ゴルゴーニ・マーティン&テイラーでの活動を経て、ようやくリリースされたファースト・ソロ。すでにソングライターとしての名声があり、シーンの大物として知られていたのに自分の名前で出したアルバムは初めてなのでした。メリリー・ラッシュに提供した名曲「Angel Of The Morning」自演版をはじめ、淡いテイストながらチラリと生き様が見え隠れします。このアルバムをひそかに愛する人が多いのもうなづけますね。.
「夜汽車よジョージアへ」など数々のヒット曲を書いた心優しきソングライター。Buddahでの二作目です。前作に引き続きニック・デカロがアルバムの半数でアレンジを担当。爽快なオープニング曲「If That's All Our Love Mean To You」と、小さいものを愛おしむようなセンシティヴな「The Closest Thing To Love」。この2曲で、彼の個性がすでに集約されています。決してひとりじゃなくて、寄り添える仲間がいる。そういう気持ちにさせてくれます。.
【曲目】What Have They Done To My Song Ma / Here’s To You / How I Always Want To Love / Wig Wam / Gloria / Largo Of Haendel // Mammy Blue / Two Friends From One Love / El Condor Pasa / Adagio Of The Pethetic Sonate Of Beethoven / The Black Eagle Dedicated To Laurence / Modinha
取り上げるのは60年代後半のヒットからバカラック/ハル・デヴィッド作の「雨に濡れても」、ゲインズブールの「ジュテーム」、フランシス・レイの「男と女」など。タイトル曲や「Day By Day」における品の良いファンキーさは、DJ世代にも人気でした。リズム隊がグンとロックっぽい仕上がりになっていることも、耳に残ります。終曲「Do It Now」は米Buddahからのリクエストによる作品で、本アメリカ盤にのみ収録されました。マニアにはたまらない情報です。.
収録曲・データ
【曲目】Oh Happy Day / Day By Day / Bridge Over Troubled Water / Delilah / Aria // A Time For Us / Je T’aime Mon Non Plus / Theme From A Man And A Woman / Le Canon De Pachelhel / In the Year 2525 / Do It Now
【曲目】A Million To One / You Make Me So Mad / Something's Missing / The Look Of Love / New Dance Craze / Windows Of The World // Bad News / Tell Me Who / Under The Spell / Find Me / I Remember You
すぐれたジャズドラマーでありつつ、シンガーとしての魅力も味わい深い。グラディ・テイトを歌でプッシュしたのがゲイリー・マクファーランドのSkyeレーベルでした。その時代の名唱をまとめた歌のベスト・アルバム。洗練されたバッキングで歌われる名曲の数々、男の渋みにおぼれたいと思います。「Suicide Is Painless」は必聴。.
Skyeレーベルでのガボール・ザボとの共演盤を経て、さらにコンテンポラリーなサウンドに挑んだアルバム。リチャード・ティー、チャック・レイニー、エリック・ゲイルなどNY組に加え、ピアノでダニー・ハサウェイも参加。レオン・ラッセル、ポール・マッカートニー(「Maybe I’m Amazed」!)、ニルソンなどの曲を採り上げています。ファンキーなナンバーにもびっくり。ひときわ目を惹くのは「More Today Than Yesterday」!.
収録曲・データ
【曲目】Feel So Good / A Song For You / Maybe I’m Amazed / Being Green / Your Song / Mother Time // I Wouldn’t Have You Any Other Way / Only The Moon And Me / More Today Than Yesterday / Think About Your Troubles / Nature’s Baby
全米4位の大ヒットとなったメロウ・ディスコ「More, More, More」が当店でも人気のウィスパーヴォイスシンガーにして元ポルノ女優アンドレア・トゥルー率いるユニットのセカンド・アルバム。後にホイットニー・ヒューストンの楽曲も手がけるマイケル・ゼーガーがプロデュースしたリード曲「What’s Your Name, What’t Your Number」が絶品。ルー・リード「Sally Can’t Dance」のカヴァーも、彼女が歌うとオリジナルよりも艶やかに。.