アル・ゴルゴーニ、トレード・マーティン、チップ・テイラーという豪華面子によるNY産ドリーミー・グッドタイム・ロックの名盤。その内容は、ジャスト・アス(ゴルゴーニ&テイラー)+トレード・マーティンのソロといったテイストをご想像いただいて大丈夫。うわっと泣かせる「Fill In The Last Line」、ホリーズがヒットさせた「I Can’t Let Go」の作者自演ヴァージョンなど、名曲揃い。初期ヴァン・ダイク・パークスみたいな展開のBラス「Somethin' About The Sunshine」がスゴイ。.
収録曲・データ
【曲目】Fuzzy / Fill In The Last Line / Toly Toly Guyluesha / You Crazy Girl / I Can’t Let Go // That’s When I Walk Down / Mama Write A Song / Choo Choo Sharoo / Help Yourself / I Can Make You Cry / Somethin’ About The Sunshine
「夜汽車よジョージアへ」の大ヒット(1973年に全米1位)で波に乗る彼女たちをカーティス・メイフィールドがサウンドトラックに起用。全曲カーティスの作とプロデュースによるアルバムです。一曲のみインストで、あとは絶頂期の彼女たちの歌とカーティスの緊張感とメロウネスとの融合が楽しめます。「The Making Of You」の彼女たちによるカヴァーも!.
カセネッツ=カッツが仕掛けたバブルガム・プロダクションの中では珍しく実体があったようにも思えるグループ。出身はニューヨークで、Buddah入社前にもアルバムがあります。「Yummy Yummy Yummy」が全米4位の大ヒットになったためバブルガムの権化のように思われがちですが、実は他にも良い曲多いんです。「Winter Skies」とか「She’s Not Coming Home」とかチェックしてほしいです。.
収録曲・データ
【曲目】Yummy, Yummy, Yummy / Winter Skies / Into This Time / First Grade Reader / Mary-Ann / Down At Lu Lu's / Turn To Straw / Vacation / She's Not Comin' Home / It's A Sad Day / The Time You Spent With Me
【曲目】Wash Day / Moon Song / Color Of Love / Games / Salton Sea Song / Sunshine Blues / Rainy Days // Summer Rain / Yellow Chimes / Look Around Rock / Mountain Song / Holy Holy / Farina
アルバムとしては、ゴルゴーニ、マーティン&テイラー名義の「Gotta Get Back To Cisco」収録なのですが、シングルカットにあたって、マーティン単独名義となりました。3人のなかでも、もっともソウルフルな声を持つ彼らしいブルーアイドソウル風でドラマチックなカップリングです。シングルのみのモノラル・ミックス。.