東海岸で活動する二人のミュージシャン。クール・ジャズ的アンサンブルの時代に彼らが54年に残した10インチ盤を、片面ずつにカップリングしたアルバム。クラリネット+ピアノ・トリオでスインギーな演奏を聴かせるハンク・ダミコ。クラリネットとサックスを持ち替えながらスリリングなアンサンブルに徹するアーロン・サックス。お互いにリーダー作の少ない人だけに、貴重な一枚です。アートワークもすさまじく大胆!.
Hank’s Holiday.
One Track.
The Bullfrog.名曲「A Taste Of Honey」の作者であり、後年はヴォーカリストとしても評価されるボビー・スコット。デビューはなんと18歳で、その年に早くも数枚のアルバムを発表しています。こちらもそのひとつ。ピアニストとしてのみならず卓越したコンポーザーとしてジャズコンボを立体的に組織。西海岸の職人揃いとはいえ、自分よりひとまわりは上のミュージシャンを才能でねじ伏せていったさまが音楽から伝わります。バート・ゴールドブラットのアートワークは彼の音楽的なニューロンをデザインしたかのよう。.
The Creed.
The Tablecloth Stomp.
The Wig.スタン・ケントンが育てたアレンジャーのひとり。ケントン門下生はピート・ルゴロしかり、この人しかり、ジャズアレンジの常識をどんどん変えてゆく斬新派。このアルバムでも英才プレイヤーが揃ったビッグバンドで、大胆な緩急をつけてサウンドを展開します。ときにサウンドトラックのようであり、ときにモダンジャズの醍醐味あり。聴けば聴くほど引き込まれます。.
Waltz, Anyone?.
Burrito, Borracho.
Long Ago And Far Away.この人も20世紀ジャズの黎明を知るひとり。トロンボーン奏者としてディキシーランド、スイングの時代をおおらかに生き抜いた名手のBethlehem盤です。ちょうどこの時代からはじまったディキシーランド・リヴァイヴァルで彼の晩年はまたまた忙しくなりました。このアルバムでの演奏も実にいきいき! ときどき聴かせてくれる歌声もいいものです。.
King Porter Stomp.
Original Dixieland One Step.
Music To Love By.ブロンクス生まれの黒人ジャズシンガー。「Milestones」の高速ヴォーカル・ヴァージョンで聴く者の度肝を軽く抜いてみせます。バックはビッグバンドですが、演奏はとてもシャープ。数オクターブを行き来する彼女の躍動する歌声をダイナミックに支えます。トリッキーな展開の「It's A Most Unusual Day」も最高。レア!.
Milestones.
It's A Most Unusual Day.
Speak Low.50年代東海岸ジャズの名門Bethlehemのレーベル・ショーケース・コンピレーション。50年代を席巻したジャズミュージカル「ポーギーとベス」から始まり、エリントン、カーメン・マクレエ、パット・モラン・カルテットなど人気者、職人たちの名演がずらり。試聴曲は上からパット・モラン・カルテット、カルメン・マクレエ、サル・サルバドール・カルテット。.
Pick Yourself Up.
Old Devil Moon.
All The Things You Are.フルートのダブル・リードはとても素敵な組み合わせ。そして、ハービー・マンとサム・モストの個性の違いも面白いです。ジョー・ピューマのギターもナイス助演。スタンダード中心の選曲で、二匹の鳥がさえずるようにスイングします。春ジャズ! 1955年リリースのオリジナル盤はなかなか良盤に巡り合わないので、こういうリイシューは重宝しますね!.
Fascinating Rhythm.
I’ll Remember April.
It Might As Well Be Spring.