップ10ヒット(最高9位)。語りから始まる地味な曲なのですが、60年代末の疲れたムードにフィットしたのかもしれません。当初シングルとしては反戦メッセージを前面に出したTo Susan On The West Coast Waiting」がA面扱いだったようです。シングルのみのモノラルミックス。.
ヴァン・ダイク・パークスの実兄カーソン・パークスと、のちに夫婦デュオ、カーソン&ゲイルで「Somethin’ Stupid」のヒットを出すゲイル・パークスや、プロデューサーに転身するリック・ジャラードが在籍していました。これが4作目にしてラスト・アルバム。中期まで在籍していたヴァン・ダイクはすでにソロキャリアを歩むため脱退していますが、のちにソロでシングルにする「The Eagle And Me」がここで披露されています。グループ自体もフォークというよりコーラスグループとしての性格を強めているのがわかります。.
ジョン・サイモンを始めとして、テオ・マセロ、ハーブ・バーンスタインの3人がプロデュースした楽曲をまとめた67年作品。なかでもジョンのプロデュース3曲(うち2曲はシングルでも発売)の仕上がりが抜群です。冒頭のバカラック作「Walkin' Backwards Down The Road」や「Here Today And Gone Tomorrow」には、ソフトロックファンは卒倒するかも。多くの人の思い浮かべるブラフォーのイメージを大きく裏切る好盤です。静謐な肌触りのコーラスに独自の美意識が宿っています。日本語解説付。.
収録曲・データ
【曲目】Walkin' Backwards Down The Road / Umbrellas In The Rain / Shenandoah / Have You Got A Light Boy / It Was A Very Good Year / Meantime // Here Today And Gone Tomorrow / No Sad Songs For Me / Changes / The First Time Ever / All I Need Is You
【曲目】Quantrell / The Streets Of Laredo / Billy The Kid / Sam Bass / Twenty-One Years / The Buffalo Skinners / My Love Is A Rider / Cryderville Jail // Cole Younger / The Cowboy's Lament / Yavapai Pete / Jesse James / Ten Thousand Cattle / Gregorio Cortez / Stack Your Rope, Hangman / Belle Starr // The Training Of A Westerner / Lawman's Wife // The Case For Jesse James / They Can't Make A Hero Out Of Him
フォーク・シーンとの深い関わりから論じられることの多い彼女ですが、60年代のソロ作はどれもジャジーでブルージーなヴォーカル作品。本作はその中では、選曲やアレンジ面も含め、もっともポップ要素が強いといえるかもしれません。バカラックの「Any Day Now」で幕開けするというのはかっこいいです。フレッド・ニール「The Other Side Of This Life」「Just A Little Bit Of Rain」も採り上げています。4ビートでスイングする「Feeling Good」忘れずに!.
フォーク・シーンとの深い関わりから論じられることの多い彼女ですが、60年代のソロ作はどれもジャジーでブルージーなヴォーカル作品。本作はその中では、選曲やアレンジ面も含め、もっともポップ要素が強いといえるかもしれません。バカラックの「Any Day Now」で幕開けするというのはかっこいいです。フレッド・ニール「The Other Side Of This Life」「Just A Little Bit Of Rain」も採り上げています。4ビートでスイングする「Feeling Good」忘れずに!.
【曲目】Let The Good Times Roll / The Wayward Wind / Come Go Wit Me / Ain’t That A Shame / Tammy / Diana // Heartbreak Hotel / Unchained Melody / Bye Bye Love / Venus / Devil or Amgel / Dream Lover
ボストンのシーンから頭角を現し、60年代フォークの牽引者的役割を果たした彼が、70年代に入ってウッドストックで録音した名作で。アレンジはジェフ・マルダー。マリア・マルダー、エイモス・ギャレットほかウッドストックの仲間が勢揃い。最高のボトルネック・ギターが飛び出す「Turtle Beach」(マリアとのデュエット!)や、往年の名曲「My Love Comes Rolling Down」など、音楽的な芯の強さと人懐っこさが共存してます。.
60年代にフォーキーなカントリーブルース・アルバムとして名高い「Charlotte Daniels & Pat Webb」(Prestige International)でギターを弾いていた彼のソロ。ブルースに軸足を置きつつ、実験的な音楽への意欲を大胆に見せる作品で、ときおりアヴァンギャルドな方向にグッと振れて、音像がダークに歪みます。フィンガリングでこんなに不良っぽさが醸し出せるとは。1曲だけ「Sitting On Top Of The World」を歌っているのもたまりません。.
カナダ出身のデュオ。フォーク界のスターで、カジュアルな存在感がフォークロック〜シンガー・ソングライターの時代への架け橋となりました。5作目となる本作にもフェリックス・パパラルディ(のちのクリームのプロデューサー)が全面的に参加し、うねうねと動くベースをボトムに加えています。自作曲の他に、フィル・オクス、バカラック「Twenty-four Hours From Tulsa」など選曲も自由でヒップ。.
彼らには「Peter, Paul And Mommy」という子供向けのアルバムもありますが、こちらはそれとは違う日本編集盤。「パフ」を筆頭に、子供たちに親しまれる/聴かせたい曲をセレクトしています。3人を乳母車に乗る赤ちゃんにしてしまったデザインが最高にかわいいですね。裏ジャケの解説は中村とうようさんです。.
ウッドストックでの熱演で世界的な人気を獲得したリッチー・ヘヴンス。その成功が彼を変えたわけではなく、フォーク、ロック、ソウル、ジャズの垣根を超えた活動を彼はデビュー以来続けていたのです。1960年代後半のアルバムからフォーキー/ファンキーなナンバーを集めたヨーロッパ向けベスト盤です。「Shouldn’t All The World Be Dancing」など情念のこもったグルーヴに引き込まれます。.
【曲目】Go Bring Me A Lass / The Trooper / A Young Man And A Maid / A Wanton Trick / There Was A Knight / Two Maidens Went Milking One Day / A Lusty Young Smith / Tom And Doll // A Riddle / A Maiden Did A-Bathing Go / The Jolly Tinker / Old Fumbler / The Three Travelers / Kitt Hath Lost Her Key / To A Lady / The Four Able Physicians / Sylvia The Fair【Vocals】Ed McCurdy【Arranger】McDarkin【Banjo】【Guitar】Erik Darling【Music Librarian】D'Urfey【Recorder】Alan Arkin【Songs Research】Ed McCurdy
【曲目】Bull Train / I Passed By A Stream / Something Old - Something New / Hush Little Baby / All My Trials / Come On By // Come Down The Mountain Katie Daly / Far Side Of The Hill / When I First Came To This Land / Fare-Thee-Well / Headin' On Home Again / Oh Mary Don't You Weep