【曲目】Watch Yourself / Decidedly Fun / Twelve Day Lover / My Sweetheart Was My Friend / Running, Walking, Kicking The Ball / The Good Lady Of Toronto // Moonsong / Come Forever Now, My Son / Come On In / Harmony Grits / You / Mr Mercybones Jones
ここから「Chuck E.'s In Love(恋するチャック)」が大ヒット(全米4位)したファースト・アルバム。いやいや、みんな彼女に恋したんですよ。ラス・タイトルマン、レニー・ワロンカーの薫陶を受けデビューした彼女の永遠に色あせることのない一枚です。ホントに見とれてしまうジャケットです。.
収録曲・データ
【曲目】Chuck E.'s In Love / On Saturday Afternoons In 1963 / Night Train / Young Blood / Easy Money / The Last Chance Texaco // Danny's All-Star Joint / Coolsville / Weasel And The White Boys Cool / Company / After Hours
ソフトロックがSSWに移行してゆく黎明期に生まれた傑作ファースト。コンビでよく作曲していたマイケル・ゲイトリーとも数曲を共作。ハイトーンヴォイス&ほのかにジャジイなサウンド。タイトル曲は何度聴いても感動的。72年に「On The Way Up」のタイトルで再発されますが、このオリジナルにはあったAラスのバカラック・メドレーがカットされています。A-3「I'm A Believer」のイントロがディープなドラムブレイクになっていて、一時期DJ買いが集中したこともありましたね。.
やあ、ジョン・セバスチャンです。「I Had A Dream」「Magical Connection」の2大傑作を収録したファースト・ソロ。MGMから権利を引き上げ、Repriseでジャケも新装してリリースされたものです。ファンにはこちらの方がおなじみですね。「She's A Lady」もいいですねぇ。.
収録曲・データ
【曲目】Red-Eye Express / She's A Lady / What She Thinks About / Magical Connection / You're A Big Boy Now / Rainbows All Over Your Blues // How Have You Been / Baby, Don't Ya Get Crazy / The Room Nobody Lives In / Fa-Fana-Fa / I Had A Dream
ウッドストック・フォークの良心ハッピー&アーティ。弟のアーティ・トラウムが残したシティ風味なアルバムです! ダンサブルな「Is There Life On Earth」、極上メロウなボッサ「Shooting Star」、トロピカルなオーシャンポップ「Sailors Lullaby」など、ちょっとびっくりの変身ぶりです。日和ったわけではなく、このポップさ、人恋しさは彼の資質でもありました。なにしろ全曲いい!.
収録曲・データ
【曲目】Is There Life On Earth / Bread And Wine / Shooting Star / Riptide / Sailors Lullaby / Stranger / Girls Of Montreal / First Affair / My Lover Is A Runner / Night Song
【曲目】Sleepin' In The Daytime / P.F. Sloan / Love Song / Careless Weed / Psalm One-Five-O // Music For An Unmade Movie (In Three Parts) : Songseller 〜Dorothy Chandler Blues 〜 Jerusalem / Three Songs : Let It Be Me 〜 Never My Love 〜 I Wanna Be Free / Once Before I Die【Producer】Jimmy Webb
エドガー・ウィンター・グループ在籍時には多くのメロウナンバーを手がけ、後にはディスコのヒットメイカーとして「Relight My Fire」「Instant Replay」を書く天才サウンドメイカーのファーストソロ。ダサすぎるジャケットを見て思わず手を引っ込めた人もアコースティックメロウな名曲「Thank You For The Good Times」「Lighthouse」にはメロメロのはず。パワーポップ+モータウンな「Can't Stand In The Way Of Love」もホントいい曲! 隠れた名盤扱いにしておくにはもったい無さ過ぎる!.
知的な作風で人気の高いSSW。ファースト「Records Are Like Life」の人気が異常に高いですが、こちらはそれ以降の作品ではもっともメロディの美しいアルバム。吹っ切れた感じのポップさがあります。繊細さを兼ね備えつつ、ぐっと胸に食い込んでくるヴォーカルや不思議にクールなコード展開。ドラマチックな曲作りが本当にうまいのです。.
