スペシャルズからテリー・ホールが脱退し、ジュリー・ダマーズ主導となったのがスペシャルAKA。新生バンドとしてのアルバムに先駆けて、彼らのポリティカルなスタンスを強く宣言したシングルです。タイトルは強いですが、歌っているのは「そういう友人がいたら言って聞かせよう」とあくまで非暴力。信頼できます。.
Racist Friend.
Bright Lights.フランスのレーベル、Closerの84年カタログコンピレーション。英米仏の気鋭バンドを収録しています。ポストパンクというよりパワーポップ/ネオサイケのテイストで、この時代のギターロック好きにはたまらない顔ぶれかと。ジャケットのセンスもいい! 試聴はオンリー・ワンズ、ポール・コリンズ・ビート、バラクーダズを選びました。.
Prisonners.
Always Get You On My Mind.
Stolen Heart.ワンダ・ジャクソンの「フジヤマ・ママ」傑作カヴァー収録の80's ロカビリー名作! パブロック、パンクを経由したネオロカ姉御。ヒルビリーな音です。「フジヤマ・ママ」が人気は突出してますが、アルバム全体のロッキンな完成度も見逃せません。古くて新しいこのサウンドプロダクションを担当したのはブロックヘッズのミッキー・ギャラガーでした。.
Fujiyama Mama.
Let's Go Upstairs.
Out With The Girls.70年代ブリティッシュロックの名グループだったスタックリッジから、ニューウェイヴポップへと進化を遂げたコーギス。ジャケのテイストも含め、前作「Dumb Waitress」の世界観を引き継いだポップサウンド。「Can’t We Be Friends Now」みたいな曲がやっぱり最高です。彼らのテイストは今こそまた理解されるはず。.
Can’t We Be Friends Now.
Foolishness Of Love.
Domestic Bliss.サードアルバム。80年代ロンドン発信のジャズブームの一端を担ったグループです。日本でもスマッシュヒットした前2作に比べて、このサードはすこし世間の注目が落ちたというか、ニュージャックスイングが登場する前、流行の変わり目にあたってしまった印象。今聴くといい曲多い1枚なんです。マーヴィン・ゲイのカヴァー1曲あり。.
Strut.
Ain’t That Peculiar.
Knockin’ On Your Door.キッド・クレオールことオーガスト・ダーネルとその舎弟ジッチー・ダンが80年代に産み落としたサヴァンンナ・バンド系ノスタルジック・ディスコポップの最高傑作。サヴァンナ・バンドとスイングアウト・シスターの間をつないだと言いたくなる名曲A-1「Night In New York」で一晩中踊れます。艶っぽくてヤクザなナンバー満載。キュートな女性シンガー、ステファニー・フラーは、コリー・デイやラー・バンドを思わせますね。.
A Night In New York.
Other Guys.
I Got You.デンマーク出身のエレクトロニック・ダンス・ユニット。ヨーロッパ各国でナンバーワンを獲得した彼らの代表曲です。浜辺で太陽に照らされてなにもしたくなくなるこの感じ。最高。アメリカではSireからのリリースで、トムトム・クラブあたりとイメージが重なりますね。.
Sunshine Reggae.
White Horse.1980年代後半、キャラクターもしっかり確立され、音楽性は安定しますが、チャート面では彼らはやや下降期に入っていきます。このアルバムも曲は充実しているのに当時は意外なくらい底評価でした。ぜひ再評価お願いします。A面が「In Praise Of Older Women」、B面が「Other Crimes」と、二本立てになっている作品でもありました。B-5「You Can’t Keep A Good Man Down」はジッチー・ダンの人気曲カヴァー。.
Name It.
Dowopsalsaboprock.
You Can’t Keep A Good Man Down.キッド・クレオールのバックコーラス三人娘のソロ。ブリリアントにスイングする80sカリプソファンクな「Did You Have To Love Me Like You Did?」や「オズの魔法使い」の人気曲「If I Only Had A Brain」の気の抜け具合が最高! サヴァンナバンドファミリーによる最後期の傑作と呼びたいですね。愛嬌豊かなセンスに酔いしれることが出来ます。.
Did You Have To Love Me Like You Did?.
If I Only Had A Brain.
Maladie D’Amour.ネオアコ風味のモータウンリスペクトソングとしてヒットした「Just Got Lucky」収録! ロンドン出身の彼らのファーストにして唯一のアルバムです。時代がもう少し早ければ「パブロック」と呼ばれていたかも。ワーキングクラスのマインドを刺激する彼らのブルーアイドソウル、また評価されるときが来てほしいです。.
Just Got Lucky.
Boxerbeat.
Curious George.おれら、愉快なシュヴァリエ・ブラザーズ登場! 80'sUKジャイヴシーンの雄、シュヴァリエ・ブラザースのファーストアルバム。スモールクラブで録音されたワイルドでヒップで踊りまくれる大傑作! グループ名の由来でもあるギタリスト、モーリス・シュヴァリエはこれ1枚で脱退してしまうんですけど、彼らはその後もこの名前でゴキゲンに活動を続けます。さー、朝まで踊ろ! UKオリジナルです。.
Five Guys Named Moe.
Fat Sam From Birmingham.
