ノースウェストガレージパンクの産みの親的な存在といえば彼ら。ボブ・マーリーのウェイラーズが世界的な人気になるまでは、「ウェイラーズ」といえば彼らのことでした。初期のゴツゴツとしたR&Bインストから歌ものに移行し、ビートルズなどからの影響も消化しつつ激しさを前面に出した傑作アルバム。「Dirty Robber」など初期のレパートリーのセルフカヴァーもかっこいい! 彼らに続いたソニックスなどのお手本になったのがよくわかります。.
Out Of Our Tree.
Mercy Mercy.
Dirty Robber.名門ゴスペルグループ、マイティ・クラウズ・オブ・ジョイ出身の彼が突然変異的にリリースしたガレージゴスペルR&Bの大傑作! ほとんどラップの領域なんですが、声量がハンパじゃないのとオーディエンスのリアクションがワイルド過ぎ! これでも当時全米33位を記録したヒットシングル!.
Hide And Go Seek, Part 1.
Hide And Go Seek, Part 2.ロックンロールやビッグバンド・ジャイヴで踊りたい、という若者を見かけるたびに、こいつに脚光を、という気持ちが募ります。ダサいジャケの暑苦しい黒人ロッカーですが、その切れ味の良さは最高! セカンド「Dig Yourself」もいいですが、このサードもお忘れなく。ワイルドロケンロー! 最高!.
Rockin’ The Mule.
I Don’t Dig Your Noise.
Stop Twistin’ My Arm.当時ヒットしていたロイヤル・ガーズメンの「Snoopy VS The Red Baron」に便乗して制作されたシングル。アンサーソング風の作りです。ナッシュヴィルのスタジオミュージシャンたちに若いバンド風の演奏をさせているのでしょう。しかし、その縛りが無いB面はかっこいい! ポップなヤングガレージで、これはかなりいいですね! 海外ではもちろんこのB面の方が高評価!.
Sweet Thang.
You Beter Take Me Home.1963年全米2位の大ヒット「ルイ・ルイ」のヒットでおなじみキングスメン。これがオリジナル5作目。彼らの感覚からしたら後輩(?)と思えるビートルズやストーンズなどのカヴァーも交えた音楽性はソフトロックっぽさも垣間見えるものに。「If I Needed Someone」ナイスカヴァーです。ビートナンバーなら「Satisfaction」みたいな「Little Sally Tease」もおすすめ。.
If I Needed Someone.
Mustang Sally.
(I Have Found) Another Girl.65年の全米デビューシングル。オレゴン州ポートランドのローカルガレージバンドだった彼ら。のちにソフトロック化しますが、最初はパワフルでヒップなR&Bインストでのデビューでした! かっこいい!.
Turn On .
Make It.デトロイトの真にローカルなワイルドさをレコードに刻み付けたどす黒いレーベル、Fortuneの若き稼ぎ頭。弱冠18歳で放ったスマッシュヒットがこのシングルです。Fortuneレコードに存在する数少ない全国配給盤(United Artistsにより)でもあります。盤からはみだしそうなド迫力の歌声が最高!.
Village Of Love.
I Want A Woman.「Nuggets」にも収録されたUSガレージサイケクラシック。といってもこの曲、激しさというよりメロディアスでなんとなく虚無的。そのミステリアスさが長く人気の理由でもあります。ナイトクローラーズのアルバムは世界的なコレクターズアイテムでもあります。.
The Little Black Egg.
You're Running Wild.若き日のルー・リードが一時的に在籍したグループ(このシングルには参加していません)。シングルの仕掛け人は、ストレンジラヴズやエンジェルズを売り出したソングライター/プロデューサーチームのフェルドマン=ゴールドスタイン=ゴッテラー! とにかく異常な音圧のドラムと男女コーラスの掛け合いにクラクラ。イントロにスティールパンが入ってるのも新しい! B面も最高のビーチガレージポップ! .
Out In The Sun (Hey-O).
Someday Soon.カナダのトロント出身のヤングバンド。アメリカでは「リトル・シーザー」の名で大きく紹介されたようです。A面はマッコイズの大ヒット「Hang On Sloopy」を彼ら流に改作したヴァージョンで、カナダではナンバーワンになったそう。不敵で重たいビートが新鮮。B面ではコースターズのR&Bヒットを悪ガキっぽくカヴァー!.
(My Girl) Sloopy.
