ローラ・ニーロのカヴァー「Time And Love」で軽やかに幕を開ける傑作。70年代の彼らを代表する一枚ですね。ジュニア・ウォーカーの、というよりハート・オブ・ストーンの、といった方が今ではおなじみのソウルクラシック「What Does It Take」やクールなラテンコーラス「Viva Tirado」など人気曲多し。オリジナルの特殊変形ジャケット。.
Bellに移籍して3作目、それ以前に在籍していたSoul City時代のヒット曲を集めたベスト盤でもあります。あえて「Up Up And Away」などは外した構成が、彼らのソウル風味などを浮かび上がらせます。ジム・ウェッブ、ピート・ジョリー、ラリーネクテル、トミー・テデスコなど、60年代の彼らを支えた豪華演奏メンバーの繰り出すサウンドにも耳が奪われますよ。.
収録曲・データ
【曲目】California Soul / Let It Be Me / Sunshine Of Your Love / Poor Side Of Town / Ticket To Ride // Blowin’ Away / Workin’ On A Groovy Thing / Carpet Man / Those Were The Days / I’ll Never Be The Same Again / California My Way
当時大人気のグループ、ドーン(夜明け)に対抗してダスク(夕暮れ)。トーケンズ一派が手掛けた70年代型ガール・ポップ・プロジェクト。そのメンバーは、トニー・ワイン+元エンジェルズのペギー・サンティグリア! 彼女たちが4枚リリースしたシングルのうちの一枚。60年代ガールポップの良さを継承しつつ、ちょっとオトナな気分にしてくれてるのが最高です。このA面はディキシー・カップス「Chapel Of Love」へのオマージュたっぷり。もちろん、あえてMONO盤です。.
1951年から放送されたCBS-TVの人気番組「Search For Tomorrow」というドラマ(生放送だったそうです)で、主演を務めたのが彼女。1926年生まれだそうですから、このアルバムの時点で47歳。年齢なりの味わいある歌声でケニー・ランキン「Peaceful」やカーペンターズ「Let Me Be The One」を歌っているというから見逃せません。「Don’t Look Back」など彼女の自作曲もよいですし、プロデューサーでもあるハロルド・ウィーラーが手掛けたアレンジも上質。.