60年代ベイシーの強力な一枚! ほとんど音頭!なくらいにパーカッシヴな「007」、お待ちかねビッグバンド・カリプソ「Kingston Calypso」、そしてお馴染み「James Bond Theme」をとびきりヒップな4ビートで! 安易な組み合わせと思わせて、懐の深さと尋常じゃない格好良さを見せつけてくれます。.
収録曲・データ
【曲目】007 / The Golden Horn / Girl Trouble / Kingston Calypso / Goldfinger // Thunderball / From Russia With Love / Dr. No’s Fantasy / Underneath The Mango Tree / The James Bond Theme
Columbia 6eyesレーベル(ミゾあり)。傷のため少々プチノイズある盤です(試聴サンプルは良品入荷時の音源を使用しており、今回入荷品とはコンディションが異なります)。
仮面舞踏会のエリントン。
観客の拍手や歓声が入りますし、てっきりライヴ盤と思わせて、じつはこのアルバム、ニューヨークのコロムビア・スタジオでのレコーディング。サブタイトルにある「The Bal Masque」とは「仮面舞踏会」の意味で、秘密や背徳を秘めた紳士淑女が踊るシチュエーションでのエリントン楽団の演奏という舞台設定が、なんとも色っぽくなまめかしい表現を生み出していたのでした。自作曲以外にも「The Peanut Vendor」や「Indian Love Call」などを演奏しています。「Lady In Red」がめちゃめちゃかっこいいです。.
収録曲・データ
【曲目】Alice Blue Gown / Who’s Afraid Of The Big Bad Wolf? / Got A Date With An Angel / Poor Butterfly / Satan Takes A Holiday / The Panut Vendor // Satin Doll / Lady In Red / Indian Love Call / The Donkey Serenade / Gypsy Love Song / Laugh, Clown, Laugh
Columbia Special Products規格のリイシューです(オリジナル・リリースは1958年)。
仮面舞踏会のエリントン。
観客の拍手や歓声が入りますし、てっきりライヴ盤と思わせて、じつはこのアルバム、ニューヨークのコロムビア・スタジオでのレコーディング。サブタイトルにある「The Bal Masque」とは「仮面舞踏会」の意味で、秘密や背徳を秘めた紳士淑女が踊るシチュエーションでのエリントン楽団の演奏という舞台設定が、なんとも色っぽくなまめかしい表現を生み出していたのでした。自作曲以外にも「The Peanut Vendor」や「Indian Love Call」などを演奏しています。「Lady In Red」がめちゃめちゃかっこいいです。.
収録曲・データ
【曲目】Alice Blue Gown / Who’s Afraid Of The Big Bad Wolf? / Got A Date With An Angel / Poor Butterfly / Satan Takes A Holiday / The Panut Vendor // Satin Doll / Lady In Red / Indian Love Call / The Donkey Serenade / Gypsy Love Song / Laugh, Clown, Laugh
エリントンの「ベスト・アルバム」と銘打っていますが、じつはこれ、代表曲を60年代半ばのエリントン・バンドで生演奏したものを収録したライヴ・レコーディング盤なのです。「A列車」や「Caravan」はあえて収録せず、彼にとって意義のある大曲「Black And Tan Fantasy」を収録するなど、まだまだ前進をやめない姿の記録です。.
往年のボールルーム・ダンス界で活躍した名オーケストラが60年代のニューヒットを! 「More」や「Charade」はまだしも、モータウンヒットの「My Guy」や、跳ねてる感じのビートルズ「Can't Buy Me Love」になるとうれしさがかなり出てきます。ユーモラスなコーラスが出てくる「Don't Let The Rain Come Down」にもニンマリ。.
もちろんグレン・ミラーはとっくに亡くなっているわけでして、この時期はクラリネット奏者バディ・デフランコがリーダーを務めています。さて、こちらはPANAM社とタイアップした世界周遊モダンサウンド。複数のアレンジャーが参加していますが、中でもビリー・ヴァー・プランクが手がけたトラック「Spanish Bell Ringer」「On The Bridge」が秀逸です。とくに後者(アヴィニヨン橋の上で)は「えー? これがグレン・ミラー?」と驚きの声があがるはず。.
収録曲・データ
【曲目】I Hear A Rhapsody / Spanish Bell Ringer / Once Upon A Time / On The Bridge / Things Ain't What They Used To Be // Goin' Great / Try To Remember / Holiday For Strings / I Remember When / Stranger In Paradise
巨人エリントンが生前に書き遺し、その一部しか陽の目を見ていなかった組曲「Symphony In Black」完全版をライヴで再現しようというスミソニアン博物館主導のプロジェクト。ガンサー・シュラーの指揮のもと、ルー・ソロフ、トム・ハレル、サル・ニスティコら歴戦のミュージシャンがその名誉ある仕事に挑みました。.
スイング伯爵とミスター・ダイナマイトのソウル祭! 50年代に圧倒的なパワーでソウル史に登場した彼が、ベイシー楽団の重たくファンキーなビッグバンドの手を借りて挑むソウルヒッツ! スティーヴィー・ワンダーの2曲「I Was Made To Love Her」「Uptight」がとにかく爆発的に最高なのです。「Respect」「Funky Broadway」など、このぶ厚いアレンジに今こそ評価を!.
