アメリカに活動の拠点を移す以前のセルジオ・メンデスがリーダーを務めたブラジリアンジャズ・アルバム(オリジナルのブラジル盤は1964年リリース)。モアシル・サントス作の「Nana」でのオープニングがめちゃめちゃクールでかっこいいです。ボサノヴァの精神を引き継ぐ世代であることを意識した選曲でもあると感じます。アメリカでは67年に「Beat Of Brazl」のタイトルでリリースされてました。.
イギリス人アレンジャー、ジョニー・グレゴリーがラテンアレンジのプロジェクト用に採用した変名が、チャキートでした。本国での需要はとても高く、アルバムは50年代から70年代まで十数枚。思い切りのいいブラスをあしらったグルーヴィーなサウンドで、ベルケン、バカラック、ボサノヴァ、ロックと幅広い選曲。「Light My Fire」かっこいい!.
カナダ生まれのロバート・ファーノン。パーシー・フェイスのカナダ時代(1940年代)に、オーケストラの首席トランペッターを務めていた経歴の持ち主で、自身も活動の場をやがてアメリカに移します。シナトラの十八番のイージー化を直接関係の無いレーベルでやっているのは珍しいかも。大編成だけでなく「Come Fly With Me」のような小粋なコンボもあり。.
ジプシー・キングスが1982年にリリースしたデビュー・アルバム。その時点での彼らの正式なグループ名は“Gipsy Kings Los Reyes”でした。のちに日本ではCMソングとしてブレイクする「Djobi, Djoba」はこの時点ですでに彼らの重要レパートリーでした。今回入荷品は1989年のリイシューで、ジャケットが変更になっています。.
You Can Do It / From Jupieor With Love / N.Y. One / Eva / Come Back // Power Jam (Part 1) / The Joy Of You / Lifelong Dream / Soca And So On / Overseas Call / Power Jam (Part 2)
「Dean Martin Show」出身の美女ヴォーカリスト。すきっとした伸びのある歌声と、おしとやかさの中に垣間見えるキュートさがたまりませんね。ボブ・フローレンスのアレンジはとてもわくわくさせるもの。高揚感ある「Show Me」「On The Other Side Of Tracks」口笛がうれしい「Like Love」米都市名を歌いこむ「Since I've Been To You」…。イイ曲多いですよ、本当に。.
コケティッシュな歌声のオールドタイム娘が歌うコール・ポーター作品集……なのですが一筋縄ではいきません。アレンジはジャズ界の奇才フィル・ムーアが全曲担当。チャールストンやカンカンからボッサまで、よく考えられたアレンジで小悪魔的なヴォーカルを聴かせてくれます。しかも、レパートリーはよく知られた「Night And Day」とかではなく、コールの晩年に作曲され、あまりカヴァーされていない不思議な魅力の曲ばかり。音もエキセントリックなキュートさなのです。.
【曲目】ALINE / POURVU QUE A DURE (Long Live Love) / CAPRI C'EST FINI / ATTENDS OU VA-T-EN / LE CIEL LE SOLEIL ET LA MER / COMME TOUJOURS // MEME SI TU REVENAIS (Love in Every Room) / LA BOH ME / BONSOIR MON AMOUR (Il Silenzio) / MON COEUR D’ATTACHE (My Captive Heart) / UNE PETITE CANTATE / ENCORE UN JOUR DE NOTRE AMOUR
【曲目】Some Other Street / Between 18th And 19th On Chestnut Street / Italian Street Song / Street Of Dreams / Basin Street Blues / On A Little Street In Singapore / Lonely Street / On Green Dolphin Street / Easy Street / On The Street Where You Live / The Trolley Song
「Dean Martin Show」出身の美女ヴォーカリスト。すきっとした伸びのある歌声と、おしとやかさの中に垣間見えるキュートさがたまりませんね。ボブ・フローレンスのアレンジはとてもわくわくさせるもの。高揚感ある「Show Me」「On The Other Side Of Tracks」口笛がうれしい「Like Love」米都市名を歌いこむ「Since I've Been To You」…。イイ曲多いですよ、本当に。.
どこか遠い世界から響いてくる音をイメージさせるフレンチホルン。ジュリアス・ワトキンスは非常に数の少ないジャズ・ホルン奏者です。60sポップ・ジャズと50年代の斬新な編曲精神を併せ持つ丁寧なアレンジに色を加えているのはレイ・バレットのカラフルなパーカッション。「Speak Low」のクールなキラメキは絶品の領域。「Nuages」や「Claire De Lune」も斬新。.
コーティングジャケット。A-5「「A Taste Of Honey」途中にプレスミスがあり、数回プチノイズが入ります(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
物憂げな表情が印象的ですね。
オランダ出身の女性シンガー。物憂げな表情が印象的ですね。リリカルであり、ときに情熱的であることも隠さないドラマチックな歌声です。ジャジーにスイングする「A Taste Of Honey」のクールさがとても印象的。のちにロッド・マキューンと意気投合したというエピソードもうなづけますね、これが彼女のセカンド・アルバム。.
「Featuring THE NEW HIT TOY SOLDIER AND BYE BYE BABY」と印刷されたセカンドジャケ。少々チリノイズある盤です(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
大人のエンターティナーを目指しつつポップも充実。
ライヴ盤みたいなジャケですが、60年代中期のオリジナル・アルバム。屈託のないポップスを歌うだけでなく「Where Is Love」や「Somewhere」など、ブロードウェイのポピュラーソングなども歌う大人のエンターティナーになりつつあるんですよというアピールがあるようです。もちろん、彼らを一貫して支えてきたボブ・ゴーディオ、ボブ・クリューのプロダクションも健在。「Bye Bye Baby」「Big Man In Town」などがスマッシュヒットしています。.
収録曲・データ
【曲目】Show Girl / Where Is Love? / One Clown Cried / My Prayer / Little Darlin’ / Bye Bye Baby // Betrayed / Somewhere / Living Just For You / Little Angel / Big Man In Town / A Sunday Kind Of Love
「Baby Come Back」!いい曲ですね。ベタだと思っても夕暮れどきにはあらがえないです。ファンキーなシティ・ポップ/ブルーアイド・ソウルをバックアップしたのは名プロデューサー・コンビ、ランバート&ポッター。なるほど、そりゃ細部まで気持ち良いわけです。「Melanie」や「Movin’ Up」も最高。ハワイアン・コンテンポラリー好きにも見直してほしい好内容!.
収録曲・データ
【曲目】Come On Out / Baby Come Back / Goodbye (That's All I Ever Heard) / Melanie / Every Which Way // This Time I'm In It For Love / Love Is Where You Find It / Movin' Up / Cancellation / Tryin' To Write A Hit Song
オペラ歌手の下積みを経てテレビタレントに転身した女性シンガーだそうです。なるほど伸びやかな歌唱力には、ひとかたならぬものがあります。その彼女の歌をユニークなアレンジで輝かせているのが鬼才フィル・ムーア。「Come On-A My House」「Ill Wind」のアレンジなど、随所にその奇想で挑みかかってきます。そのチャレンジに答える歌唱力あっての技なんでしょうね。.