【曲目】ALINE / POURVU QUE A DURE (Long Live Love) / CAPRI C'EST FINI / ATTENDS OU VA-T-EN / LE CIEL LE SOLEIL ET LA MER / COMME TOUJOURS // MEME SI TU REVENAIS (Love in Every Room) / LA BOH ME / BONSOIR MON AMOUR (Il Silenzio) / MON COEUR D’ATTACHE (My Captive Heart) / UNE PETITE CANTATE / ENCORE UN JOUR DE NOTRE AMOUR
【曲目】Some Other Street / Between 18th And 19th On Chestnut Street / Italian Street Song / Street Of Dreams / Basin Street Blues / On A Little Street In Singapore / Lonely Street / On Green Dolphin Street / Easy Street / On The Street Where You Live / The Trolley Song
50年代にもご当地パリもののレコードを発表しているルグランですが、60年代に入って、さらに鮮やかで大胆なアレンジのセンスを披露するようになってからの本作は、これまたひときわ鮮やかな傑作です。「Melodie D’Amour」や「C’est Si Bon」など、よく知られたメロディに対しても、上品なヒネリを加えてルグラン印をつけていくのです。.
70年代に入ってモーリア・サウンドに変化が訪れます。本作はアレンジ補にジェラール・ガンビュス、エンジニアはドミニク・ポンセという布陣で制作されたもので、リズムセクションが強化されシンセサイザーが導入された新生モーリア・サウンドを好むファンも多いはず。鮮やかなブラス、コーラスやエレキギターによるメロディ、パーカッションの効果的な利用などに耳が惹かれます。「Eastern Love Song」はモーリア自身の作曲。.
収録曲・データ
【曲目】17ans “At Seventeen” / Viens Faire Un Tour La Pluie / Eastern Love Song / A Quoi Sert De Vivre Liber / All By Myself / Michelle // J’Attendrai / Ca Va Pas Changer Le Monde / Toi La Musique Et Moi / Musique Du Film !Mohogany” / Grand Film / This Melody
A-1「オリーブの首飾り」の終盤からA-2「LE PREMIER PAS 」の中盤にかけての部分と、B-3「ALIA SOUZA」の終盤に1本の縦キズによるプチノイズあり。他はEX++〜M--ほどです。試聴サンプルは今回入荷商品から録音しています。
あの「オリーブの首飾り」が冒頭に。
日本での大ヒット「オリーブの首飾り」が冒頭に配された1974年作品。モーリアの片腕として制作に加わっていたジェラール・ガンビュスも含め、この頃からふたりはブラジル音楽に関心を寄せるようになります。「愛のためいき(Feel Like Makin’ Love)」のラテン的な処理などに、そうした志向が見え始めています。時代のサウンドと、自身の音楽の交差点の模索が感じられるアルバムと言えるかもしれません。「愛の歌が続く限り」の編曲は、ガンビュスです。.
収録曲・データ
【曲目】EL BIMBO / LE PREMIER PAS / 14 ANS LES GAULOISES / FEEL LIKE MAKIN' LOVE / ROCK THE BOAT / SUR LE CHEMIN DE MA // ELISE / CHANSON POUR ANNA / ALIA SOUZA / UNTIL THE END OF MY SONG / ROCK YOUR BABY / PETITE FEMME
70年代のポール・モーリア・サウンドを支えたエンジニア、ドミニク・ポンセとプロデュース補にジェラルド・ガンビュスの名前がみえます。そしてアレンジにはジャン・ミッシェル・ブルギニヨンとジャン・ドミニク・ナルジョズ。70年代モーリア・サウンドを支えた布陣と共に、充実のサウンドを響かせています。モーリア作曲「Petit Oiseau Mecanique(可愛いラヴ・バード)」「Le Loleil De Ma Vie(ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ)」「Jeux Interdits(禁じられた遊び)」などよく知られたメロディを収録しました。.
