名曲「A Taste Of Honey」の作者であり、後年はヴォーカリストとしても評価されるボビー・スコット。デビューはなんと18歳で、その年に早くも数枚のアルバムを発表しています。こちらもそのひとつ。ピアニストとしてのみならず卓越したコンポーザーとしてジャズコンボを立体的に組織。西海岸の職人揃いとはいえ、自分よりひとまわりは上のミュージシャンを才能でねじ伏せていったさまが音楽から伝わります。バート・ゴールドブラットのアートワークは彼の音楽的なニューロンをデザインしたかのよう。.
1960年代に入ってのち「A Taste Of Honey」の作者としてグラミーを授賞し、作曲家、ピアニスト、アレンジャー、プロデューサーとして名を成す彼の初期キャリア作品。この時点では、まったくストレートな4ジャズの世界に身を置いていることがわかります。MJQやジョージ・シアリングにも似た世界を、もう少し自分の身に寄せてプライベート感を増したような音楽。ギターにディック・ガルシア、ベースにテディ・コティック。ヴァイヴはボビー自身です。自作を2曲収録。知的で穏やかな響きに惹かれます。当時まだ22歳!.
収録曲・データ
【曲目】The Nearness of You / I Remember You / Serenata / Blues for Jamie / Fine and Dandy // Every Woman / The Poddler / Black Coffee / New Orleans Stomp / Lover Man