トム・クルーズ主演映画「カクテル」のサウンドトラック。「トップ・ガン」の翌々年ということもあって、トム・クルーズは若くしてすでにハリウッドセレブ。アイドル映画として扱われることも多い作品ですが、収録曲はビーチ・ボーイズをはじめ80sな南洋系ポップ多数。プレストン・スミス「Oh, I Love You So」最高じゃないの! 日本でもおなじみボビー・マクファーリン「Don’t Worry, Be Happy」も入ってますよ。88年リリースで意外とUSアナログは近年稀少。.
Kokomo.
Don’t Worry, Be Happy.
Oh, I Love You So.セカンドアルバム「Adventure」からのシングルカット。わかりやすいリフを持つ、彼らにしてはストレートなロックナンバーでした。シングル用に3分51秒でエディットされています。モノラルミックスはDJ盤のみ!.
Ain’t That Nothin’.スティーヴ・ガッドらNYのジャズ系ミュージシャンたちの紡ぎ出すAORサウンドに包まれた作品。「Tranquillo (Melt My Heart)」はディスコ仕様で驚きます。従来通り彼女の書いた作品に変わりないはずが、こんなにも味わいが変わって聴こえるものなんですね。夫のジェームス・テイラーも曲提供やデュエットで参加していますが、このあとふたりは別々の道へ。.
You Belong To Me.
Devoted To You.
Tranquillo (Melt My Heart).Elektraからリリースされたセカンドアルバム「Accept No Substitute」からのシングルカット。この時期の彼らの契約は不安定で、Appleからリリースする話もあったんですよね。そのためあまりプロモートされず、本格的に花開くのはクラプトンが合流した伝説のライブアルバム以降。しかし、ここでもすでに野放図な魅力は全開です。ステレオミックス。.
Get Ourselves Together.
Soldiers Of The Cross.バーバンク・サウンドを通過した音楽的冒険心を感じさせるサウンド。レイジーな風情を気取りつつ、実に知的なアレンジが施されています。ハミルトン・キャンプの声は、ときにJTにも似たナイーヴさを感じさせるもの。熱心なSSWファンの方には、強く感じるモノがあるはず。さりげなくメジャー7thを盛り込んだ名曲「Shadows On The Wall」など、いかがですか?.
Shadows On The Wall.
Gypsy.
Kings.クレイグ・ダーギー、リー・スクラー、ラス・カンケル、つまりダニー・クーチを除くセクションのメンバーがバックアップしたウェストコーストの若きSSW。ジャクソン・ブラウンやジョン・セバスチャンにも自ら献辞をするなど、愛された存在であったことを想起させます。すかっとしたバンドサウンドもいいのですが、B面後半のアコースティックでナイーヴな展開が今は耳に気持ちいいですね。.
Poor Boy.
A Good Love Is Like A Good Song.
Visiting An Old Friend.A-1「Love March」が不思議に耳に残るんです。すでにスタープレイヤーたちは脱退し、その代わりにこの時期のメンバーにはバジー・フェイトン、 デヴィッド・サンボーンらが参加。ホーンのアンサンブルがサウンドのキモを担う、かっこいいファンキーロックになっています。「So Far So Good」は激烈ノーザンソウルというかファンク。.
Love March.
So Far So Good.
Buddy’s Advice.白人黒人混合バンドにして素晴らしいメロウソウル/AORバンド、クラッキンのリードシンガーのファーストソロ。出身はデトロイトで、ミュージカル「ヘアー」のオーディションに合格、舞台に参加したことから音楽界にデビューという経歴の持ち主。こぶしに頼らずに自然なグルーヴを体現出来る伸びやかなヴォーカルが素晴らしい! クラッキン同様にバネッタ&チューダコフのプロデュースによる極上シティソウルです。.
It’s Something.
Before The Night Is Over.