収録曲・データ
【曲目】Good Bye My Love God Bye / J’ai Un Probleme / Le Soleil De Ma Vie / The Morning After / Jeux Interdits / La Maladie D’amour // Vado Via / Sonia / Yesterday Once More / Petit Oiseau Mecanique / Say As Anybody Seen My Sweet Gypsy Rose / Tout Donne, Tout Repris
「Dean Martin Show」出身の美女ヴォーカリスト。すきっとした伸びのある歌声と、おしとやかさの中に垣間見えるキュートさがたまりませんね。ボブ・フローレンスのアレンジはとてもわくわくさせるもの。高揚感ある「Show Me」「On The Other Side Of Tracks」口笛がうれしい「Like Love」米都市名を歌いこむ「Since I've Been To You」…。イイ曲多いですよ、本当に。.
どこか遠い世界から響いてくる音をイメージさせるフレンチホルン。ジュリアス・ワトキンスは非常に数の少ないジャズ・ホルン奏者です。60sポップ・ジャズと50年代の斬新な編曲精神を併せ持つ丁寧なアレンジに色を加えているのはレイ・バレットのカラフルなパーカッション。「Speak Low」のクールなキラメキは絶品の領域。「Nuages」や「Claire De Lune」も斬新。.
コーティングジャケット。A-5「「A Taste Of Honey」途中にプレスミスがあり、数回プチノイズが入ります(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
物憂げな表情が印象的ですね。
オランダ出身の女性シンガー。物憂げな表情が印象的ですね。リリカルであり、ときに情熱的であることも隠さないドラマチックな歌声です。ジャジーにスイングする「A Taste Of Honey」のクールさがとても印象的。のちにロッド・マキューンと意気投合したというエピソードもうなづけますね、これが彼女のセカンド・アルバム。.
【曲目】Your Song / It’s Impossible / Bridge Over Troubled Water / If Not For You / Superstar / Everybody’s Talking // You’ve Got A Friend / Mrs. Robinson / Yesterday / Sunny / Amazing Grace / Daytime, Nighttime【Producer】Anita Kerr & Alex Grob 【Arranger】Anita Kerr
「Featuring THE NEW HIT TOY SOLDIER AND BYE BYE BABY」と印刷されたセカンドジャケ。少々チリノイズある盤です(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
大人のエンターティナーを目指しつつポップも充実。
ライヴ盤みたいなジャケですが、60年代中期のオリジナル・アルバム。屈託のないポップスを歌うだけでなく「Where Is Love」や「Somewhere」など、ブロードウェイのポピュラーソングなども歌う大人のエンターティナーになりつつあるんですよというアピールがあるようです。もちろん、彼らを一貫して支えてきたボブ・ゴーディオ、ボブ・クリューのプロダクションも健在。「Bye Bye Baby」「Big Man In Town」などがスマッシュヒットしています。.
収録曲・データ
【曲目】Show Girl / Where Is Love? / One Clown Cried / My Prayer / Little Darlin’ / Bye Bye Baby // Betrayed / Somewhere / Living Just For You / Little Angel / Big Man In Town / A Sunday Kind Of Love
【曲目】Music / A Hazy Shade Of Winter / The Sound Of Silence / Mrs. Robinson / El Condor Pasa / Fakin’ It // Bridge Over Troubled Water / Somewhere They Can’t Find Me / Flowers Never Bend With The Rainfall / We’ve Got A Groovy Thing Goin’ / April Come She Will / Scaborough Fair/Canticle
【曲目】How Insensitive / Dindi / So Danco Samba / Once I Loved / Quiet Night Of Quiet Stars // This Happy Madness / Triste / Song Of The Sabia / Meditation / Once Again
夫人のマリア・トレドとアメリカでレコーディングしたドリーミーなボッサ・アルバム「Braziliana」の好評を得て制作された単独作品。基本は彼のギターをリードにしたトリオでの演奏で、曲によってジェローム・リチャードソンのフルートなどが加わります。作曲家としても優れた才能を持つ彼の自作曲に、「That Old Black Magic」などのスタンダード、ビートルズの「Yesterday」などをうまく溶け込ませた構成。オーヴァーダブを一切していない凛とした意気が伝わる風通しの良い音空間です。.