The Join Is Jumping.それまでイギリスでのヒットはあったものの本国アメリカで成功できていなかった彼ら。このアルバムでアメリカでも(日本でもCMで)ブレイクしました。バブリーな香りもあるゴージャス・ポップの連発ですが、サヴァンナ・バンドの中核だった実兄ストーニー・ブラウダー・ジュニアが曲作りに参加。すごくいい曲を提供してます。コリー・デイ、ダリル・ホールも顔だしてます。ジミー・ソウル「If You Wanna Be Happy」カヴァーも最高!.
The Seven Year Itch.
It's A Wonderful Life .
If You Wanna Be Happy.80年代後半世代の英米ギターポップバンドによるキンクスのトリビュート集。この手のカヴァー集としては比較的早い試みで、70年代にはパンクスたちに再評価されたキンクスの名曲をさらに深く広い視点で再発見しています。レイ・デイヴィスのひねたまなざしへのシンパシーを感じるマニアックな選曲。有名なバンドはフレッシュトーンズやモック・タートルズくらいですが、愛はしっかり伝わります。.
Too Much On My Mind.
Big Sky.
She’s Got Everything.1981年に2枚だけシングルをリリースしてシーンから姿を消したバンドです。ニューウェイヴ/ネオロカが絶妙に融合していて、バンド名にはファンカラティーナへの導火線もあって。すごくいいグループだったと思うので不発が残念!.
Torpedoes.
Rio.元デフ・スクール。のちにプロデューサーとして大成する彼が、自身のリーダーバンド、クライヴ・ランジャー&ザ・ボクシーズでリリースした唯一のアルバムです。キンクスやエルヴィス・コステロのバックを務めたアトラクションズを彷彿とさせるシャープかつひねりの効いたポップサウンドで、この時代のUKニューウェイヴらしいスカ/ダブ感覚もちらほら。.
Ain’t Gonna Kiss Ya.
Hope And Glory.
Splash(A Tear Goes Rolling Down).80年代イギリスが生んだヒップな貴公子、トット・テイラー。ネオアコと言い切るには構築的な音楽で、だけどマニアックというにはしゃれすぎていて。80年代のPARCO/WAVEカルチャーの文脈で日本に広く紹介された彼の音楽は今こうして聴いてみても日本人の耳に(当時も今も)ぴったりだなと感じます。1曲目「Australia」から一気に引き込まれますね! モダンなのにオールドなミュージカル映画風のテイストも味わい深いです。.
Australia.
I Was Frank.
The Ballad Of Jacky And Ivy.マンハッタンのイーストヴィレッジにあった伝説のライヴハウス「CBGB's」。ラモーンズ、テレヴィジョン、パティ・スミス、トーキング・ヘッズ、ブロンディなど次世代のスターを続々と送り出したハコの次なる才能を紹介すべく編まれたライヴ・コンピレーション2枚組です。ガレージライクなロックンロール、ニューウェイヴ/ポストパンクの片鱗など、当時のシーンの実相を伝えるリアルタイム・ドキュメンタリー的な作品でした。.
All For The Love Of Rock’n Roll.
Operetico.
Cadillac Moon.ディスコ、スカ、ジャングル、トロピカル、ラテン、ギャング、ロマンス…、ZEのエッセンスとなるすべてがここに。サヴァンナ・バンド。時代に培った粋なセンスを、トロピカルなアーバンサウンドで見事に変換したオーガスト・ダーネル&アンディ・ヘルナンデスのプロジェクト。おっと、ここでの名前はキッド・クレオールとコーティ・ムンディでしたね。まだまだ危険な匂いが濃いめのセカンドです。.
Going Places.
I Am.
Dear Addy.イギリスの新世代ロカビリアン。若くてさわやかなプレスリーみたい。本国での大ヒット曲「You Drive Me Crazy」は最近日本でもCMで使われてましたね。現代版プレスリーみたいな感じ(歌声はだいぶ線が細いですが)で、プレスリーに歌わせてみたかったカヴァーとか、いいんですよね。アーマ・トーマスの「It’s Raining」とか、NRBQの「Don’t She Look Good」とかね。.
You Drive Me Crazy.
It’s Raining.
Don’t She Look Good.スイングアウトシスターのきらびやかさとシュヴァリエ・ブラザースのスイング感を合わせたよう。ベースとドラムは黒人、白人女性ヴォーカル、カーメル・マッコートのトリオとして1984年にアルバム「Drum Is Everything」でデビュー。本作でもそのフォーマットは崩さす、ファンキーなネオ・ジャイヴやラウンジーなジャズR&Bを展開しています。声のソウルフルさといい、エイミー・ワインハウスがやっていたことを80年代に先駆けていたとも思えたり。かっこいい!.
A Hey Hey.
Every Little Bit.
Jazz Robin.レイチェル・スウィートやリーナ・ラヴィッチはアメリカ出身なんですが、彼女たちのセンスを受け入れてデビューさせたのはイギリスのStiffだったという逆輸入ケースでした。エレポップ度合いが増した通算4作目。インストのニューウェイヴ・スカ「Cats Away」みたいな曲や「Savages」みたいな曲は今こそ評価されるのでは。.
New Toy.
Cats Away.
Savages.