Don’t Shut The Door.26年ぶりの新譜もリリースしたデヴィッドの記念碑的デビュー作がこれ。80年代初頭の空気を感じさせつつ、作り上げたファーストです。甘酸っぱくて都会的なとてもいい曲ばかり。ジェイ・グレイドンが当初プロデュースに当たる予定も多忙のためグレッグ・マティソンに変わり、ジェイはエグゼクティブな立場で参加しつつ演奏しました。ポーカロ兄弟、スティーヴ・ルカサー、デヴィッド・フォスター、ビル・チャンプリン、トム・ケリーなどカンペキに豪華なメンバーが参加。とてもナイスな気分のAORアルバムです。70年代であれば、とてもセンチメンタルなSSWだったと思います。.
Anywhere To Run To.
Boys Of Autumn.
Too Good To Last.これを聴いて熱くならない人はいないAORの名曲「Steal Away」収録の名盤です! もし聴いたことがなければぜひ! クラッキンに提供した16ビートAORの理想型の「Nobody Else」などがオススメ。プロデュースはクラッキンのメンバーであるバネッタ&チューダコフのコンビ! 共作者にはブライアン・エリオットの名も。日本でも愛された名盤です。.
Steal Away.
Nobody Else.
Hot Rod Hearts.イギリス名門グループ、マクギネス・フリント出身のSSW、唯一のソロ・アルバム。同バンドに在籍していたギャラガー&ライルの二人が全面的に参加。どこか少年のような色合いを持った声で、イギリス独特の憂いをはらんだ曲を歌われたらもうメロメロ。土臭くてスワンプでポップで夢見がちで男っぽくて、いやもう全部入ってます。.
Job On The Tyne.
What Went Wrong.
Mississippi.イアン・マシューズとアンディ・ロバーツが結成したUKフォーキーバンドによるコンセプチュアルな名盤。初めて大西洋横断飛行をなしとげた女性飛行士アメリア・エアハート(のちに若くして洋上で消息を経ちます)がテーマなんです。「For The Second Time」「Side Roads」など、ゆったりした趣の沁みるナンバー揃い。「Amelia Earheart’s Last Flight」も素晴らしい! ロニー・レイン的黄昏感覚が絶妙。イギリスとアメリカが交錯した“名盤”の匂い。.
For The Second Time.
Side Roads.
Amelia Earheart’s Last Flight.近年はハワイで暮らしたジェシ・コリン・ヤング。そのことを何となく連想させるオーシャン系AORの名曲「Slow And Easy」収録のアルバムです。続く「Maui Sunrise」もしっとりとした潮風を頬に受けるようなソフト・ブリージーなナンバー。B面の組曲的な展開も◎。ハワイへの憧憬あふれるオーシャン系名盤です。.
Slow And Easy.
Maui Sunrise.
American Dream Suite.いまや世界的な人気曲となった松原みきの「真夜中のドア〜stay with me」のオマージュ元として知られる名曲「It's The Falling In Love」(デヴィッド・フォスターと彼女の共作で、のちにマイケル・ジャクソンもカヴァー)を収録したセカンド・アルバム。ブルース・ロバーツ、ピーター・アレンなど共作陣もよいメンツ。この時代のLA産フィメール・ソングライター系シティポップの最上級サウンドです。.
It's The Falling In Love.
Peace In My Heart.
I Don’t Wanna Dance No More.マッスルショールズのスタジオミュージシャンだったコート(コートランド)・ピケットとジョン・ワイラーのデュオが中心となったグッドタイミーなSSWグループ。ピート・カーをはじめ強者たちがバックアップ。バンドサウンド主体な中に現れるドリーミーな「The Dream」が儚く美しいです。タイトル曲は全米12位の大ヒット。いわゆるワンヒット・ワンダーでした。デュオ解消後、コートランド・ピケットはソロを一枚Elektraに残してます。.
Motorcycle Mama.
The Dream.
