切れ味の鋭いトーンで若手トランペッターとして頭角を表し、この時代には人気プレイヤーとなっていたメイナード・ファーガソン。ビッグバンドを従えての本作では、ダイナミックなスイングからリリカルな響きのバラードまで自在な対応力を見せてくれます。春の訪れに「It Might As Well Be Spring」はいかがでしょう。.
するどく伸びる痛快なトーンで人気を博したトランペッター、メイナード・ファーガソンのColumbia移籍盤。ドン・エリスの成功例を手本にしたのか、ロック・ナンバーを大胆にジャズ化しています。しかも本作はキース・マンスフィールドやケニー・ホイーラーをアレンジャーに迎えたイギリス録音。その分、演奏のソリッドさが増しています。ジェームス・テイラー「Fire And Rain」ローラ・ニーロ「Stoney End」など、そそる選曲。.
トランペッター、メイナード・ファーガソンのドイツMPS録音。ビッグバンドのアレンジはロルフ・ハンス・ミュラー。すでに同時代のアメリカでは聴くことが難しくなっているストレートなビッグバンド・サウンド+ヨーロッパ的なシャープネスで構築された作品です。「It's Almost Like Being In Love」がシャープ!.
収録曲・データ
【曲目】It's Almost Like Being In Love / Knarf / Ole / Dancing Nitely // Tenderly / Whisper Not / Got The Spirit