バカラックとハル・デイヴィッドが本気で取組んだSFミュージカル大作。残念ながら映画は大コケして、コンビ解消にまで事態は及んでしまいました。しかし音楽作品としてはプログレッシヴな作風が極まった魅力を持つ渾身の傑作です。「Living Together, Growing Together」「Reflections」をはじめ気品に満ちたバカラック節が満載。メランコリックなタイトル曲や、子供コーラスを交えた晴れやかな「The Word Is A Circle」「Question Me An Answer」など、どれも名曲です。.
A&M3作目。「Close To You」「Wives And Lovers」といった代表曲のほか、「Nikki」「One Less Bell To Answer」などファンに人気が高い選曲が効いてます。6分間に及ぶ組曲形式の「Wives And Lovers」も圧巻。ピアノリフから始まる後半の怒濤のジャズワルツは、まさに魔法の音楽! 彼のヴォーカルが聴ける「Hasbrook Heights」も最高です。.
収録曲・データ
【曲目】Mexican Divorce / Close To You / Nikki / Wives And Lovers / All Kinds Of People // And The People Were With Her / April Fools / Hasbrook Heights / Freefall / One Less Bell To Answer
70年代後期のバカラック。ハル・デヴィッドとのコンビを解消しての作品で、新しいことをしようという意気込みがうかがえます。PP&Mファンにはピーター・ヤロウがソロをとる「The Young Grow Younger Every Day」に驚かれるはず。PPMの解散期ではありましたが、それにしても彼が歌手として誰かの作品にゲストとして招かれた例はこれだけ。ドラマチックな組曲的展開にも心奪われます。.
W.B.グリーン・レーベル。Capitol Record Club配給盤につきカタログ番号がオリジナルとは異なります。
バカラック&デイヴィッドともう一度。
Scepterから移籍後の1枚目。彼女とのチームを解消したバカラック&デイヴィッドがあらためて全面的にプロデュースを手がけたアルバムです。音の魔法を求めて才人たちが再度集ったドラマがじわりと反映された名作なのです。「If You Never Say Goodbye」はバカラックらしさが発揮された素敵な曲! バカラック楽曲でもアレンジも違いますが、レスリー・ダンカン・カヴァー「Love Song」(ドン・セベスキー・アレンジ)も素晴らしいです。.
収録曲・データ
【曲目】I Just Have To Breathe / The Balance Of Nature / If You Never Say Goodbye / Close To You My First Night Alone Without You // Be Aware / Love Song / One Less Bell To Answer / If We Only Have Love / Hasbrook Heights
「明日に向かって撃て」。B・J・トーマスが歌った「雨に濡れても」のアカデミー最優秀主題歌賞受賞とともに、関わった人々にさまざまな名誉をもたらした傑作サウンドトラック。それにしても、ここに「South American Getaway」みたいな大胆なスキャット曲を入れるセンス。こういう自由さこそバカラックの真骨頂だと思います。.
収録曲・データ
【曲目】The Sundance Kid / Raindrops Keep Fallin' On My Head (B.J. Thomas Vocal / Not Goin' Home Anymore / South American Getaway // Raindrops Keep Fallin' On My Head (Instrumental) / On A Bicycle Built For Joy (B.J. Thomas Vocal) / Come Touch The Sun / The Old Fun City (N.Y. Sequence) / Not Goin' Home Anymore Reprise
ウッディ・アレンが脚本を担当し、彼が映画界に転出するきっかけとなった作品です。映画はドタバタなコメディですが、このサントラはバカラックの映画音楽家としてのキャリアを前に推し進める役割を果たしました。スコアも素敵ですが、歌ものが充実。トム・ジョーンズが豪快に歌うタイトル曲、ディオンヌ・ワーウィックの名唱「Here I Am」。そして、マンフレッド・マンの「My Little Red Book」!.