「Take Five」のヒットのためか、コマーシャルなイメージが強いですが、着想やリズムへのアプローチなど、実はメチャ先進的な人です。ブラジル産ではなく、自作とアメリカのスタンダードをやる。それがタイトルの由来。タイトル曲「Bossa Nova U.S.A.」からして通常のボサとアクセントの付け方が違う。ボサにあってボサにあらず、という感じのリズムの組立がユニーク。プロデュースはテオ・マセロ。そういえば、ブルーベックのことをプログレッシヴ・ジャズと評するファンとアメリカで遇いました。.
収録曲・データ
【曲目】Bossa Nova U.S.A. / Vento Fresco / Trolley Song / Theme For June / Coracao Sensivel // Irm o Amigo / There'll Be No Tomorrow / Cantiga Nova Swing / Lamento / This Can't Be Love
A&Mでのラスト・アルバム(80年代に復帰)。原初的なメロディに、スピリチュアルなサンバ・バトゥカーダのリズムを加えたインスト曲を始め幻想的な曲が並ぶA面、すごいスピードで疾走する序奏から複雑な展開をみせる18分に及ぶ大作「The Circle Game」(ジョニ・ミッチェルの曲ではなく、エドゥ・ロボ作)のB面ともに、数ある彼らの作品の中でも最もプログレッシヴな一枚です。.
A&Mでの4作目。オリジナルを超えたカヴァー曲というのがいくつか有りますが、この「Fool On The Hill」もその一つに数えたいもの。極上の仕上りです。デイヴ・グルーシンのスウィートなオーケストラ・アレンジが、レイト60'sの穏やかな空気をいつまでも届けてくれるのです。基本中の基本ですが、やはり愛おしい名盤。.
収録曲・データ
【曲目】 Fool On The Hill / Festa / Casa Forte / Canto Triste / Upa, Neguinho // Lapinha / Scarborough Fair / When Summer Turns To Snow / Laia Ladaia (Reza)
今さら説明するまでもない、ソフトジャズ〜ラウンジボッサの甘美な傑作。ゲイリー・マクファーランドのVerve時代を代表する一枚です。「A Hard Days Night」「She Loves You」「And I Love Her」「I Want To Hold Your Hand」などのビートルズ・ナンバーも、非常に洗練されたボサ・アレンジで新たな魅力を与えられています。.
収録曲・データ
【曲目】Ringo / From Russia With Love / She Loves You / A Hard Day's Night / The Good Life / More // And I Love Her / The Love Goodness / I Want To Hold Your Hand / Emily / California Here I Come / La Vie En Rose
【レーベル】Beat Ball【品番】RGF-004A【発売年】2009【発売国】South Korea
ジャケット:M-<美品> / 盤質:M-<美品>
シュリンク残存
ステレオ
韓国盤リイシュー。
クールなコンボ! キュートなガールズ・コーラス!
ブラジリアン・ラウンジの頂点の一枚。ソリッドなビートとジャズコンボの音、キュートなガールズ・コーラス。そして奇跡のオリジナル曲。よくもわるくも、これは彼らがブラジル人ではなく、メキシコ系の企画グループ(セルメンを意識)だったがゆえに出来た勢いのおかげ。「No Te Esconde」「Brasilian Beat」など、ホント色あせないかっこよさ!.
ブルース・バンドのリード・ヴォーカルという出身キャリアが信じられないほど、お洒落で巧みな実力派ヴォーカリスト。抜群にスイングするスキャットから始まる「One Note Samba」や、見事に4ビート・ジャズに変身したビートルズ・ナンバー「Got To Get Into My Life」など、随所にスキャットを交えてヒップな世界を展開します。オリジナル曲の「Rain」なんかも気持ち良いですね。ピアノを軸とするアレンジの組立も、頭脳的です。.
【曲目】Meditation / Dear Heart / Watching The World Go By / Quiet Nights / Once / Softly, As I Leave You // I Could Have Danced All Night / I’ll Remember April / You Can’t Go Home Again / Carnival / Old Guitaron / That’s All
Columbia 360°レーベル(白字、矢印あり)。裏ジャケにカッター傷。盤に薄くくもりありますが音質にはほとんど影響ありません(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
ガットギターでポップスをヒップなサウンドに。
ボサノヴァをガットギターで弾き、60年代に大きな人気を博したジャズギタリスト、チャーリー・バード。彼がポップスをレパートリーにしていたColumbia時代は、ポップメロディと斬新なリズムを融合させて面白いこと結構やってました。シンプルでパーカッシヴなアレンジの「Up, Up And Away」や、ニール・ヘフティ「Barefoot In The Park」をぜひ。プロデュースはテオ・マセロです。.
収録曲・データ
【曲目】Love Is Blue / Wait Until Dark / Talk To The Animals / Live For Life / The Look Of Love / Shiny Stockings // Up, Up And Away / A Man And A Woman / Sunny / Barefoot In The Park / If I Were A Rich Man