オリジナルは日本のみリリースだった「ライヴ・イン・ジャパン」。1971年5月7日、新宿厚生年金会館大ホールでの演奏でした。彼の素晴らしい生歌を多く収録されています。実はそれこそがファンにとっては宝物。「House Is Not A Home」の出来は即死モノ。オケも完璧。ここにいたかった…と思わせる素晴らしい内容。聴き終えてため息。関西で教わったのか、「おおきに」というMCが聞こえます。日本盤解説は岩浪洋三さん。.
収録曲・データ
【曲目】Alfie - Do You Know The Way To San Jose / Walk On By / Come Touch The Sun / Raindrops Keep Fallin’ On My Head / The Look Of Love / This Guy’s In Love With You / I’ll Never Fall In Love Again // (They Long To Be) Close To You / Bond Street / A House Is Not A Home / Alfie / What The World Needs Now Is Love / Promises, Promises / What The World Needs Now Is Love (Reprise)
【曲目】Reach Out For Me / Alfie / Bond Street / Are You There (With Another Girl) / What The World Needs Now Is Love // The Look Of Love / A House Is Not A Home / I Say A Little Prayer / The Windows Of The World / Lisa / Message To Michael
バカラックとハル・デイヴィッドが本気で取組んだSFミュージカル大作。残念ながら映画は大コケして、バカラック&デヴィッドのコンビ解消にまで事態は及んでしまいました。しかし音楽作品としては、プログレッシヴな作風が極まった独自の魅力を持つ渾身の傑作です。「Living Together, Growing Together」「Reflections」をはじめ気品に満ちたバカラック節が満載。メランコリックなタイトル曲や、子供コーラスを交えた晴れやかな「The Word Is A Circle」「Question Me An Answer」など、どれも名曲です。.
アメリカでのセカンド盤。タイトル曲はウディ・アレン出演の同名映画の主題歌でおなじみバカラック&デヴィッド作品です。濃いキャラクターばかりが取り沙汰されますが、本作ではソフトロック時代の洗練されたアレンジ、メロディがかなりツボ。バカラックの隠れ名曲「To Wait For Love」や「It's Not Unusual」の続編的な「I've Got A Heart」、ラストを飾る「Endlessly」など名曲多し!.
収録曲・データ
【曲目】What's New Pussycat? / Some Other Guy / I've Got A Heart / Little By Little / Won't You Give Him (One More Chance) / Bama Lama Bama Loo // With These Hands / Untrue Unfaithful / To Wait For Love / And I Tell The Sea / The Rose / Endlessly
ウッディ・アレンが脚本を担当し、彼が映画界に転出するきっかけとなった作品です。映画はドタバタなコメディですが、このサントラはバカラックの映画音楽家としてのキャリアを前に推し進める役割を果たしました。スコアも素敵ですが、歌ものが充実。トム・ジョーンズが豪快に歌うタイトル曲、ディオンヌ・ワーウィックの名唱「Here I Am」。そして、マンフレッド・マンの「My Little Red Book」!.
バカラックがイギリスから帰還し、再び彼女とのコンビネーションを強めた時期に生まれた大名盤。ソフィスケイトされた最高の曲とディオンヌの可憐かつ超テクニカルな歌! ロジャー・ニコルズがカヴァーした「Don't Go Breaking My Heart」をはじめ、「Here I Am」「Are You There」、メジャーセヴンスのコードが迫る「Lookin' With My Eyes」などすみずみまでバカラック美学が貫かれています。美盤が少なくなってきています。.
センチメンタルな歌声で披露した「This Guy's In Love With You」が全米ナンバー・ワンに。彼らにとってもバカラック&デヴィッドにとっても、それは初めての快挙でした。そのヒットを記念して制作された68年作。無邪気な子供コーラスをあしらった「Talk To The Animals」には思わずニンマリ。穏やかな色合いの濃いティファナサウンド。あらためて素敵な一枚です。.