フランスの実験的なコンポーザーたちやユニットを起用したEPシリーズ。ライブラリー的にも見えますが1枚ごとに個性が異なっていて、全貌はよくわからない感じ。この第9集の主役は、おそらく移民の女性コンビによるコーラスグループ。ビートの効いた「Si Les Hommes Voulaient」にびっくり仰天! めちゃかっこいいです。.
Si Les Hommes Voulaient.
Entends Cette Priere.
Nous T’Accla-Mons Seigneur.A&M初期のカタログになぜか加わっているカナダの歌姫。おりしも坂本九の「スキヤキ(ここではSukiyaka)」がヒットしていたので、そのジェントルなカヴァーが聴けます。フランス語と英語の歌詞をミックスしていて、フランス語の方ではサビで「スキヤ〜キ、スキヤキ〜」と歌ってます(こういうパターンは珍しい)。デキシーランドスタイルの「ドミニク」もかわいい! ちょっとハスキーで落ち着いた歌声に魅力あります。.
Sukiyaka.
Dominique.
In A Little Spanish Town.通算6枚目、1966年のアルバムです。チルドレンコーラスと歌った「J’ai Retrouve Mon Chien」をはじめ、可愛らしいポップス色が全面に出た充実期の1枚。名匠アラン・ゴラゲール率いるオーケストラがカラフルなアレンジを提供。「Bonsoir John John」や、セルジュ・ゲンスブール作「Les Sucettes(アニーとボンボン)」など人気曲も収録。ラスト「Quand On Est Ensemble」はレイモン・ルフェーブルの書き下ろしで、これがまたジャケットの彼女を象徴するように美しい楽曲です。.
J’ai Retrouve Mon Chien.
Bonsoir John John.
Les Sucettes.オールディーズ/フレンチポップのファンにはおなじみ60年代イエイエ・シンガー、シェイラが超豪華メンツで残したAOR。グレイドン&フォスター作品のほか、トム・ケリー&ビル・チャンプリン作品など、この時代のLAロックのど真ん中のサウンド。声はキュートながら、グイグイと押すムードがナイス。プロデュースはキース・オルセン。.
It’s Only Make Believe.
I’m Still Believin’.
Little Darlin'.サングラスをかけてめちゃスタイリッシュにきめたポートレートが最高。アンニュイなシャンソンとキュートなガールポップを行き来する彼女の奔放さを味わえるEPです。シンガーとしてはあくまで余芸なんですが、歌を演じる力がありますよね。なんてかわいらしいんでしょう。.
On Demenage.
Gang Gang.
Je Reviendrai Toujours Ver Toi.プロデュース&全曲の作詞(作曲も2曲を除きゲンズブール)もちろんセルジュ・ゲンズブール。当時36歳で一児の母であった彼女ですが、ゲンズブールのほどこしたアダルト・ロリータ的な魔法はやはり強力なのです。ブラームスの楽曲をリアレンジしたタイトル曲「Baby Alone In Babylone」の崇高と退廃が入り交じった感覚、ゾクゾクしますね!.
Fuir Le Bonheur De Peur Qu’il Ne Se Sauve.
Pupture Au Miroir.
Baby Alone In Babylone.セルジュ・ゲンズブール生涯最後のミューズ。全面プロデュースの87年作品は、同時期のゲンズブール作品が向かっていたデジタル音響とタイトな80sサウンドと自らのウィスパーヴォイスをしっかり融合させた充実作。耽美的でありながら、女性としてのしっかりと自立した人間像を浮かび上がらせるのもゲンズブールとの長年のパートナーシップから生まれた強さなのでしょう。.
Etre ou ne pas naitre.
Lost Song.
Le moi et le je.ミシェル・サルドゥに才能を見いだされマリー・ラフォレやダリダなどに楽曲提供ののち1965年にデビュー。サーカスが歌ってヒットした「ミスター・サマータイム」の作者というのが、かつての紹介方法でした。フリーソウル以降は、フリーソウル・クラシック「La Fete」の作者という紹介でしょうか。彼が残したパリ・オランピア劇場でのライヴの記録。本作はその記録から20曲を選曲したカナダ盤コンピレーション。高揚感と哀愁。彼の魅力が1枚に詰まってます。.
Attention Mesdames et Messieurs.
Chante... Comme Si Tu Devais Mourir.
La Fate.