It’ll Be A Long Long Time.ヒット曲「Sky High」のイメージから一発屋ポップバンドと思われがちですが、実は素晴らしいブルーアイドソウルAORバンドです。1966年イギリスはコベントリーで結成といいますから、意外とキャリアも長いのです。本作はAORファンの琴線を刺激するナイスなナンバー「Everytime」を収録していますし、思いがけないメロウさにも胸を打たれます。.
Everytime.
Here We Go Again.
You Bring Out The Best In Me.50年代Elektraレコードのサンプラー。フォーク、ポップス、ジャズというテーマ設定が実に今日的。A面を占めるフォークアーティストたちも、モダンフォーク以前のフォーク、ブルースやトラディショナルといったテイストなのですが、そちらの方が今の耳には“モダン”に思えてしまうのは何故でしょう? B面はマット・マシューズのアコーディオンが冴えるニューヨーク・ジャズ・カルテットや、アート・ブレイキーの珍しいElektra音源など、これも興味津々。.
Midnight Special.
Coo Coo Calypso.
900 Miles.チャールズ・リヴァー・ヴァレー・ボーイズのピータ・シーゲル、ボブ・シギンズ、ハンク・シュワルツに、ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズのジョン・コーエン、そして若きロリー・ブロックやビル・ヴァナバーら、当時の東海岸の才気ほとばしるプレイヤーたちが集ったバンジョー快演集。64年録音。当時15歳だったロリーが参加できたのは、フィドルが達者な父アラン(アルバムに参加)がヴィレッジで靴屋さんを営んでいたことがきっかけだったそうです。.
Old Molly Hare.
Solider's Joy.
Colored Aristocracy.ウォーのハーモニカ奏者リー・オスカーのメロウフレイヴァー満点盤。B面で現れるヴォーカルナンバーが素晴らしく、「Sing Song」の心地よさはAORやハワイもののファンにもオススメしたいもの。ホルヘ・サンタナのパンティージャケ盤が好きな人にはおすすめ! 陽光を感じる多幸感あふれるハッピーファンク「Feelin Happy」でどうぞ踊ってください!.
Sing Song.
Feelin Happy.
Before The Rain.イギリス・ニューカッスル出身のブリティッシュフォークロックバンド。メロディアスで神秘的な雰囲気をたたえた彼らの代表曲です。イギリスではたぶんサビは大合唱でしょうね。.
Lady Eleanor.
Down.過去の3枚のソロと比べても、かなりAOR路線に針を振った「Can I Call You」で幕を開ける80年のアルバム。かと思えば、長年のファンを泣かせる「Where Does The Lovin' Go」みたいなメロウなナンバーもあったり、美しいメロディセンスは健在。ファンキーな「Silky」なども素晴らしいです。.
Silky.
Where Does The Lovin' Go.
Can I Call You.ドン・ニックス(白人SSW)ジェニー・グリーン(女性スワンプシンガー)ファリー・ルイス(黒人の老ブルースマン)という興味深いメンバーのライヴ音源。南部の音楽をイキイキと繰り広げます。ブルース〜ゴスペル〜スワンプのゴッタ煮。プロデューサーでもあるドン・ニックスによるライ・クーダー的な実験精神の発露とも言えます。体の奥の奥から熱くなります。2LP。.
Asphalt Outlaw Herd.
A Chicken Ain't Nothing But A Bird.
Will The Circle Be Unbroken.アメリカでは今も60年代最重要バンドのひとつに挙げられるラヴ。日本での知名度の低さは不当と思えます。生まれるのが早すぎた天才黒人ミュージシャン、アーサー・リーのカリスマと、ひそかに卓越したソングライターであったブライアン・マクリーン。この危ういバランスが醸し出すバンド・サウンドとオリジナリティ。1曲目のバカラック「My Little Red Book」の不穏さは永遠い不変!.
My Little Red Book.
My Flash On You.