【曲目】Sit On Back / Doctor Man / Six Days On The Road / Packet Of Good Times / Hush A Bye // Carolina Day / Can't Get Back Home / In My Reply / Lost In The Love Of You / Good Friends / Thank You Song
NYのシーンが生んだ最良のソングライター(出身はデトロイトというのも、彼の音楽の秘密)にして、心にバディ・ホリーを持つ男。「Someday, Someway」「Rockin' Around In NYC」「Cynical Girl」など、佐野元春ファンも即死(実際、二人は交流がありました)の名曲をそろえたロッキンで瑞々しいファースト! パワーポップ、NRBQなど好きな人にも是非聴いていただきたいです。リチャード・ゴッテラーのプロデュースですから骨もある!.
邦題は「欲望」。1970年代のディランを代表する名作です。「Hurricane」は33位まで上昇するシングルヒットとなり、「One More Cup Of Coffee」など屈指の名曲に数えられるナンバーも並んでいます。あらためて聞くと、ディランの力強い歌唱はもちろん、アメリカーナ・テイストの先駆けとも言えるアレンジにも耳を惹かれます。.
70年代初頭にストーリーテラーというグループに在籍していたUKのSSWのソロ。適度にファンキー、そしてオーシャン風味とグッドタイム感もあり。ジミー・スフェーリスあたりが好きな人にはきっと気に入っていただけるはずです。爽やかな16ビート「If I Were A Ship」や、JTが軽くスウィングするようなグッドタイム・チューン「Nevertheless I Fall」に惚れました。.
セルフタイトルを冠したセカンドアルバム。のちにあの「恋のバンシャガラン」のシルヴァーを結成するジョン・バドルフとマーク・ロドニーのデュオ。フォーキーでブリージーなサウンドがメロウな感覚と交錯するサード「Life Is You」がハイファイでは長年の人気盤ですが、よりみずみずしさが際立つ初期の彼らも、もちろんおすすめです。.
カナダ出身の才女姉妹ケイト(ルーファス・ウェインライトの母でもあります)&アンナのフランス語作品を集めたアルバム。カースティ・マッコールがカヴァーした「Complainte Pour Ste-Catherine」など70年代の名作の再録+新作という内容。優しさだけではない、ストイックな手厳しさも奥に秘めた母親のような肌触りに満ちた愛すべきヴォーカル・アルバム。.
これがデビュー作。オリジナルは70年にマイナーレーベルからのリリース。あらためての再リリース盤がこちら(ジャケや曲目などは同一です)。彼を有名にした「American Pie」を収録するのは次作とはいえ、スマッシュヒットとなった「Castle In The Air」やペリー・コモが素晴らしい歌唱によって採り上げた名曲中の名曲「And I Love You So」を収録した本作。彼のいつもの作品と同様に、暖かく穏やかな響きに満ちていて、忘れがたい余韻を残すアルバムです。.
収録曲・データ
【曲目】Castles In The Air / General Store / Magdalene Lane / Tapestry / Respectable / Orphans Of Weath // Three Flights Up / And I Love You So / Bad Girl / Circus Song / No Reason For Your Dreams
「夜汽車よジョージアへ」など数々のヒット曲を書いた心優しきソングライター。Buddahでの二作目です。前作に引き続きニック・デカロがアルバムの半数でアレンジを担当。爽快なオープニング曲「If That's All Our Love Mean To You」と、小さいものを愛おしむようなセンシティヴな「The Closest Thing To Love」。この2曲で、彼の個性がすでに集約されています。決してひとりじゃなくて、寄り添える仲間がいる。そういう気持ちにさせてくれます。.
【曲目】Northern California / Easy Kind Of Feeling / Sho Bout To Drive Me Wild / Say That You Love Me / American Lovers // Jones / Shine The Light / All Cried Out / L. A. / One Man Band
【曲目】Home In Love / Whiskey HIll / Jiffy Janie JIg II / The First Love / Angels On Horseback 〜 Wooden Heart // The Dawntreader / Help Me Talk To My Woman / Sometimes You've Got To Be Hard / It's Nnot Me Up Here / If Ethopia Only Knew / The Razor's Edge
アイドル的イメージと女流ソングライターの二面性を持ちながら活動してきた60年代の締めくくりにヒットした自作の「Put A Little Love In Your Heart」が、ようやく彼女に女性SSWとしての生き方を覚悟させたとも言えます。2曲を除いて全曲自作で統一した本作は、アルバムとしてもヒットを記録しました。よく見かけると思いますが、「Love Will Find A Way」など佳曲も多く、スルーは出来ませんよ。.