収録曲・データ
【曲目】Avocado / Moonlight In Rio / Malaguena Salerosa / Zomba / Yesterday / That Black Old Magic // I Can’t Give You Anything But Love, Baby / Embolada / Bye Bye Blues / Her Face / Sambalero / Dream Girl
アメリカでは「A Taste Of Tequila」のタイトルでリリースされたチェット・ベイカー参加のティファナ・ブラス・イミテーション盤。本家ティファナ・ブラスがやってそうでやってない、という選曲が絶妙。素行不良とドラッグにより身を持ち崩したチェットの不遇期を金銭面で支えたプロジェクトという色合いもあるのです。.
カナダ生まれのロバート・ファーノン。パーシー・フェイスのカナダ時代(1940年代)に、オーケストラの首席トランペッターを務めていた経歴の持ち主で、自身も活動の場をやがてアメリカに移します。シナトラの十八番のイージー化を直接関係の無いレーベルでやっているのは珍しいかも。大編成だけでなく「Come Fly With Me」のような小粋なコンボもあり。.
米Philipsでのラスト・シングルです。A面は、すでにAtlanticで制作が行なわれていたはずの傑作「Dusty In Memphis」を予感させるドラマチックな曲。ただし、録音はイギリスですので、やはりブリティッシュな風合いのサウンドです。B面はリッチー・ヴァレンス、ロス・ロボスでおなじみあの名曲。ダンサブルなラテン・アレンジですが、何と彼女自身のアレンジとクレジットされています。.
ジプシー・キングスが1982年にリリースしたデビュー・アルバム。その時点での彼らの正式なグループ名は“Gipsy Kings Los Reyes”でした。のちに日本ではCMソングとしてブレイクする「Djobi, Djoba」はこの時点ですでに彼らの重要レパートリーでした。今回入荷品は1989年のリイシューで、ジャケットが変更になっています。.
【曲目】Mrs. Robinson / Honey / Comme Un Garcon (What A Guy) / Rain And Tears / Eleanor Rigby / L'Amour Te Ressemble (Love Is The Image Of You) // This Guy's In Love With You / Deliah / La Source (The Spring) / Lady Madonna / I'm Comig Home
「Baby Come Back」!いい曲ですね。ベタだと思っても夕暮れどきにはあらがえないです。ファンキーなシティ・ポップ/ブルーアイド・ソウルをバックアップしたのは名プロデューサー・コンビ、ランバート&ポッター。なるほど、そりゃ細部まで気持ち良いわけです。「Melanie」や「Movin’ Up」も最高。ハワイアン・コンテンポラリー好きにも見直してほしい好内容!.
収録曲・データ
【曲目】Come On Out / Baby Come Back / Goodbye (That's All I Ever Heard) / Melanie / Every Which Way // This Time I'm In It For Love / Love Is Where You Find It / Movin' Up / Cancellation / Tryin' To Write A Hit Song
オペラ歌手の下積みを経てテレビタレントに転身した女性シンガーだそうです。なるほど伸びやかな歌唱力には、ひとかたならぬものがあります。その彼女の歌をユニークなアレンジで輝かせているのが鬼才フィル・ムーア。「Come On-A My House」「Ill Wind」のアレンジなど、随所にその奇想で挑みかかってきます。そのチャレンジに答える歌唱力あっての技なんでしょうね。.
コケティッシュな歌声のオールドタイム娘が歌うコール・ポーター作品集……なのですが一筋縄ではいきません。アレンジはジャズ界の奇才フィル・ムーアが全曲担当。チャールストンやカンカンからボッサまで、よく考えられたアレンジで小悪魔的なヴォーカルを聴かせてくれます。しかも、レパートリーはよく知られた「Night And Day」とかではなく、コールの晩年に作曲され、あまりカヴァーされていない不思議な魅力の曲ばかり。音もエキセントリックなキュートさなのです。.