Softly To Me.彼女のような存在をソングライター・シンガーと言ってもいいでしょう。すでにこの時点で作詞家として成功したキャリアを持ち、後にバカラックの奥さんとなる彼女の素晴らしいファースト。ピーター・アレン、ベット・ミドラー、ブルース・ロバーツ、メリサ・マンチェスターら良き共作陣を得た美しいメロディと、シンプルながら上品なサウンド。16ビートで決めた「Don't Wish Too Hard」は、実に開放的なポップグルーヴ! NYポップの粋が結集されたような珠玉のフィメールAORです。.
Don't Wish Too Hard.
Until The Next Time.
Home To Myself.Elektra移籍盤。「Escape」「Him」の大ヒットを受けての移籍でしたので大きな期待を受けていたはずですが、結果的にこのアルバムのセールスはふるわず。ヒットシングルも生まれませんでした。しかし、デビュー作「Widescreen」以降追究してきた彼の物語作家的な感性は頂点に達したとも言えますし、当時の日本のAORファン好みのサウンドやメロディの洪水。このとき彼はまだ34歳。レコーディングアーティストとしてのキャリアはここでいったん13年の休暇に入ります。.
Full Circle.
One Born Every Minute.
Loved By The One You Love.在籍していたブレッドを経てのち、自身のソロ・キャリアを確立させたサード・アルバム。プロデュースもアレンジも自身で行なっています。大人なのに甘酸っぱい、デヴィッド・ゲイツならではの持ち味を存分に発揮、ポップでデリケートなメロディ・センスがここにきて全面開花。もちろん映画「グッバイガール」のエンディング・シーンに用いられて大ヒットした涙のタイトル・ナンバー(あのラストシーン、よかったですよね)は冒頭に収録。.
Goodbye Girl.
Took The Last Train.
Lorilee.東海岸のフォークシーン出身の兄弟バンドですが、西海岸サウンドに絶妙に味付けされた颯爽としたファンキー・フィーリングが素晴らしいのです。通算4枚目にあたるこのアルバムでもミッド・メロウファンクな「Lovelight」、疾走感溢れるB-2「New Horizons」(まるでカラパナのファーストみたい!)の流れで、その魅力を存分に見せつけてくれてます。.
Lovelight.
New Horizons.
Best Of Friends.デビュー作と同様にプロデュースは元クラッキンのバネッタ&チューダコフのコンビ。ロビー本人に加え、プロデューサー陣が作品作りに参加したシティソウルな曲と、ビル・ラバウンティが参加したメロウなバラードとが、お互いを高め合うかのようにして配置されています。そしてタイトル通り、アカペラドゥーワップ「All Night Long」も収録。デジタル風味を増したサウンドもいまならOKかと。.
I'll Be The Fool Again.
All Night Long.
Street Corner Heroes.名作「Stories」から4年後のデヴィッド・ブルーです。もともとはS・デヴィッド・コーエンという本名でデビューし、その後に改名。無骨ながら愛すべきさびしさを宿した彼の本質は変わらないです。ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェル、ダニー・クーチなどゲストも豪華。プロデュースとアレンジは、60’s西海岸ジャズシーンでキャリアをスタートし、ザッパからシナトラまで様々なミュージシャンと共演した打楽器奏者ジョン・ゲラン。.
Save Something (For Me Tonight).
Who Love.
Lover, Lover, Lover.オーストラリア出身でイギリスを拠点にして世界的にブレイクしたシーカーズが解散後、メンバーのひとりがグループを引き継いで新たに結成したのがニュー・シーカーズ……だったのですが、メンバーの入れ替わりが多く、このサード・アルバムの時点でもオリジナル編成からは変わっています。しかしピースフルなコーラスで晴れやかな空気を作り出す魅力は変わらず。ザ・ムーヴの「Blackberry Way」のカヴァーもいいですね。.
Look What They’ve Done To My Song, Ma.
Blackberry Way.
Beautiful People.