【曲目】Almost Like Being In Love / Danke Schoen / Rose Of Washington Square / Pearly Shells / On A Clear Day / Heart // The Shadow Of Your Smile / Mame / Chanson D’Amour / Downtown / Who Can I Turn To / Bourbon Street Parade
【曲目】Listen / Speak Low / Baghdad Blues / Serenata / The Engulfed Cathedral / Samba De Orfeu // Brave New World / For All We Know / Paris / The Sacrifice / Everything Happens To Me / Night In Ancient Babylon
【曲目】Swingin' Down The Lane / Don't Be That Way / Autumn Serenade / Fascinatin' Rhythm / I Had The Craziest Dream / Three To Get Ready // Stompin' At The Savoy / Street Of Dreams / The Swingy Swan / Slo Roll / Where Or When / The Dancing Sound
「コンサート」というからにはライヴ盤でしょ? と思ってしまいますが、さにあらず。むしろこれは「コンチェルト」という意味カモ。ビッグバンド・リーダー/トランペッターにしてアレンジャーであるレイ・アンソニーのブラス・アレンジの力が発揮された意欲盤です。ガーシュインたリチャード・ロジャースなど20世紀の大作曲家たちの残した大きなイメージの楽曲を重層的かつ晴れやかにアレンジしています。とりわけ「Rhapsody In Blue」は聴きもの!.
【曲目】The Last Waltz / Love's Been Good To Me / Those Were The Days / My Cherie Amour / Lara's Theme // My Way / Sugar Sugar / Ob-la-di, Oh-la-da / Gentle On My Mind / Return Of Django
A-6「What's New Pussycat」の終わりの部分に凹プレスミスによる軽いノイズが少し。他は良好です。
「What's New Pussycat」で踊ろう!
ポップスを目が覚めるようなアレンジでスウィンギー&ゴージャスにビッグバンド化。「What's New Pussycat」のワルツライクな原曲の持ち味を解体して、ダンスナンバーに仕立てるあたり相当なセンスの持ち主。もともと社交ダンスのアルバムなどが多い人ですが、ツイストものにも名盤あり。何かが弾けたんでしょう。アレンジの技が光ってます!.
【曲目】The Surrey With The Fringe On Top / Paradise / Sunshine Girl / Alright Already / Have You Met Miss Jones? / Whirlpool // Aren’t You Glad You’re You / When A Woman Loves A Man / Scotch And Sauter / These Foolish Things / Straight Down The Middle
【曲目】Gospal Mission / Gonna Shout - All The Way To Heaven / Wake Up And Shout / Sit Down Shorty / Freedom’s Coming / Swinging Gold Chariots // Preacherman Gonna Stop By Here / Great Days Ahead / Climbing To Heaven / Joshua’s Saxes / We’re On Our Way Shout / Talk About Rain
活動の場をリバティからRCAに移したサイ・ゼントナー。冒頭の「Fly Me To The Moon」から、いきなりモダンなアレンジでちょっとビックリ。なるほどアレンジャーのクレジットを見たらペリー・ボトキンJrでした。12曲中5曲はペリーの仕事。さらに4曲はハリー・ベッツ。ハリーのアレンジでは「Because Of You」が白眉。切れ味の良いビッグバンド・アルバムです。サイ・ゼントナーが吹くふくよかなトロンボーンの音色にもご注目を。.
収録曲・データ
【曲目】Fly Me To The Moon (In Other Words) / You Were Meant For Me / Don't Blame Me / My Devotion / Because Of You / Be My Love // Dream On Little Dreamer / Soft Sound Of Love / Put Your Head On My Shoulder / All I Do Is Dream Of You / I'm Confessin' (That I Love You) / Your Nobody 'Till Somebody Loves You
【曲目】I'm Looking Over A Four Leaf Clover / Blue Tango / Never On Sunday / In The Mood / The Syncopated Clock / Holiday For Strings // Nola / April In Portugal / The Poor People Of Paris / Ruby / And The Angels Sing / The River Kwai March
マサチューセッツ州リンにあるスタジオを兼ねた小レーベルFleetwoodといえば、じつはあのシャッグスが最初のシングル「My Pal Foot Foot」をリリースしたレーベル! なのですが、当時の実際の活動は、こうした地元のブラスバンドや半素人の人たちの作品でした。この「スカイライナーズ」はあの名門白人ドゥーワップ・グループではなく、ニューヨークのマーチングバンド。他にもカナダのトロントと、ペンシルヴェニア州レディングのマーチングバンドを収録してます。アメリカの普通すぎる日常が映し込まれたレコード。.
スタン・ケントンが1943年にCapitolと専属契約を交わす直前の数年に在籍したDeccaでのレコーディングをまとめた一枚です。この時期のレコーディングは、おそらくこのかたちでしかアナログLPになっていないのでは? 「発達期」というタイトルが示す通り、快活な30年代風ダンスバンド作品に混じって「Reed Rapture」「Concerto For Doghouse」といった野心的なオリジナルがチラホラ。「Tabu」のアレンジも斬新です。.
収録曲・データ
【曲目】El Choclo / Gambler’s Blues / Lamento Gitano / The Nango // Tabu / This Love Of Mine / Reed Rapture / Concerto For Doghouse / Adios
奇跡の一枚だなんて言いません。イギリスのダンス・インストラクター向け音楽家が様々なリズムで作った数々のアルバムのうちの一枚。チャチャチャがA面、サンバがB面。そのサンバ・サイドの「You Are The Sunshine Of My Life」が絶妙に心地よくて。なんだか楽しく踊れてしまいそうです。もちろん、踊るためのLPなんですから!.