1936年生まれで、ブロードウェイ〜TVで活躍していた美人女優。美声とは言えない実に個性的なボーカルの持ち主ですが、そのハスキーでちょいお芝居入ったボーカルは一度聴くととりこになります。A-1「I'm Just Wild About My Harry」は独身男性直撃。モンドチックな仕掛けがスパイス的に効いてますね! すばらしいジャケット写真はリチャード・アヴェドン。.
I’m Just Wild About Harry.
Please Don’t Talk About Me When I’m Gone.
Anything Goes.ソングライターとしてのデイヴ・フリッシュバーグの曲を初めて採り上げたのは彼女なんだそうです。曲は「Peel Me A Grape」。フレッド・カーリンのユニークなビッグバンドアレンジで歌っています。エコーやビブラートを抑えた歌い方が、そのカーリンやピアニストのジョー・サイがアレンジするサウンドと相まって、不思議な魅力となって残ります。.
Peel Me A Grape.
Would’Ja For A Big Red Apple.
Fools Rush In.米ABC-TV制作のスペシャル番組のためにわざわざ作られたサウンドトラック盤。今ではよくある女優が観光地を巡るというもので、いわば「いい旅夢気分」。ですが、その女優がソフィア・ローレンで、音楽がジョン・バリーだとは、なんとゴーカな! 彼女が歌う「Secrets Of Rome」もしっとりキュートです。このリイシュー盤はオリジナル(1964年リリース)とはまったく違うジャケですが、ソフィアではない女性をあしらったアートワークがかわいいのです!.
Secrets Of Rome.
Secrets Of Rome.
Arm In The Arm.ジャイヴ・ドラマーの草分けとしてコージー・コールと並び立つ巨人、パナマ・フランシス。痛快なR&Bドラムの醍醐味をたっぷりと追求した59年のアルバムです。ジャイヴ名曲の連発に、女性コーラスも加わったアンサンブルはシンプルながら賑やかで大いに結構! 「The Battle Of Jericho」での火花散るほどに狂おしいソロパートは、アヴァンギャルドですらありますね。感服! 60年代にリリースされたリイシュー盤です(オリジナル・リリースは1959年)。.
Shake, Ratle And Roll.
The Battle Of Jericho.
Ya Ya.メキシコのロックンロール・バンド、ロス・ティーン・トップスの北米デビュー盤! 憧れるアメリカのロックンロールを思い切り演奏しているかっこよさと、素朴な録音環境が産むラフなサウンドが、自然とガレージパンク感につながっています。60年代後半のリイシューですが、メキシカンたちに愛されすぎているせいか、この盤でもなかなか良品以上では出てきません。.
Lucila.
Tutti Frutti.
El Rock De La Carcel.1940年代の後半にデビューした時点では19歳。このアルバムの頃、ようやく30歳に達したくらいでしょうか。今の感覚ではちょっと信じられないくらいの落ち着きですよね。恋のときめきやせつなさをすでにいくつも経験してきた大人のよう。でも、その貫禄の奥に確かな若さも感じられるのです。素晴らしいオーケストラ・アレンジはフランク・デヴォル。.
Cut Of Nowhere.
Prelude To A Kiss.
As Time Goes By.大らかなスウィング感で聴衆を虜にするバディ・グレコ。大いに弾けた64年のライヴ盤。ピアノインストによる「Get Me to the Church on Time」のアッパーなグルーヴはどうですか! ロッキンでノリノリの「Zip-A-Dee-Doo-Dah」も最高! 歌にも演奏にも若いエネルギーが濃厚で、エンターティナーとしての本物の実力を思い知らされました! .
Get Me To The Church On Time.
Zip-A-Dee-Doo-Dah.
She Loves Me.60年リリースのColumbiaでの2枚目(通算5枚目)。タイトル通り、全曲エリントンのナンバーで固めたアルバムです。スピーディーな十八番「Cottontail」に始まり、にぎやかな「Caravan」で終わるという構成。中盤にはしっとりとした夜のムードもあり、彼らの多面的な魅力を味わえる一枚でもあります。.
Cottontail.
In A Mellow Tone.
Caravan.