Poison Ivy.この声! ガレージパンク・ファンには聴き覚えがあるはずです。あのザ・シーズのリーダーにしてリードシンガー、スカイ・サクソンが本名時代にリリースしていたシングルなのです! リッチー・マーシュ&ザ・フッドウィンクス名義でのシングルはこれ一枚のみ。ボーイズ・ドゥーワップの流儀ですが、確かに切迫した狂気の片鱗を感じます!.
Baby Baby Baby.
Half Angel.メキシコのロックンロール・バンド、ロス・ティーン・トップスの北米デビュー盤! 憧れるアメリカのロックンロールを思い切り演奏しているかっこよさと、素朴な録音環境が産むラフなサウンドが、自然とガレージパンク感につながっています。60年代後半のリイシューですが、メキシカンたちに愛されすぎているせいか、この盤でもなかなか良品以上では出てきません。.
Lucila.
Tutti Frutti.
El Rock De La Carcel.アイダホ州出身の激烈ガレージR&Bコンボとしてデビューした彼ら。コロムビア移籍後はポップ路線を歩んだ…とされてますが、移籍第一弾である本作には、まだ暴れん坊の残り香が濃厚にあります。のちにソロシンガーとして独立するマーク・リンゼイも、ここではまだサックスを吹きまくり。テリー・メルチャーによる骨太なミックス! A面は歓声オーヴァーダブの擬似ライヴ仕立て。B面はストーンズを意識した風合いのスタジオ曲。ラフな勢いがたっぷり味わえます。.
You Can’t Sit Down.
Money (That’s What I Want).
Sometimes.「Nut Rocker」のヒットで知られるロッキンピアノコンボです。解散までひたすらシングルだけをリリースし続けました。どのシングルもノリのいいピアノ連打ガレージですが、クラシックに題材を得たナンバーに人気があります。この曲は「熊ん蜂の飛行」であります。.
Bumble Boogie.
School Day Blues.ニューヨーク州のガレージバンド、ジョーダン・ブラザーズ。スペンサー・デイヴィス・グループの大ヒットを元気いっぱいにカヴァーしています。若さがビンビン伝わります。B面もソフトロック感あふれるナイスナンバー! .
Gimme Some Lovin’.
When I’m With Her.1960年にデビューし、60年代初頭にメキシコで活動したガレージ・バンド。彼らのセカンド・アルバムを10インチで復刻した盤です(オリジナルは12インチ・サイズ)。今のように情報もなかった時代に情熱優先でアメリカのロックンロール/R&Bを再現していった彼らの若さがまぶしい!.
Sola Solita.
Largas Vacaciones.
La Batalla.デトロイト郊外の街フリントで結成されたロックトリオ。このバンドのギタリスト、マーク・ファーナーとドラマー、ドン・ブリュアーが解散後に結成するのが、グランド・ファンク・レイルロードです。このシングルはバンド後期のプロモ盤。片面だけでのリリースでした。ガレージというよりグリッター風のアレンジです。.
Love, Love, Love, Love, Love.ドラッグ・ボートとはすなわちモーターボートのこと。陸の上では飽き足らず、水上をチューンアップしたハイパー・ボートで爆走するやつらのためのガレージ・インストです。ホーネッツとはもちろんこの時代ならではの架空インストグループですが、ギタリストのジェリー・コールを中心にしていたことは判明しています。ドラムスはアール・パーマーっぽい感じです。実際の爆走音をコラージュしての構成になってますので、意味も無く興奮していまします。ジェリー・コールの低音ファズ的サウンドは強力ですしね!.
The Steel Hull.
Coral Cruiser.
Turnbine Hydro.「LOVE」という字を逆にしたら、それはもう愛じゃないんだ! ガレージサイケ・バンドの先駆として知られる彼らのいたいけな情熱とソフトロック的側面が感じられる曲です。全米チャートでは最高51位。.
Evol - Not Love .
Don’t Blame Me.カナダのポップ・ガレージ・バンド、シナーズ。1968年にカナダの第15代首相に就任したピエール・トルドーを応援する「Go Go Trudeau」がカナダで受けたんでしょう(?)。その勢いで制作されたアルバムです。アマチュアっぽさも残る演奏ですが、カヴァーのセンスは悪くないし、好感が持てます。珍品! ちなみに現カナダ首相のジャスティン・トルドーはピエール・トルドーの息子さん。.
Go Go Trudeau.
Will You Still Love Me Tomorrow.
You Got Your Troubles I’ve Got Mine.フィラデルフィアのCameoレーベルのカラーを象徴したようなシングルです。当時のニューリズム「フロッグ」でのダンスをレクチャーしながら踊り狂えるローカルR&B・ガレージ! B面もかっとばし系のビートナンバー!.
Baby, Do The Frog.
Alright.