バリバリのロックンローラーと、ひとり宅録狂という相反する側面を持つデイヴ・エドモンズ。ロックパイルを率いていた時代のソロは、その両面のバランスがほどよく取れていて快感。「It's Been So Long」はブリンズレー・シュウォーツ時代のイアン・ゴムの名曲ですね。あと、この時期、彼はストレイ・キャッツをプロデュースしてるので、彼らもゲスト参加。.
ロックンロール狂にしてポップスオタクでもあるという資質を活かしてパブロック・シーンの兄貴分として存在感を見せたデイヴ・エドモンズ。これがサードアルバムで、Swan Song第1作。ニック・ロウらを迎えた記念すべき作品で、事実上、ロックパイル体制での初作品でもあります。ニック・ロウがのちに自分でも再演する「I Knew The Bride」の初演はここに収録!.
元ブリンズレー・シュウォーツとしてはニック・ロウに続いてのソロデビュー。USでは「Gomm With The Wind」というダジャレなタイトルでしたが、UK盤はジャケもタイトルも家族で休日を楽しむモード。見開きジャケの写真がいい感じ。それにしてもこのファーストはポップないい曲が揃いました(「Hold On」はアメリカでもヒット)。屈託なく、しかし、ひねりはある。ブリンズレー時代の再演「Hooked On Love」そして「That's The Way I Rock'n'roll」名曲!.
ニック・ロウの伝記を著し、この後、プロデューサーとなってさまざまな名バンドをサポートしてゆく重要な才人ウィル・バーチ在籍! ロンドンの名門マーキークラブでのライヴ盤です。ライブバンドとして叩き上げたかっこいい演奏をきかせます。パンクムーヴメントの盛り上がりにも影響されていたのでしょうか。ラストの「Friday On My Mind」に至るメドレーがニクイです! スタジオ盤はユーモラスな側面も出てますが、ライブでの彼らはキンクス〜ドクター・フィールグッド系のかっこよさ!.
ジョニー・キャッシュの伝記映画「Walk The Line」にも、幼少時代の彼女がいましたね。成長してオキャンなパブロック/ロッキンカントリー姐ちゃんに。付き合っていた(そして結婚もした)ニック・ロウのプロデュース&全面協力で、バックはロックパイル。すかっとした女パブロック外伝!.
収録曲・データ
【曲目】Cry / Madness / Baby Ride Easy / Bandit Of Love / I'm So Cool / Appalachian Eyes // Ring Of Fire / Too Bad About Sandy / Foggy Mountain Top / That Very First Kiss / Too Drunk (To Remember) / Too Proud
元ブリンズレー・シュウォーツとしてはニック・ロウに続いてのソロ・デビュー。アルバム「Summer Holiday」のプロモーション用に制作されたラジオ向けインタビュー・レコード。質問(こっちの声は未収録)の答えを肉声で収録し、アルバムからの曲を6曲流すという構成です。訛りも愛おしい感じですし、人柄がにじみでています。もちろん貴重なものです。ブリンズレー時代の再演「Hooked On Love」そして「That's The Way I Rock'n'roll」! やっぱり名曲なのです。.